梅雨ですね。梅雨と言えば、学生時代の友達J君が
と言っていたのを思い出します。私にはそういった経験がないのでよくわからないのですが、どうやら「気温」「気圧」「湿度」の関係で痛くなることがあるようです。どのようなからくりなのでしょうか・・・
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からくりと言えば、たまたまニュースサイトを見ていたら、京都新聞にからくり人形の記事が掲載されていました。
からくり人形って、時々ドラマなどで見る程度なのですが凄く不思議ですよね。ちなみに、からくり人形というのはこんなやつです。あなたもテレビで見たことがあるのではないでしょうか?
どうやら、17世紀に海外から時計の技術が入ってきたことで、歯車やカムを使ったからくり人形が作られるようになったそうです。ちょっと凄くないですか?電気もない時代にあんな動きができるなんて。
しかも、全て歯車やカムで計算されつくされているなんて驚きですよね。仕事柄、ギアの計算などをすることもあるのですが、頭が痛くなります。昔から頭の良い人はいたんだな~と感心させられました。
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あのカラクリはどうなってるの?
昨日の記事で、高段者の先生との稽古でどんどん後ろの方に追いやられるという話を書きました。
大反響を頂きまして・・・(うそ)
なんて声もありました。実は、こちらは頭が良く無くても解明することができます。からくり人形のように計算された動きとは言えません。いや、もうルーティンワークのようなものかもしれないので、先生方にとっては計算された動きなのかもしれません。
多くの方が気が付いていることは、とにかく気迫が凄いということですよね。それは言うまでもありません。
先生の気迫に圧されて、知らず知らずの内に下がってしまうということもあるかもしれません。しかし、実際はそういう場面ばかりではありません。構えている時に『攻められたから下がる』というのとは少し違うのです。
実は、いつの間にか下がってしまうという場合にはいくつかパターンがあります。着目すべきは、次の3つのポイント。
- 鍔迫り合いを解消する時
- 自分が打ち抜けた後
- 元立ちの先生が打った後
では、せっかくなのでもう少し詳しく考えてみましょう。
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鍔迫り合いになっても先生方は下がらない!
最も解りやすいのは鍔迫り合いです。鍔迫り合いを解消する時には次の2パターンがありますよね。
- 引き技を打って間合いを切る
- そのまま下がって中段に構える
既にお気付きかと思いますが、高段の先生方は下がるということがありません。そして、掛かって行く側が引いたところを前に出て間合いを詰めて来られます。必ず2、3歩前に出られますね。
あなたはそう思うかもしれません。しかし、裏を返せば絶対に下がらないという気迫の現れなのです。残念ながら私には鍔迫り合いから下がらないということは絶対にできません。小中学生が相手だったとしても下がってしまいます。
自分が打ち抜けた後も先生は振り向かない
私が先生に対して思い切って面を打ったとします。そして、半ば強引に打ち抜け、そして残心・・・
トコトコトコ・・・
元の位置に戻りますよね?そして、構えると同時に先生は2、3歩前に詰められます。何かおかしくないですか?そう、先生は振り向かない。
ちなみに、この点に関しては個人差があり、振り向いて構えて下さる先生も意外と多いように思います。
でも、何故か元の位置に戻らされることも多いですよね?元の位置と言っても、本当は元の位置じゃなくてもとの位置よりも後ろなんですけど。(笑)そして、ただ単に間合いを詰められるだけではありません。実は、この時点で既に先(せん)を取られているのです。
元立ちの先生は打っても抜けない!
元立ちの先生に打たれることも多いですよね。そりゃあもう、これでもかってくらい打たれますよ。でも、先生は打ってもほとんど抜けることが無いような気がしませんか?
これも個人差があるので一概には言えませんが、抜けない先生が多いように思います。そして、鍔迫り合い。先程の状態になるわけですね。
まとめ
からくり人形に関しては、日本書紀(西暦658年)の中に掲載されている『指南車』が最初だと言われています。大化の改新のちょっと後ですね。そして、17世紀に入り、歯車やカムの技術によって驚くべき進化をとげるのです。
日本の技術は本当に凄いと思います。そして、高段の先生方の剣道の技術も本当に凄いですよね。
からくり人形のように操られているのは私の方に違いない・・・
少しでも下がらない技術と気迫を身に着けたいものです。
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