昨日は少年団の稽古。来月に基本判定の試合がある為、いつもと同じ基本稽古も少し違った見方をするようになってきています。内容的にはいつもと同じことをやっているだけなのですが、できている部分・できていない部分を見直す良い機会になっています。
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稽古から帰って来て、
全体的に言えることって言うたんやけど・・・
普段は指導者としてではなく、『ただの剣道好きなおっさん』枠で子供と一緒に稽古しているだけなので特に指導とか注意とかしていないのですが、昨日はコメントを求められたので気になったことを言いました。
内容的には大したことではなく、切り返しについて
- 振りかぶりが小さい
- 手首だけで振ろうとしている
- 肩を使って振るように
ということだけだったのですが、
自分はできているから大丈夫!!
って思ってるみたいなんです。ちゃんと確認してないからわかりませんけど。どうしたものでしょうか・・・
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個別に注意?それとも全体に注意?
基本的に人数が少ないので、個別にそれぞれ注意することも可能なので、名前を挙げて言えば良かったのかもしれません。救命講習で言われるのは、
- 〇〇さん、AEDを持って来てください!
- ▼△さん、救急車を呼んでください!
と、名指しで言ってくださいってことですね。そうしないと、『誰かがしてくれる』って思って結局誰もしないということになるそうです。
それと似ているのでしょうか。全体に注意をすると、『他の人のことを言ってるんだな』ってなるんですかね。
しかし、全員の前で個別に注意すると、その子の自尊心を傷付けてしまうような気がしてできなかったわけです。
ですから、
- 全体に注意すると聞いてくれない
- 個別に注意すると自尊心を傷付ける
というジレンマに陥ってしまったわけです。
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『自分はできていない』と認識すべし
何年か前に、K居先生が小学生の指導をされているのを見ていたら、
と言っておられました。凄く納得したので、今でも良く覚えています。
殆どの人は
と思っていることでしょう。でも、それでは成長が止まってしまいます。私自身は自信が無さ過ぎて駄目な部分もありますが、自信があり過ぎても困りますよね。
特に基本技に関しては正しい動作と正しくない動作というのは解り易いので、もう一度見直すという意味でも、注意されたことを自分のことと考えて取り組むのが良いでしょう。素直な気持ちで接することが剣道上達の近道と言われますが、そういうことなのですね。
ただ、やはりそういう意識で取り組んでいる子ばかりではないというのが現実。ですから、
という現実を突き付けてあげた方がよいのでしょうか?(笑)
やっぱりビデオ撮影ですかね。
切り返しは『できてる』・『できてない』って解り易いですから、自分で見た方が早いかもしれませんね。
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