昨日の昇段審査の会場にて、
こんなに近くに居られる方だったなんてびっくりです。
なんて美人に声を掛けられ、シャイな僕は照れまくり。顔はきっとにやけていたに違いありません。しかし、そのにやけ顔も一瞬で終了です。
何か怖そうな人がおられたので、とりあえず挨拶をしたところ・・・
と、言われてしまいました。あぁ、怖い怖い。ちなみにアイコンはイメージです。(笑)
しかし、これは適当なことは書けないな・・・と改めて感じた管理人です。
とか書きながら、昨日はかなり眠くて何を書いたのかよくわからず、読み直したらかなり面白味のない記事になってしまってましたね。反省です。
ところで、今日は昨日の昇段審査を振り返って感じたことを書いてみたいと思います。教士七段の先生も毎日読んでいるブログ、今日も行ってみます!!
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四段・五段は身体能力とは無関係に合格できる!
やっぱりメインは四段・五段ですよね。若い頃に鍛え上げられた選手達はすぐに合格されます。昨日の五段の審査を見ていても、最年少の3人が合格。その後3組は全滅という結果でした。
実は僕もそうだったのですが、何度も不合格を重ねると
なんて考えも出てきます。でも、そうでもないと思うんですよね。きちんとできれば合格できるし、できなければ若くて試合に強い選手でも不合格になるでしょう。
例えばこちら。523の方が知り合いだったので撮影していました。合格されたのは524の方です。ちょっと見てみましょう。
ちなみに、年代としては50歳を少し超えたあたりの方々だと思います。まぁ、体力的に言ったら20代の若手とは全然違いますよね。でも、不合格になられた522の方も523の方ももう少しで合格できそうだと思うのは僕だけでしょうか?
どうしてそう思うのかと言うと、基本的な打ち方とか足さばきとかそういう部分はきちんとできてますよね。だから、後は打つべき機会をどうやって作るかっていうだけのことだと思うんですよ。
本当に偉そうに書いてすみません。僕ができているかと問われると・・・
って思いました。
では、何故そう思うのかということを説明したいと思います。
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打つべき機会をどうやって作るの?
523の方、実はもっと消極的だったイメージがありました。先日、立ち合い形式で稽古した時に動画を撮影したのですが、その時よりは良くなってきていると感じました。
その時の相手は僕とM宅先生。もっとぐいぐい攻めていくべきということを思ったので、素直に伝えました。だから、前よりはぐいぐい来てましたね。ほんの少し。でも、自分勝手なんですよ。
先日、とあるコーチングのサイトを見ていたら、「先(せん)をかける」ということを書かれていました。「先」って非常に解り辛いですよね。僕もわかりません。(笑)
イメージ的に言うと・・・
例えば、後ろが崖のところまであなたが兎を追い詰めたとしましょう。あなたは手に網を持っています。その網で兎を捕まえようとして近付くのですが、あなたはどこから近付きますか?
兎の逃げ道は後ろが崖なので、前方の180度。でも、あなたが居る方向には逃げられません。
もし、あなたが真ん中から前に進み兎を追い詰めようとしたら、兎の逃げる方向としては右側か左側。さぁ、あなたは網をどのように使いますか?
私なら、真ん中ではなく、左右どちらかに寄りながら攻めます。恐らく兎は私の攻めてくる方向とは反対方向に逃げますよね。逃げ道を左右に作るよりも、片方に作った方が捕まえやすくないですか?
つまり、あなたの動き方一つで兎の動きを制限してしまうことにより、予測する選択肢を減らすということです。うまく表現できませんが、イメージ的にはわかって頂けたでしょうか。
では、話を剣道に戻しましょう。
例えば、あなたが相手の打突に対して応じ技をしようと企んでいます。でも、面なのか、小手なのか、いつ打ってくるのかもわかりません。これでは相手の動きを予測するのは難しいですよね。
そこで、先をかけるわけです。先に仕掛けることによって、相手の選択肢を制限してしまうわけですね。そうすることで、相手の動きを予測し易くするというわけです。あとは、打たせて応じる。
言葉で書くととっても簡単ですが、なかなか上手くいかないものです。(笑)しかし、場合によっては自分の攻めが全て嵌る時があるので、そういう時は面白いですね。
打つべき機会は自分が先をかけ、仕掛けて作るものだと思います。そして、流れを有利な方向に持って行くのが技の繋ぎですね。
高段者の先生と稽古するとすぐに息が上がりますが、どうやら技の繋ぎ部分に秘密があるのではないかと感じています。ここは不確かですが、そんな気がするので現在研究中です。
まとめ
四段・五段の審査って、多くの方が苦労されていて、凄く難しいんだなって思います。実際に僕もかなり苦労したのでよくわかるのですが。
たまたま相手との相性とかその他色々な運もあって合格しちゃったって言う人も結構居られると思うんですよ。でも、周りを見ていると、そういう人ほど六段審査で苦労されています。
ですから、六段審査で苦労するよりは五段審査で何かを掴んで合格すべきではないかと思いました。不合格になった人は良い機会と思い、何故不合格になったのかということをもう少し深く考えてみては如何でしょうか。
昨日の帰りに、
と言われたのですが、大したことも書けなかったので、翌日に頑張って書いてみました。
てつ先生、いかがでしょうか?
それと、お願いですが、見た目が怖いので、せめてメガネのレンズは透明にして頂きたいです。(笑)
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