昨夜は『第1回 楽之剣道大会』を開催。
何それ❓
ほんとは只の部内戦。
稽古始めということもあり、勝手に大会を開催してみた。『知之者不如好之者、好之者不如楽之者』をモットーに、参加者全員が楽しめる内容だ・・・と思う。根拠も自信もないが、楽しんだ人が最強なのだ。
参加者は園児から小学6年生が8名と大人が2人。もちろん、僕も参加した。そして、子供以上に楽しんだ。
もちろん、お母さま方からの
センセー、オトナゲナイデスヨ ❗❗
という声は完全無視だ。あらゆるものを犠牲にしてでも優勝するつもりで臨んだ。臨んだ、、、のだが、結果は第3位という不甲斐なさ。箸にも棒にも掛からぬとはこのことか。
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大会ルール
まずは簡単に大会ルールについて解説しておく。
予選は5人ずつに分けてリーグ戦で1位と2位が決勝トーナメントに進めるというもの。ただし、学年が下の者との対戦は開始時に一本取られた状況とする。つまり、下の学年の選手は一本も取られなければ勝ちということだ。もちろん消極的な試合は許されないが、打たれないように攻めれば下の学年でも優勝は十分に狙える大会となっている。
しかも、大人が子供と対戦するときは80cmの特製竹刀を使うことにした。かなり短い。26の竹刀の長さとほぼ同じだ。もっと言うなら、モナ・リザの縦の長さよりも2~3cm長いくらいの長さとなっている。
イメージできただろうか。しかも、開始時に一本取られている状況。さらに、試合時間は2分と短い。
つまり、短い竹刀で対戦し、小学6年生相手に2分間で1本取って引き分け、2本取って勝ちという圧倒的に不利な状況なのだ。両足を縛られた状態で亀と競走させられたウサギのようなものだろう。足を縛られていなくても負けるのに、足を縛られた状態では戦意喪失間違いなしだ。
しかし、そんなことでへこたれてはいけない。この日のために、優勝カップを購入しておいたのだ。
この優勝カップに、お酒を入れて飲んでみたい。(お酒飲めないけど)
予選リーグ!初戦で2本負け・・・
予選リーグの初戦は優勝候補のA君と対戦。いきなりA君は無理だった。なぜなら・・・
竹刀の長さ感覚が全然わからん
まず、小手が届かない。面など届く気すらしない。そして、いつもの癖で、相手の面を擦り上げようとしたところ・・・
スカッ❗❗
と。擦り上げたつもりが、自分の竹刀はそこに無かったのだ。完全なるミスだった。もちろん、敗北した。後の3試合は何とか2本勝ちしたものの、予選リーグは最終的に2位という結果に。
決勝トーナメント
決勝トーナメントはもう一つのリーグ1位だった6年生男子H君と。
1本取った後、何故かきれいに面を打たれた。打たれる瞬間がまるでスローモーションのように見えたが、避けるという行為をする気にはならなかった。瞬間的に、有効打突にはならないと判断したからだ。予想通り、ソフトタッチな打突だった。一般の試合なら有効打突にはならないだろう。
しかし、その考えが甘かった。きれいに打たれているのだ。打突強度以外は申し分ない一本だった。油断大敵である。いまさらながら、良い勉強になった。そして、この時点で僕の敗北が確定した。3位決定戦では何とか勝てたが、優勝を目指していたので残念でならない。
優勝は最初に対戦したA君。
A君、優勝おめでとう❗
まとめ
今回は初めてのことで色々と不手際はあったものの、子供たちが笑顔で終わったので良かった。めでたしめでたし。途中、泣いてる子もいたけど、僕が泣かせたわけではないことだけは付け加えておこう。
今夜は3位の景品で貰ったお菓子を食べてYouTubeでも見るつもりだ。第2回はいつになるかわからないが、また開催したい。それまでに、もっとメンタル面を鍛えておかねばならない。あと、短い竹刀でも届くような脚力も必要か。
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