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剣道の団体戦!各ポジションには重要な役割があった!!

年に1回、うちの少年団が参加する県内で一番大きな剣道大会がありますが、毎年毎年困るのが団体戦(五人戦)のオーダーですよね。

団体戦のオーダーどうしょう?もうすぐ締め切りなんやけど・・・

H先生
先鋒が帆乃香、大将が了。
後は誰でも一緒でしょう。

やっぱりそういう選択になるよねぇ。

H先生
逆に捨て大将にするっていう考えもありますけど・・・

捨て大将って、失礼な!!

最近の試合で一番勝っている帆乃香を先鋒に、そしてキャプテンで責任感のある了を大将にという考えです。

最終的に優勝するようなチームは5人全員が凄く強いという感じですが、そうでない場合はどうやって団体戦の役割りを決めれば良いのでしょうか。

正面に礼

色々な考え方があるようですが、一般的な考え方などを調べてみました。剣道の団体戦のオーダーで迷ったら、それぞれの役割をしっかり考えて配置しましょう!

では、具体的にどういう考えが多いのか見ていきましょう。
 

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剣道における五人制の団体戦オーダー

団体戦の映像と言えば、オススメはこちら。何と、薙刀と剣道の団体戦です。一度薙刀の方と稽古をしてみたいですね。面白いので是非どうぞ。
 

 
薙刀って強いですね。1級、2級でこの実力ですよ。凄いです。

しかし、上の動画を見ても、何となく団体戦でのそれぞれの役割りっていうのがあるように思えますよね。五人戦の団体戦は、先鋒・次鋒・中堅・副将・大将のそれぞれが試合をして、5試合の勝者数、得本数で勝敗を決めるというものです。

国体なんかの一般の大会を見てみると、年齢順や段位順の制限があることを考えると、やはり先鋒は元気があってチームのムードメーカー、大将は絶対的な信頼をおける選手という感じでしょうか。

kendo22 

団体戦は全員が勝たなくても良いのです。極端な話、先鋒から副将までが全員引き分け、そして大将が一本取って勝てば、チームの勝ちも確定するということですね。

つまり、勝てない相手に無理に勝ちに行こうとしなくても、5人それぞれの役割を果たすことができれば、チームは勝利することができるということになります。

ですから、

えっ!?
あのチームが格上のチームに勝ったの?

ということもよくありますよね。

正に団体戦の妙というやつです。だから団体戦は面白いのです。

そして、団体戦には各チーム毎に色々な戦略があります。その戦略を考える上でも、まずは最もオーソドックスな役割について考えてみたいと思います。
 

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団体戦におけるそれぞれの役割りは?

剣道の団体戦における最もオーソドックスな役割の考え方は下の通りです。

  • 先鋒
  • チームのムードメーカー的存在。元気が合って、チームに良い流れを作る役割り。動きの速い選手を起用することが多く、チームによっては最も勝負強い選手を選ぶところもあります。
    先手必勝です。もし負けても、良い雰囲気で次に繋ぐことができる選手。

  • 次鋒
  • 一般的に最も弱い選手が起用されることが多いポジションですが、元気のある選手で、先鋒からの良い流れをそのまま繋げることを求められる。
    将来を期待される新人を起用することも多い。

  • 中堅
  • 最も早い展開の場合、中堅戦で勝負が決まるので非常に重要な役割りを担うポジションです。先鋒・次鋒が負けてきたら、流れを変える。先鋒・次鋒が勝って来たら、中堅で勝負を決めることのできる選手。
    チームによっては最も強い選手を起用する場合もあります。

  • 副将
  • 全体の流れを冷静に考えられ、自分がどうすべきかを冷静に考え行動できる選手。後ろに控えている大将に繋げる精神力を持っていることが望ましい。

  • 大将
  • チームの誰からも信頼されている選手。どんな状況でもプレッシャーに耐え、勝てる選手。大将が負けたのなら仕方がないと思えるような選手でなければならない。

 
つまり、一般的なオーダーを考えてみると、先鋒・中堅・大将に強い選手を配置するということになります。それぞれの役割を考慮し、更には対戦相手との相性なども踏まえて最高のオーダーで団体戦を戦いたいとは思いますが・・・
 
では、それ以外の考え方について見ていきましょう。
 

団体戦の役割りは度外視する奇策

逆の考え方で、対戦相手の予想ができる場合は、それぞれの対戦相手との相性を考慮してオーダーを決めるという方法もあります。この場合は団体戦における一般的な役割りというものは度外視するという考えですね。

まず、オーソドックスなオーダーでは大将に絶対的信頼のある選手を置きますが、どうしても大将戦で勝つことができないと思われる場合は、大将戦を捨て、確実にポイントを取れそうなポジションに配置します。

それは、次鋒であったり副将であったりというところかもしれません。しかし、これは私個人的な見解なのですが、作戦としては有効かもしれませんが、チームの格が下がるような気がします。
団体戦
例えば、大相撲で言えば横綱が勝ちに拘るあまり、つまらない小技を使って勝利をするような、そんなイメージを持ってしまいます。やはり横綱は横綱らしくあるべきではないでしょうか。

つまり、団体戦においてはオーソドックスなオーダーこそ、それぞれの役割を果たせる良い作戦なのだと思います。
 

まとめ

今日は剣道の団体戦における各ポジションの役割りについて考えてみましたがいかがでしたか?極論を言えば、5人が強ければ何の問題もないということになりますが、各人の特性や性格を考慮して配置するのが良いでしょう。

例えば、うちの娘は6年生になった今年は何度か団体戦に出場しています。先日開催されたとある錬成会では大将を任されたのですが、イマイチな成績でした。

本人としては、

先鋒の方がのびのびできていいなぁ。

ということでした。大将のプレッシャーに勝てるくらいの強い気力で試合に臨んでほしいと思いましたが、やはりそこは性格的な問題もあるようでした。

いつかは立派な大将に成長して欲しいですね。

団体戦の役割りと言えば、今年開催されました世界剣道選手権大会の男子団体戦の大将戦が印象的でした。日本の大将は勿論、内村選手です。

思わず何度も見てしまうこの映像・・・

「日本の大将を任せられるのは内村選手しかいない!」そう、誰もが思っていたことでしょう。

そして、彼は見事に自分の役割りを果たし、仕事をやり抜きました。恐らく我々には計り知れない程の凄いプレッシャーだったと思います。

そして、試合を観戦していた人の中には、

観客
いつもの内村選手と全然違うなぁ。もっと攻めろよ!!

なんて言う人が居るかもしれません。でも、団体戦の役割りっていうのはそういうものなのです。ほんのちょっとの失敗が命取りになるのです。ですから、勝っている試合で無理に攻め込む必要はありません。

もっと横綱らしい剣道を・・・と思う気持ちもわかりますが、あの場面は内村選手もよく耐え抜いたと思います。

団体戦の役割りを果たすって、本当に難しいですね。

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 - 試合関係

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