日本ブログ村のブログランキングに参加しています。ありがたいことに、INポイントとPVポイントの項目では剣道部門の1位を取らせて頂いています。これも偏に、日頃応援していただいているあなたのお陰です。
しかし・・・
実は3日前にはINポイントのランキングが10位以下だったんですよ。
って思って確認してみたら、数日間のINポイントがゼロだったんですね。何が起こっているのかわかりませんでしたが、どうやら調べてみるとブログ村のバナーが変更になっていたようです。
つまり、あなたが折角ポチッと押してくださったバナーが無効票となっていたんですね。本当に申し訳ないです。
そんなことがあり、正しいバナーを設置しようと思ったのですが、ついでだったので自分で作ってみました。それがこちら。
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いくら攻めていると思っていても、間違った攻め方をしていては意味が無いということです。気付くのが遅くなってしまったことを反省しています。
で・・・
上の画像の赤丸のところが20くらいまで落ち込んでからようやく気が付きました。何とか復帰できてよかったです。これからもポチッとお願いします。
いや~~、攻めは的確にしないと駄目ですよね。虚実の攻めですよ。これがなかなかできない!そう言えば、虚実の攻めって言ってもちょっと解り辛いじゃないですか。孫氏の兵法の中に凄く解り易い表現があったので、今日はそれを紹介したいと思います。
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孫子の兵法【虚実篇第六】に虚実の攻めが書かれてあった!
孫氏の兵法の凄いところは、紀元前500年頃に書かれたものなのに、今でも対人関係に役立つビジネス本としても人気があるというところではないでしょうか。私も以前、こちらの書籍を出張先で暇なときに買いました。
孫氏の兵法って、ただ単に戦うということではなく、できれば戦わずして勝つことを説いているものなのです。そして、虚実の攻めについて書かれているのが【虚実篇第六】。このように書かれています。
兵の形は水に象(かたど)る
よくわからないので現代語訳を読んでみると、このように書かれていました。
それ、兵の形は水に象(かたど)る。
水の形は高きを避けて低きに赴く。
兵の形は実を避けて虚を撃つ。
水は地に因りて流れを制し、 兵は敵に因りて勝ちを制す。
故に兵に常勢なく、水に常形なし。
つまり、流れてくる水を手で塞き止めようとしてもどこか流れてしまう部分があるんじゃないかという話だと思います。
止められている部分から水を流すのは不可能ですが、ほんの小さな隙間があればそこから流れ出ることができます。だから、その隙を突いて攻撃せよということですね。
虚実の攻めと言ってもちょっと解り辛いかもしれませんが、水と考えることで非常に解り易くなります。剣道で考えてみると、面を攻めて面を意識させることで小手や胴に隙ができるという話。
面を避けている相手にいくら面を打っても駄目ですよ!ただ、「実を攻めて、虚を打つ」というのは簡単なようで難しい。それは実と虚が瞬時に入れ替わるからではないでしょうか。
『故に兵に常勢なく、水に常形なし。』と書かれているように、決まった形は無いのです。
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剣道における虚実の攻め
剣道において、ずっと面を避け続けているような相手なら、小手や胴を簡単に打つことができるでしょう。しかし、残念ながらそんな人はいません。
つまり、実を攻めて虚を打とうとした瞬間、虚だと思っていたところが実となり打てなくなるのです。カナダの熊先生も『此れが難解』と表現されています。
熊先生によると、剣道において『実を攻めて虚を打つ』ということは『実を攻めて実で打ち取る』ということなんだそうです。更に難解・・・
佐藤成明範士の『剣道 攻めの定石』にも似たようなことが書かれていました。つまり、虚を作り出し、実から虚に変化する瞬間を捉えるということです。更に難解になってしまいましたが、水のように攻め方も変化し続けなければならないということでしょう。
昨日の記事では剣道はシンプルって言いましたが・・・
ってなりますよね。しかし、虚実の攻めができれば本当にシンプルなのかもしれません。
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