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剣道小説おすすめはやっぱり武士道シックスティーン!!


武士道シックスティーン
武士道シックスティーン

稽古仲間のOさん
剣道関係のオススメの本とかってあります?

そうですね・・・
昔なら「六三四の剣」って言いましたが、今ならやっぱり「武士道シックスティーン」でしょう!!

読書
あなたは友達に薦めたい剣道関係の本ってありますか?
 
私は、漫画ならやっぱり「六三四の剣」が一番面白かったです。ところどころツッコミ所はありますが、やはりストーリーはしっかりしてますよね。

その他には「疾風怒濤」も面白かったのですが、中途半端に話が終わってしまった感があって・・・やっぱり剣道漫画って連載を続けるのも難しいのでしょうか?

「バンブーブレード」も人気があるようですが、私はYouTubeでアニメを数回見ただけなのでイマイチわかりません。

そして、小説部門で言うと、これしかありません。

  • 武士道シックスティーン
  • 武士道セブンティーン
  • 武士道エイティーン
  • 武士道ジェネレーション

のシリーズですね。
特にオススメは武士道シックスティーンです。小説の後にコミック化もされましたし、映画化もされましたね。

というわけで、今日は
 
大好きな小説「武士道シックスティーン」について語ってみよう!
 
というテーマでお送りしたいと思います。実は、『武士道ジェネレーション』に関してはまだ半分くらいしか読んでいないのですが、これを機に最後まで読んでみたいと思います。
 

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この小説は剣道バイブルだ!!

「武士道シックスティーン」の主人公は高校に入学してきた対照的な二人の女の子。

剣道一筋の磯山香織とお気楽武士道な西荻早苗が織りなす青春剣道ストーリー!!この二人が剣道を通じてどのように成長していくかというところがこの小説の見どころです。

剣道青春ストーリーと言いましたが、単なる青春ストーリーではありません。人生を考えさせられる、剣道とは何かを考えさせられる物語です。

正に、この小説は私のバイブルですね。
 

「武士道シックスティーン」あらすじ

3歳から剣道を始めた磯山香織は全中で準優勝をしている剣道エリート。その香織が中学3年生の時の横浜市民秋季剣道大会で無名選手に負けてしまいます。その無名選手の名前は甲本早苗。

そして、その無名選手に負けたことが忘れられない香織は剣道の名門・東松学園に入学します。そう、宿敵甲本早苗は東松学園の生徒だったので、恐らく系列校の東松学園高校女子部に入学すると考え、自分も東松学園に入学することを決めたのでした。

しかし、甲本早苗という人物はいません。それもそのはず。実は甲本早苗は両親が離婚したことで、「西荻早苗」になっていたのです。甲本早苗と西荻早苗が同一人物だと気付くまでにはしばらく時間が掛かりました。

ようやく見つけた因縁の敵である西荻早苗でしたが、その姿に香織は失望してしまいます。剣道においては勝つことしか考えていなかった香織とは全く正反対、早苗は勝負に対して否定的、剣道は楽しむというお気楽少女だったのです。

そして、正反対の二人はお互いに認め始め、お互いが自分の知らなかった世界を知ることになるのです。全く接点のなかった二人が剣道を通して出会い、ぶつかりそして成長していく感動の青春ストーリー!!

「斬るか斬られるか、それが剣の道であり兵法の本質」と思っている香織と「勝ち負けには拘りたくない、人よりも長く構えていたい」と思っている早苗。正に剛と柔。

勝ちにこだわり続けた香織が、勝ちに拘らない早苗に出会ったことで葛藤し、勝利の意味を見出せなくなります。しかし、その葛藤の末に勝つことの先にあるものに気が付くことになります。

剣道を知らない人でも十分に楽しめる物語。そして、青臭い青春ものは苦手だと思っている人でも楽しめてしまうのがこの物語の凄い所。

この本を読むと、剣道の本質を女子高生に教えられた気分になります。

是非読んでください!!
 

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映画版は小説とは別物!?

「武士道シックスティーン」は小説が人気となり、映画化されました。私は映画館に足を運んでも良いくらいの勢いだったのですが・・・

近くの劇場では公開されなかったので、映画館では観ることができず、しばらく経ってからDVD鑑賞しました。


原作 : 誉田 哲也
磯山香織役 : 成海璃子
西荻早苗役 : 北乃きい

主人公の二人が美人なので見入ってしまいますが・・・小説を読んだ後での映画はやはりちょっと物足りない感じがします。

人気の小説が映画化されるというときにはいつも感じることなのですが、やはり2時間程度で全てを表現するのは難しいと思います。

それから、残念なのが、やはり剣道シーンですね。剣道素人の二人が主人公というところまでは良いのですが、全てをその二人が演技する必要もないと思うんですよね。

はっきり言って、剣道シーンは見られたものではありません!!

しかしながら、成海璃子さんの迫力はかなりのものでした。自宅のテレビで見てもかなりの迫力だったので、映画館なら凄かったに違いありません。
 
あの気迫、うちの少年団の子達は見習って欲しいものです。
 
つまり、映画の見所は成海璃子の気迫!!これに尽きます。その他のことに関して言えば、小説を読んで自分で想像力を働かせた方が良いでしょう。
剣道のシーンは特に。

本

個人的には、小説と映画は別物と考えた方が良いかなって思いました。
 

まとめ

 
武士道シックスティーンは単なる女子高生の青春ストーリーだと思ったら大間違いです。青春の苦悩、挫折を通じて一人の少女が成長していく姿は人生そのもの。純粋に剣道を知らない人でも楽しめるお話です。

読書

小説を読むのが苦手な方はコミックを読んでみると良いでしょう。私は読んだことがないのですが・・・

映画のDVDを観るとすれば、小説を読むより先に観るのがおすすめかもしれません。小説を読んでからDVDを観ると、ちょっとイメージと違ってしまうということもありますし。DVDが先なら小説は楽しめるかな・・・と。

剣道の勝負を生きるか死ぬかの世界で考える香織、なんとなく剣道を始めた早苗、私はどちらも好きです。どちらかと言えば、私は早苗寄りの人間かなって思いますが、早苗も香織と出会うことで考え、成長していきます。

私も成長しなければ・・・

実は、誉田哲也さんの他の小説は読んだことがないのですが、実は死者が誰も出ない初めての小説なんだそうです。初めて読んだ誉田哲也さんの小説がこれで良かったのかもしれません。

とっても読みやすく、一気に読めてしまうかもしれません。一気に小説の中の世界に引き込まれてください。
 
「武士道シックスティーン」は剣道小説で間違いなく一番のオススメです。
 
武士道シリーズの中ではシックスティーンが一番面白かったと思いますが、シックスティーンを読み終えると、セブンティーン、エイティーンと読みたくなりますよ。そして、読み進めていくと、意外な繋がりに納得してしまいます。

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剣道中毒

コメント

  1. D. M. より:

    個人的には海堂尊『ひかりの剣』が好きです。切り落としが無性に打ちたくなる作品ですよ。

    • 野川 より:

      『ひかりの剣』は表紙だけ見たことがありましたが、内容までは知りませんでした。
      機会があれば読んでみたいです。
      情報ありがとうございました。

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