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剣道中のかかとの痛み!それは基本を見直すチャンス!


かかとの痛み
かかとの痛み

あっ!?
かかとサポーター忘れてきた!

かかとサポーターなんか無くても大丈夫やろ?

無理無理!!
かかとサポーター無いと稽古できひん。

かかとの痛みが治らんのか?

剣道をしている人はかかとを痛めるケースが多いですよね。私も若い頃はしょっちゅうかかとを痛めていたのですが、最近は大丈夫です。

世界剣道選手権なんか見ていても、韓国の選手なんかはかかとサポーターをしている選手が多くて驚きましたが、中高生でもかかとサポーターが手放せないという子が多いようですね。

私も冬場はなるべくかかとサポーターを使用するようにしています。防寒対策でも、かかとの痛みがあるわけでもなく、単にかかとのひび割れ対策(保湿)の為ですが。(笑)

しかし、どうしてこんなにも剣道愛好家にはかかと痛める人が多いのでしょうか?そして、何か良い解決策はあるのでしょうか?

というわけで、今日は
 
剣道愛好家を悩ませるかかとの痛みについて徹底的に考えてみよう!
 
というテーマを取り上げてみましょう。ずっとかかとが痛くて稽古ができないあなた!かかとの痛みの原因を知れば、これからは稽古をしても痛くないかもしれませんよ。
 

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かかとの痛みの原因は2つ!

剣道をしている時のかかとの痛みの原因は下記の2通りではないかと思います。

かかとの痛みの原因
  • 踏み込み方法が間違っている
  • 袴の裾をかかとで踏む

 
チェックアイコンs

それでは、それぞれの原因についてもう少し詳しく見ていきたいと思います。
 

正しい踏み込み!これならかかとの痛み無し!

踏み込み動作を行うと、足の裏に約1トンの力が加わるということを聞いたことがありませんか?1トンって凄いですよね。瞬間的に凄い力が加わるということです。

そんな力がかかと1点に集中したら、いくらかかとが硬いと言っても壊れますよね。実は、踏み込み動作でかかと1点に力が加わるというのは間違った踏み込み動作なのです。

では、正しい踏み込み動作というのはどういうものでしょうか?YouTubeに解り易い動画がありましたので紹介したいと思います。特に50秒以降のスローモーションは解り易いと思います。私の足がこうなっているかと言われると、ちょっと自信がないですが・・・


 
つまり、踏み込みというのはかかとで踏み込まないということですね。動画では「土踏まずより前の方で」と説明がありましたが、足の裏全体で床を踏むイメージが良いでしょう。

そうすることで、踏み込み動作が原因でのかかとの痛みというのは無くなるでしょう。

しかし、この踏み込みが意外と難しいのです。それは、左足を蹴る時の右足の出し方にも問題がある場合があるからです。うちの娘はこの踏み込み方が癖になっていてなかなか治りません。

つまり、踏み込み時の右足の裏が床と平行に移動するのが理想的です。しかし、どうしても前に跳びたいという意識が強すぎて右足(右膝)が上の方に上がってしまいます。

裸足

酷い場合は、前から足の裏が見えるようなイメージですね。膝が斜め上に上がると、あたかも前に跳んだような錯覚に陥るのですが、実は最終的には少し戻るような形になります。つまり、戻り足と呼ばれるものですね。

これは自分一人ではなかなか確認ができないのですが、ビデオ撮影をするとすぐにわかりますので、是非一度確認してみてください。

正しい踏み込みのポイントは下の2点です。

踏み込みのポイント
  • 膝を高く上げない
  • 着地時は膝の真下を踏みつける

 
つまり、着地時には膝から下の部分が床に垂直になるのが良いでしょう。是非イメージしてやってみてください。
 
さて、次にもう一つのかかとの痛みの原因である【袴の裾をかかとで踏む】ということについて考えてみたいと思います。
 

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袴の着装を見直そう!

袴の裾をかかとで踏むということがたまにありますよね。私だけかと思っていたのですが、意外と多くの方が経験しておられて驚きました。

普通に考えたら袴の裾なんて踏まないですよね。踏むというよりは爪先で引っ掛かるというイメージの方が強くないですか?仮に踏んだとしても、爪先側ですよね。

踏み込みの時にかかとで袴の裾を踏むなんて・・・

って謎だったのですが、原因は恐らく袴の着装方法に問題があるのではないかと考えます。正しい袴の着装方法をご存知ですか?

袴の着装は

  • 前下がり
  • 後ろ上がり

 
が基本ですが、綺麗に袴を履くのは非常に難しいですよね。私が普段稽古で使用している袴は少し長い(足が短い?)ので、どうしても爪先が引っ掛からないように少しでも上の方で履いてしまいがち。しかも、前が上がっていることが多いのです。

そして、稽古している内に少しずつ袴がずってきたりしますよね。そうすると、稀にかかとで袴を踏んでしまうという事件が勃発してしまうことになります。

経験された方は解ると思いますが、踏んだ瞬間かなり痛いので注意してください。しかも、この痛みはかなり長引きます。私の場合、1ヶ月近く治らなかった記憶があります。勿論、数日後にはかかとサポーターを使用すれば稽古はできましたが。
 

まとめ

剣道中のかかとの痛みについて二つの原因について書きましたが、どうでしたか?思い当たるところがありましたか?

それでは、もう一度振り返ってみましょう。かかとの痛みを訴える剣道愛好家は非常に多いと思います。そんなかかとの痛みの代表的な原因は下の二つです。

かかとの痛みの原因
  • 踏み込み方法が間違っている
  • 袴の裾をかかとで踏む

 
踏み込み方が間違っている場合はきちんと踏み込み動作を見直す必要があるでしょう。大きな音でドンというよりもビタンという音の方が音も大きく、打ちも重く感じますね。その為には足の裏全体で踏み込む必要があります。

決して、かかとに全体重を乗せているわけではありませんので注意しましょう。また、踏み込みの前に右足の出し方についても注意が必要です。

飛び込むときに右足を上に上げると、着地時に戻り足になる可能性が高いので、床に平行に出し、膝の真下を踏むようなイメージで着地しましょう。

足の裏イラスト

袴の裾を踏むことがある方は、再度袴の着装を見直してみてください。袴の基本的な履き方は

  • 前下がり
  • 後ろ上がり

 
です。袴の後ろ側が下がると踏み込み時に袴の裾を踏む可能性が高くなります。昇段審査などでも、袴の履き方が綺麗な人はやはり立ち姿も綺麗に見えます。

それから、剣道をしているとかかとではなく、足の裏の痛みがある場合もありますが、それは足裏腱鞘炎の可能性があります。足裏腱鞘炎もなかなか完治しないので、気になるようでしたら病院で診察して貰いましょう。

足裏腱鞘炎についてはかかとの痛みとは直接関係が無さそうですので、機会があれあ記事にしてみたいと思います。
 
一度かかとサポーターを使用しはじめるとなかなか外す勇気が出ないかもしれませんが、かかとサポーターをしている間は踏み込み動作の癖が直らない可能性が高いでしょう。

ですから、かかとの痛みを感じたら基本を見直すチャンス!!
初心に返って正しい基本動作を身に付けましょう。

かかとサポーターについては、こちらの記事も参考にしてください。

剣道の試合でかかとサポーターは使用可能?
偉そうなことを書いていますが、実は私は剣道の踏み込みが苦手です。いわゆる戻り足というやつです。踏み込みがヘタクソなのは自覚症状ありです。でも、うちの娘はもっとヘタクソなんですね。私は基本的には冬場以外はかかとサポーターは使用しないようにして...

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コメント

  1. kenndo より:

    確かにかかとで踏み込まないため水平移動、足の裏全体で床を踏むイメージは大事ですね。この記事を見て自分もいろいろ考えて思ったのですが、構えた際の右足ですが、右足かかとは紙1枚分くらい浮かしたほうが良いと言われています。それによって土踏まずより前に体重がかかり、ばやく動けると教わったきおくがありますが、それだけではないのではないかと。右足裏全体を床につけた場合、(まあ右足裏全体を床につけていてもかかと重心にではなく土踏まずより前に体重を乗せれていれば無理して右のかかとを上げなくてもいい気もしますが)かかとに体重が乗ってる人はすばやく動けないだけでなく、かかとに負担がかかる為長い目でみたらかかとをいためる原因の1つになってしまうのではないか。(かかとを押すと痛みや疲労を感じる人は、足裏の重心がかかとになっています。とあるサイトで見ましたし。)だからすばやく動けるのはもちろん、そうならないためにも右足かかとは紙1枚分くらい浮かしたほう良いと言われているのかなんて思ったしだいです。考えすぎかなあ。

    • 野川 より:

      右足の踵に重心があるという状態を想定していなかったのですが、言われてみればそういう子供を見ることもありますね。しかし、それで踵を痛めるのかどうかというのはわかりませんが、自然でないことだけは確かだと思います。

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