ウィルヘルム、ぼくは色々と考えてみた。
周りの先生方から、「考え過ぎだ」と言われても・・・
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昨夜は娘を連れて出稽古に行ってみたんだ。そう、娘の学校のS先生にお願いする為に。だが、全然ダメだった。何一つ良いところが見出せないんだ。先生には「全て待っている」と言われる始末。
だがしかし、それは先生が強すぎるんだ。先生とぼくとの力の差は歴然としている。わし鼻とだんご鼻のあいだには、色んな度合いのニュアンスがあるとしても、先生とぼくとでは、わし鼻とだんご鼻くらいの差があるに違いない。だから、決して「待っている」のではない。S先生の雰囲気に完全に飲まれているのだ。
ぼくは肩をすくめて、それを認めた。
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精神的な世界
S先生にお願いした後、隣のA先生の列に並ぶことにした。歯が立つ相手ではないことは承知の上だ。よくわかっていたはずなのに、ぼくは打ちのめされた。自分の不甲斐なさに打ちのめされたんだ。
本当に何もできなかった。
たまには弱音を吐いてもいいだろう。
しかし、わかったんだ、ウィルヘルム・・・
ぼくが取り組んでいることは、精神的な世界なのだと。相手をのみこめば勝ちなんだと。
人間の能力なんて、だいたい似たようなものだ。違うのは、精神的な部分だけだ。乗るか乗られるか・・・ただ、それだけだと思うんだ。
昨夜はその他にも稽古をお願いしたが、「全て待っている」なんてことは思われなかっただろう。なぜなら、自分の中でも納得のできる打ちを何本かは出せたからだ。実に不思議ではないか。相手が違うだけで、ぼくの精神状態は大きく違っているんだ。ぼくの能力が急激に向上するなんてことはありえない。だから、変化しているとすれば精神状態だけなんだ。
そうだ、先日から試していること、思った以上に効果があるようだ。しかし、残念ながらうまい表現が見付からない。三度書きかけて三度とも恥さらしの失敗に終わった。何とかメルマガには書けるようにするから。
格段に良くなった
きみ、きみの言ったとおりだ。
R子先生から、数週間前とは別人のようだと言われたんだ。思った以上の効果に驚いている。面が当たるんだ。ただ、調子に乗っていると確実に打たれる。「調子に乗っているときこそ気を引き締めるべし」との助言。ありがたい。
そう、「前回から、何か気が付いて修正されたのですね」とR子先生に言われたんだ。わかる人にはわかるものなのだろうか。
しかし、そう安堵してもいられない。なぜなら、K屋先生からは毎回毎回同じことを言われているからだ。進歩しているようで、全く進歩していない。これが現実の運命なのだろうか。
書きたいことは山ほどあるが、もう一つだけ・・・
床
今日は初めて訪れた武道館での稽古だった。前日にK子先生から「床が他の武道場とは違うから」と伺っていたが、予想以上だったんだ。まったく、驚いた。床にこだわって建設したということだから、てっきり木材のことだと思っていたんだ。こだわりの床材を使用している武道場はいくつか知っている。
そして、そんな武道場での稽古は心もち自分が上達したかのような錯覚に陥るものだ。今回もそんな感じの床を想像していたのだが・・・
膝やアキレス腱の怪我をしないようにとの思いから、K子先生が色々な地域の武道場を見て回って考えたそうだ。凄い。こんな床は見たことがなかった。凄い弾力なのだ。まるで、体操の床のようなイメージだ。誰か一人歩いているだけでも揺れる。揺れる。揺れる。座っていたら、確実に酔うやつに違いない。この武道場では見学してはならない、きっとそうなのだ。見学していたら、余計に気分が悪くなるだろう。
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