いや~、急に寒くなりましたね。日曜日は雪の予報になっていますが、真実味を帯びてきました。寒いのが大嫌いな管理人です。こんばんは。
寒くなると稽古に参加する人が激減するじゃないですか。そんなことないですか?忘年会シーズンだからというのもあるかもしれませんが、今日の稽古も参加者が非常に少なくて寂しかったです。冷暖房完備の道場なら気にしなくても良いのでしょうか・・・
冷暖房完備でも、道場に行くまでに心が折れそうですけどね。(笑)
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実は、先日からM宅先生が面すり上げ面が打ちたい、技を身に着けたいと頑張っておられます。今日も稽古前に
と、LINEで連絡がありました。というわけで、今日のメインディッシュは面すり上げ面です。
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最近私も面すり上げ面が打てないのですが・・・
先日から、M宅先生と二人で面すり上げ面の稽古をすることが多いのですが、今日も途中に二人で面すり上げ面の反復練習でした。しかし、イマイチ完璧な打ちができないんですよね。
みたいな感じですね。
本当に最近全然打てないんですよね。以前は結構決まることが多くて、他の先生方にも褒められたのですが、最近はさっぱり。この記事を書いたときは上手く打てたのですが・・・
しかし、おかしなことが起こりました。後半、中学生のY田君との地稽古では面すり上げ面が面白いように決まるではありませんか。軽~~く打っても綺麗に当たるようなイメージでした。格下だからというのもあるかもしれませんが、それだけでは無さそうです。
そして、稽古が終わってからピンと来ました。
そう言えば、面すり上げ面が良く決まっていた頃は上手く引き出せてたような気がします。フッと出る素振りを見せたら、相手の人が面を打とうと飛んでくるようなイメージです。しかし、最近は皆さんそんな簡単には罠に掛かってくれません。で、結局面すり上げ面も打てないという状況です。
でも、中学生のY田君には面白いように決まる。何故?って話ですよね。これは推察でしかないのですが、Y田君の面打ちは恐らく未来位置を打とうとしているのです。つまり、私が面を打った時の面の位置を打とうとしているわけですね。わかります?
分り易く言うと、私が前に出なければ相手の人は空を斬るのではないかと。空振りですね。
すり上げる時は、自分の竹刀の物打ち辺り(の鎬)で相手の面打ちをすり上げる必要があります。しかし、最近の「うまくできない時」というのは、相手の打突がしっかりと面の位置を捉えている時。つまり、すり上げることができたとしても、間合いが近過ぎて面が打てない状況になってしまいます。
つまり、そういうことだったのです。
全ては間合いだった!
逆を返してみれば、間合いが少し遠いくらいのところですり上げることができれば、面も上手く打てるということです。しかし、遠い間合いから打つなんてことがあるのかと思いますよね。
それが、未来位置。
相手は私が前に出ることを想定した未来位置の面を打とうとしていると考えると、全てが丸く収まるのです。だから、結局は相手を引き出して空振りさせるくらいのイメージでできれば完璧です。
そうすると、竹刀の前の方ですり上げて、しかも面を打つのに丁度良い間合いになるという計算です。そんなに上手くできると良いですね。最近、私の周りの方々はそんなに簡単に打ってきてくれないので、面すり上げ面なんか上手く打てません。誠に残念であります。
もっと上手く打つ方法があるのでしょうか・・・
これからも引き続き研究していきたいと思います。M宅先生が!
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