今年の年末年始は休みが少ない。私の休みはどこへ行ってしまったのか😱
こんなに休みが少なくては、年末の大掃除で手を抜かざるを得ない状況だ。顧客第一をモットーにしているのに、顧客(妻)の信頼を失ってしまうではないか。
とりあえず、外回りの掃除は寒いのでサボろう。コレはもう決定事項として押し通すしかない。
いよいよ年末が押し迫ってきた。かつてプレイステーションにサイ(XI[sai])というゲームがあり、妻と延々と遊んでいたことがあった。独身時代の話だ。あのとき、よく妻のサイコロに押し潰された感覚がよみがえってきた。年末と年始の間に挟まれ、今にも悲鳴をあげて押し潰されそうだ。ちなみに、XI[sai]はまだ販売されているらしい。
押し潰されそうになっているところ、昨夜は娘に押し倒され(飛ばされ)てしまった。まさか娘に押し倒される日が来るとは思わなかったので衝撃である。これが老いというやつなのだろうか。
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5回目の稽古納め
剣道愛好家にとって特別な行事は「稽古納め」と「稽古始め」ではないだろうか。「稽古始め」については、何となく1回限りなのだが、なぜか「稽古納め」は複数回経験することになる。これは剣道あるあるに違いないと考えている。
今年の稽古納めは
- いつも参加している水曜日の稽古納め(21日)
- 外部指導員をしている中学の稽古納め(24日)
- 支部稽古会の稽古納め(25日)
- こっそり開催している稽古会の稽古納め(26日)
- 家族の稽古納め(27日)
と、5回もやってしまった。もはや稽古納めの意味すら分からない。昨夜に至っては、市内の体育館が28日から休館日に入ると知り、急遽開催した。開催したと言っても、基本的に家族3人。息子は部活動だったので参加しないかと思い、近くの小学生Sちゃんも誘ってみたところ、喜び勇んで来てくれた・・・に違いない。本当はイヤイヤだったかも。
ということで、結局息子も参加したので4人での稽古となった。15分間の基本稽古をして、4人で回り稽古を3周もしてしまったではないか。熱烈な剣道好き団体の人たちのように間違われてもしかたがないだろう。最後の1回は1本勝負だ。今年の大一番、来年の運勢を占うと言っても過言ではない。
久々に娘と稽古
娘は今年の4月から大阪の大学に入学し、実家を離れることになった。ありがたいことに、剣道を続けてくれている。しかも、体育会剣道部だ。サークルなどのユルユルの集まりではなく、上下関係の厳しい昭和の雰囲気あふれる体育会剣道部なのだ。辛かったら辞めてくれても良いという思いとは裏腹に、何とか続けてくれていることに喜びを感じる。
昨夜はそんな娘との久々の稽古だった。
基本稽古の時から、成長を感じた。この前見た時とは明らかに打突後の勢いが違うのだ。一体彼女に何が起こったのかと思うくらいだ。本人曰く・・・
たくさんお金を使ってるからな
とのことである。実にイミシンな発言だとは思ったが、どうやら主に交通費らしい。遠征が多いというわけではないが、自分でお金を管理するようになり、その費用の多さに驚いているのではないかと考える。生活費の中からやりくりしているようなので、
電車代、高っ❗❗
と思っているに違いない。
そんな娘に、昨日は倒された。物理的に、、、である。
面を打った直後、気が付けば宙を舞っていた。クリスマスはとっくに過ぎているのに、ドリカムのあの名曲が脳裏をよぎる。『ふうわりと宙に浮かぶ気がしてよろめいた♪』などと考えている場合ではない。よろめいたどころか、完全に天を仰いでしまったのだ。しかも、かなりド派手に。
147cmのゆるキャラに倒されるおっさんの図。さぞかし滑稽だったに違いない。ジャイアントキリングというわけではないが、今までならあり得ない光景だった。
小僧、いいパンチ持ってんじゃねーか😱
と、強がりを言う気にもならないくらいの完敗だ。『老いては子に従え』を身をもって実感した劇的な瞬間である。2022年12月27日を記念日として記憶しておこう。
相変わらずの三つ巴
最後は1本勝負をした。2022年、家族内で誰が最も強いのかを決める熱き闘いだ。ちなみに、もう一人参加していた小学生のSちゃんには他の3人が負けた。なぜか、負けた。Sちゃんの完全勝利である。
Sちゃん、優勝おめでとう❗
しかし、そんなことは関係ない。問題は家族間の力関係なのだ。
結果・・・
父 | 娘 | 息子 | |
父(50歳) | ー | 〇 | × |
娘(19歳) | × | ー | 〇 |
息子(16歳) | 〇 | × | ー |
見事な三つ巴状態である。実は、ここ数年、この状態には変化がない。息子も娘もかなりレベルが上がって来ているにもかかわらず、、、だ。今年は『もう、娘にも負けるかもしれない』と思っていたのだが、何とか面目を保てたので良かった。
息子のスピードもかなり速くなってきて、父は成す術がない。しかし、それでも息子は姉に勝てないらしい。姉弟の上下関係はメンタル面に直結するのだろうか。
こうやって家族で稽古できるのも今だけかもしれない。ちょっぴり「幸せ気分」と「老い」とのはざまに押し潰され、サイ(XI[sai])の悲鳴が聞こえてきそうな2022年の年末だった。
みなさん、良いお年をお迎えください。
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