色々とやることが多くて記事更新ができませんでした。
やることが多かった=稽古もあまりできなかった
という状況で、先週は水曜日の武徳殿と日曜日の支部稽古会の2回のみ。2回でも以前と比較すると十分稽古できているとは思うのですが、週に4回、5回という状況だったので・・・
沢山稽古できるということは幸せだなぁ~ってつくづく感じました。
先週末は守山ほたる杯が開催されたので、1日目は保護者として、2日目は審判員として参加させて頂きました。
試合に関しては、細かく書きませんが、こちらのサイトを見て頂ければ大体わかるかと思います。
⇒第9回守山ほたる杯に初参加!
今日は参加しての個人的な感想などを書いてみたいと思います。
SPONSORED LINK
勝ち抜き戦は選手も審判も難しい
ほたる杯は5人制の団体戦ですが、勝ち抜き戦なのです。どんな感じなのでしょうか?まずは2009年の動画で雰囲気を味わってみましょう。
勝ち抜きという方式は参加チーム数が多くないと面白くないので、なかなか地方大会では経験することができませんよね。
しかし、なかなか経験できないことだからこそ、選手も審判も難しいと感じました。しかも、試合時間も通常よりも短く、小学生は1分30秒です。反則も厳しく取らなければなりません。
まずは審判員の目線から。
SPONSORED LINK
勝ち抜き戦の審判員の難しさ
ほたる杯の審判で難しいと感じたのは、「反則」という点です。特に、
- 時間の空費
ですね。今回、時間の空費ということで反則を取ることはありませんでしたが、選手が何を考えているのかなんてわかりませんよね。1本取ったから時間稼ぎをしようと考えているのか、自分の有利になるタイミングを静かに狙っているのか・・・
非常に難しいと思います。ですから、「別れ!!」を多用してしまいました。(笑)
そして、勝ち抜き戦ということで、3人くらい勝ち抜いていると、審判員はどうしても勝ち抜いている方を見てしまいがちです。試合運びが上手ということもありますが、この辺りは全日本選手権で当たってないのに一本にしてしまう選手に似たような感じでしょうか。
本来なら公平に見なければならないのはわかります。しかし、相面になったりすると、どうしても勝ち抜いている方を見てしまうことがあるのでしょう。反省です。
審判員は難しいですね。
では、選手はどうでしょうか・・・
抜かれている側の心理
色々なチームを見ていても、やはり先鋒はそのチームのエースを起用している感じでしたね。ちなみに、うちの息子は補欠でしたが今回は中堅で出場させて頂きました。
そして、1回戦で先鋒、次鋒と負けての中堅戦です。うちの息子から見たら、自分のチームの先鋒は絶対の信頼を持っている選手だったのです。その選手が負けてきた・・・
更に、自分の兄貴分のような次鋒の選手までもが負けてきた。自分はどうか・・・
どうしたらいいんやろ・・・
なんて弱気な気持ちになってしまったに違いありません。何とかして勝ちたいとは思っていたでしょう。しかし、深層心理ではかなり弱気になっていたに違いありません。
この辺りのプレッシャーが選手側の難しさではないでしょうか。
そして、前述したように、審判員の目が相手チームの先鋒に向いてしまっている状況。まずはその状況を覆すことから入らなければなりません。
やはり剣道は精神修業が大事だということを感じた大会でした。大会で結果を残している人達は努力に努力を重ね、精神的にも成長を重ねている人達なのでしょう。
シンクロの井村雅代監督の言葉
『結局のところ、世界で戦えるレベルにまで登りつめるには、ほかの人より努力するしかないんです。』
という言葉が胸に刺さります。努力するしかないんです。
努力しているか?
私自身、大きなことは言えませんが、やはり努力もしていないのに勝ちたいと思うのは間違っていると思います。
例えば・・・
と、のんびりしたい気持ちもわかりますが、努力している人達はきっと違うと思います。
聞いたところによると、同じ地域の子でも部活動を終えてから夜は少年団で稽古をしている子が居られます。そういう子はどんどん伸びるでしょうね。
ちなみに、うちの娘の中学は体育祭前は部活動が無いそうです。だからと言って出稽古に行くわけでもありません。体育祭前でもきちんと部活動のある学校、そして部活動を終えてから出稽古に行く子・・・
どんどん差は開いていくのではないかと感じています。それで試合に負けて悔しいって言われても困りますよね。ほたる杯に参加してどう感じたのでしょうか。
SPONSORED LINK