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剣道で二刀流との戦い方はどうするの?攻め方がわかりません!

現代剣道においては二刀流ってやっぱり特殊です。まだまだ二刀流の剣道愛好家は少ないですし、高校生以下は試合で使用できないということから、なかなか普及もしないようですね。

私自身も過去に二刀流の方と稽古をしたのは数える程しかなかったので、実際に稽古をする時には戦い方が全くわからず困ってしまった記憶があります。

少し前から私自身が二刀流をするようになったことで、相手の方から二刀流との闘い方について色々質問をされるようになりました。

H子さん
えっ?どうしたらいいんですか?

基本的に攻め方は上段相手と同じような感じで。

H子さん
上段の相手もしたことがないんですけど・・・

そんな会話を何人かの方と交わしました。しかし、そんな方に限って、稽古をしてみると素晴らしい戦い方をされたりしてタジタジだったりするのですが・・・

というわけで、今日は
 
剣道で二刀流相手の戦い方ってどうするの?
 
というテーマを取り上げてみましょう。今はまだ二刀流の選手と稽古をしたことがないという方も、いきなり昇段審査で対戦するということもあるかもしれません。そんな時に

何もできなかった・・・

ということが無いように、多少の知識は入れておいた方が良いでしょう。

但し、これは私がされてイヤだったということをベースに書きますので、実際に二刀流と対戦した時に全然通用しなかったと言う苦情は一切受け付けません。(笑)
 

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二刀流との戦い方!2つのポイントを意識せよ!

まずは二刀流の試合の映像を見て、二刀流がどのようなものなのかイメージしてみましょう。

動画の試合者は石村あ子(現在は藤井あ子)先生。そして、撮影・編集は二刀流と言えば、この人!團野先生です。
 
では、早速二刀流との戦い方について考えてみましょう。動画を見て気付いた点などあると思いますが、私が考える二刀流との戦い方のポイントは次の2点です。

  1. 構え方と間合い
  2. 攻め方

 
では、順に見ていきましょう。
 

二刀流に対しては平正眼の構えが無難

二刀流の攻撃パターンとして最もオーソドックスなのが、小刀で竹刀を払うまたは押さえることで隙を作ってから打突するというものです。この時、二刀流は竹刀が短いので間合いが近くなることも覚えておきましょう。
 
剣道を始めたとき、『剣道の基本は中段の構えで剣先は相手の喉元』と習ったことでしょう。しかし、この構えは二刀流との戦い方としては不適切です。これでは二刀流の思う壺となってしまいます。

上記のように、二刀流の攻撃パターンとしては相手の竹刀を小刀で払ったり押さえたりするので、真っ直ぐ中段に構えている場合は非常に払い易い状態となってしまいます。

そして、間合いについても二刀流の小刀を一刀同士の間合いと勘違いするとかなり近い間合いとなってしまいます。これは明らかに二刀流に有利な間合いとなり、非常に危険。

つまり、二刀流との戦い方としては

  • 容易に間合いを測らせない
  • 自分の竹刀を二刀流の小刀と合わせない

 
というのがポイントとなります。

構えとしては、平正眼の構えが最も良いでしょう。上段や下段に構えるという方法もありますが、慣れていない場合は打突に繋げることが難しいので、平正眼が良いでしょう。

平正眼というのは日本剣道形の中に出てきますが、上段に対する中段の構えですね。剣先を少し開いて相手の左拳に付けるというものです。

対二刀流の場合は、剣先を自分から見て少し右上に向けます。そうすることで二刀側としては間合いを容易に測れなくなりますし、相手の竹刀を小刀で払ったり押さえたりということが難しくなります。
 
では、平正眼の構えからどのように攻めれば二刀流を攻め崩せるのでしょうか?
 

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二刀流との戦い方は小手と突きを攻めるべし!

二刀流を攻める時、二刀の間合いに入られてしまうと前述したように剣先を押さえられたり、払われたりするので相手の打突に対して「打たれる」か「避けるか」の二択になってしまいます。これでは攻撃に転じることはできません。

強いて言うなら、相手の技の尽きたところを打つくらいでしょう。しかし、上級者になってくると、技の尽きたところもなかなか打たせて貰えません。二刀流との戦い方としては、後手に回ると不利なのです。

ですから、先手必勝!
自分から攻めて相手を崩すというのが最善策であると考えます。

では、どのように攻め崩せば良いのでしょうか?色々な攻め方があると思いますが、最も簡単なのが、こちらの2つのパターンです。

二刀流に対する攻めパターン
  • 大刀側の小手を攻めて大刀を下げさせる
  • 突きを攻めて小刀の動きを誘う

 
もう少し詳しく見ていきましょう。
 

大刀側の小手を攻めると面に隙ができる!

相手が二刀流の場合、左右どちらの小手も打突部位として有効ですが、狙い易いのは大刀側の小手です。そして、大刀側の小手を攻めることで、二刀としてはなかなか有効打突を奪うことができなくなります。先程紹介した動画でも、対二刀には大刀側の小手を執拗に狙っていたと思います。つまり、大刀側の小手こそが狙うべきポイントということになります。

二刀流が大刀側の小手を避ける場合は、腕全体を下に下げて竹刀の鍔元付近で相手の打突を受ける場合が多く、そうなると面(右二刀の場合は左面・左二刀の場合は右面)に隙ができます。

そのタイミングを見計らって、すかさず手首を返して面を打ちましょう。

また、大刀側の小手打ちに対して小刀を使って避けようとする相手には小刀側の小手を打つようにすれば良いでしょう。
 
では、次に突きを攻めるという方法について見ていきましょう。
 

突きを攻めれば小刀が動く!

二刀流は突きを攻められると、突きを払って面を打とうとします。私は突きを打たれてしまうので、突きを攻めてそのまま突きを打つだけでイチコロですが、他の方は違います。つまり、突きを攻めることで小刀も大刀も動くことになるのです。

小刀と大刀が動くということは、隙ができるということですよね。今まで邪魔だった小刀がないので、その瞬間に打突すればOKです。小刀に抑えられないように注意して打突しましょう。
 

まとめ

今日は剣道における二刀流との戦い方について考えてみました。
二刀流のルールについては、以前記事にしましたので、こちらを参考にしてください。

 
実際に私が下手ながらも二刀流を経験してみて、色々な方と稽古をする中で感じたことを元に書かせて頂きました。ですから、他の二刀流の選手に通用するか否かはわかりませんが、もしあなたが二刀流の選手と試合や審査で対戦することになったときの一つの攻め口として頭の片隅に置いておくと良いのではないかと思います。

では、もう一度記事を振り返ってみましょう。

二刀流との戦い方のポイントは以下の2点です。

  • 容易に間合いを測らせない
  • 自分の竹刀を二刀流の小刀と合わせない

 
そして、最もオーソドックスな攻め方は以下の2種類。

  • 大刀側の小手を攻めて大刀を下げさせる
  • 突きを攻めて小刀の動きを誘う

 
但し、私は現在左二刀しかやっていないので、右二刀の場合は少し違った攻め方が必要かもしれません。基本的な部分というのは変わらないと思いますが、対右二刀は非常にやり難いという印象を持っていますので、今後も引き続き研究したいと思います。

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 - 二刀流

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