昨日は中学校の授業参観とPTA主催の講演会が開催されました。特に予定もなかったので、参加してきましたが・・・
皆さん、授業参観はそこそこ参加されているのに、講演会は聴かずに帰られるんですよね。勿体ない話だと思います。昨日来られていらのは、リオのパラリンピックに出場して5位に入賞された近藤寛子さんという女性でした。
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出場されていたのは視覚障がい者マラソン。驚いたのは、視覚障害になるまではスポーツの経験が全くなかったということ。そして、走り始めたのが30代後半だったという点です。更に、リオパラリンピックの最終選考の時点では候補者6名の中で最下位のタイムだったということ。そこから大逆転をして2番目の選手として出場枠を勝ち取ったそうです。びっくり。
しかも、県内にそんな方が居られたことも知りませんでした。私のアンテナがいかれてるのでしょうか・・・
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最後まで諦めずに頑張る!!
講演の中でDVDを見せて頂いたのですが、そのDVDはTBSの特集番組だったようです。他にも色々出演されているみたいですね。
リオパラリンピックのNHKの映像でもちゃんと出てきました。
近藤寛子さんという方、調べてみたら結構有名な方でした。本当にびっくり。
講演のテーマは「最後まで諦めない」というお話でした。リオの最終選考前に旦那さんが亡くなられ、走るのをやめようと思われたそうですが、それでも周りの方々に支えられて努力を続けられたようです。そして、候補選手の中では最下位(6番目)だったのに、出場枠を勝ち取られたということで、最終選考までに相当な努力をされたのでしょう。
年齢は49歳。私よりも少し先輩です。この歳になってきて、本当に競技を続けることの大変さがわかってきました。一番の問題は体力的な部分です。はっきり言って、もう無理でしょう。40歳を過ぎるとなかなか身体が自分の思うようにならないものです。
あっちが痛い、こっちが痛い・・・
皆さんそうですよね?私も手首が痛い、指が痛い、肩が痛い、踵が割れる・・・みたいな。あと、時々アキレス腱も痛かったり、足の裏が痛かったり。もう満身創痍(からだじゅうが傷だらけの意)ですよ。
そんな年齢でトレーニングを続けてフルマラソンを走り切るなんて、本当に凄いです。近藤さんの諦めない心は中学生にも響いたのではないでしょうか。逆に、もっと保護者にも聴いて欲しかったと思います。折角の機会に帰ってしまうなんて・・・
障害を乗り越えるということで、先日とあるニュース記事を読みましたので、紹介したいと思います。
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ハンディを超えて全国大会へ!!
紹介したいのはこちらの毎日新聞の記事です。
辻井さんの記事ですね。私が初めて彼女の試合を見たのは、彼女が中学3年生の初夏でした。都道府県対抗の予選会が市内で開催されたので、コート主任として参加させて頂いたのですが、片手で勝ち続けていく彼女を見て感動を覚えたものです。
試合の後に、顧問のてつ先生と話をしたことを今でも覚えています。
記事の通り、中3の春から3ヶ月、恐らく凄い努力をされたのでしょう。普通に考えると、3か月で何とか片手で竹刀が振れる程度ではないかと思います。中学生だからもう少し成長が早いと考えても、片手で竹刀を振り、試合で勝てるまでになるには相当大変だったのではないでしょうか。
記事によると、剣道は大学生までと決めていると書かれていました。ちょっと残念ですが、きっと剣道で経験した色々なことが生かされることでしょう。
剣道は誰にでもできることを、誰にもできないぐらいやることが大事 - 内村良一 -
本当にその通りだと思います。誰にでもできることですが、誰にもできないぐらいというのはなかなかできないことですよね。ハンディを乗り越えている人達は恐らく、誰にもできないぐらいやっているだけなんだと思います。
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