昨日は守山ほたる杯の2日目でした。
今回、新しく中学生女子の部が設けられたので、うちの娘はそちらに参加させて頂きました。女子の部は3人戦。勿論勝ち抜き戦です。いや~~~、勝ち抜き戦って面白いけど難しいです。
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娘のチームは仲良し3人組。娘はそのチームの大将でした。先鋒と中堅の大ボケコンビの相手をするのが大変だとぼやきつつ、学校の部活動とは違うチームで楽しそうだったのですが・・・
結果は初戦敗退。
先鋒が負け、中堅が相手の先鋒と引き分けて交代。相手の中堅と娘の対戦となりました。結果的に引き分けとなり、チームは敗退。どのような内容だったでしょうか。
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相手は明らかに引き分け狙い・・・そこが難しい
相手チームの中堅の選手、実力的には娘より格下のようでした。しかし、条件はかなり悪いです。ほたる杯の中学生の試合時間は決勝を除いて2分となっています。通常の中学生の試合時間は3分が多いと思いますが、それよりも1分も短いのです。
1分短い。しかも、勝たなければチームは敗退。相手は引き分けにすればチームが勝利。かなり厳しいですね。少しの実力差なら、引き分けに持ち込むことは勝つことよりも簡単です。しかも、2分程度なら更に容易。
相手の選手、引き分け狙いのように見えました。殆ど打って来ない。でも、完全に逃げるというわけではありません。この辺りは上手いですね。こういう状況、審判の判断は難しいと思います。
こっちのチームから見たら、「明らかに打つ気が無いだろう」と思っても、それはこちらの勝手な言い分に過ぎません。本人に聞いたら「違う」と言うと思います。
そんな感じで、娘の惜しい打突(私が審判なら旗を上げる)が何本かありましたが、有効とは認められずに引き分けとなりました。
まぁ、打突の冴えが無いのが一番の敗因でしょう。前々から言ってるのにサボっているからですよ。完璧なタイミングで打突部位を捉えているのに旗が上がらないというのは、打突の冴えの問題だけでしょう。そこをもっと意識して欲しいですね。
ところで、引き分け狙いって剣道の試合審判規則では反則行為スレスレですよね。特に今回のほたる杯では厳しい目で見られます。私が初めてこの大会の審判員をさせて頂いた時、最初の試合の時に主審の方がすぐに反則を取られました。
一体、何の反則でしょうか・・・
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闘う意志が無いなら試合に出るなっていう話ですよ
その時は確か昨日の娘の試合の状況とよく似ていて、引き分ければチームは勝ちという状況だったと記憶しています。そして、試合者は鍔迫り合いから打とうとしませんでした。
すかさず主審の先生が試合を中断され、合議を掛けられました。そして、
と、言われ、少し驚きました。そうです、通常の試合なら普通に有り得る、よくある光景だったのです。それがいきなり反則です。
玉竜旗の動画なんかでも良くありますよね。反則の内容まではわかりませんが、鍔迫り合いの反則なのか、時間の空費なのか、その辺りではないでしょうか。
有効打突を奪う意志のない試合は故意の時間空費ということで反則になるのです。
知ってました?だから、あからさまな引き分け狙いっていうのは反則行為なのです。だから、やめましょう。(笑)
綱渡り・・・というか、反則ですので。
戦術として有りという意見もあると思います。確かにその通り。でも、駄目。特に今回のような試合時間が短く、勝ち抜き戦という大会では厳しい傾向です。
注意しましょうね!!
かく言う私は、夜の稽古で息子にまたもや2本負けしてしまいました。引き分け狙いもさせて貰えません。(笑)
ちなみに、禁止行為の記述を見てみると、こう書かれています。
第16条
規則第17条7号の禁止行為は、次の各号などをいう。
- 相手に手をかけまたは抱え込む。
- 相手の竹刀を握るまたは自分の竹刀の刃部を握る。
- 相手の竹刀を抱える。
- 相手の肩に故意に竹刀をかける。
- 倒れたとき、相手の攻撃に対応することなく、うつ伏せなどになる。
- 故意に時間の空費をする。
- 不当なつば(鍔)競り合いおよび打突をする。
参考までに。
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