昨日の稽古会で学んだことを復習しておこうと思います。折角習ったことも、復習しないと忘れてしまいますからね。
習うという字は「羽」+「白」なんですね。言われるまで気が付きませんでした。そして、考えたこともありませんでした。
習うという字の成り立ちは雛鳥が翼を動かして、親鳥から飛び方を習うというところから来ているんですね。ですから、剣道も先生の動きを良く見て、真似をすることから始めましょうという話です。
勉強になりますね。
昨日参加したあなたは何か気付きがありましたか?
というわけで、今日は
- 岡目八目
- 心の修行
の2本立てでお送りします。
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岡目八目
昇段審査合格稽古会に参加した時に、
と言われましたが、恥ずかしながら初めて聞きました。
岡目八目というのは、囲碁から出来た言葉なんだそうです。
「岡目」という言葉も知らなかったのですが、どうやら第三者の立場で見ることという意味なんだそうです。囲碁を打っている人を後ろから見ている人は実際に打っている人よりも状況が良くわかるらしく、八目先まで手を読むことができるという意味ですね。
つまり、剣道も囲碁と同じで、見ていると八目先まで見えるそうです。
とは思いますが、確かに
って思うことは多々ありますよね。当事者よりも良く見えるのは確か。
ですから、自分を第三者的な目で見なさいっていうことですね。
最近はビデオ撮影も簡単にできる時代です。そういったツールを使うのが最も簡単で最も解り易いでしょう。しかし、ただ単にビデオ撮影して、ぼ~~っと見ているだけでは何も進歩がありません。岡目八目。第三者として自分を見なければビデオ撮影した意味がありません。
そして、第三者として見ることができれば、上達速度もグンと上がることでしょう。
ということで、今度じっくり撮影してみたいと思います。
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剣道は心に至る修行
いつもIc木先生が言われるのが、
ということですね。昨日の稽古会でも言われてました。
とにかく、最初は形が重要ということですね。素振りにしても、振りかぶった時の腕の形、打った時の形。足の構え、位置、打つ時の足の動き。何でもそうですが、まずは形を真似することから始めます。
学ぶという言葉の語源は真似ぶ、つまり真似をするということだと言われています。剣道も形を真似するところから始め、そして術を学びます。そしてその学びを続けることで最終的には心の修業となります。
剣道は最終的には精神的な部分が勝敗に大きく左右する競技です。心の強さを養わなければ本当の強さを身に付けることはできません。