「わかる」と「できる」は違うというお話。
私の父は生前、
「ボウリングはここに投げればストライクになるのはわかっている。だからボウリングはしない」
と言っていました。というわけで、一度もボウリングをしている姿をみたことがありませんでした。
昭和40年代のボウリングブームの頃に遊んでいたはずなんですけどね。ちなみに、私の住んでいる地域にも昔はボウリング場がありましたが、今では知っている人も少なくなりました。
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ボウリングに限らず、「わかる」と「できる」というのは全然違うと思っています。わかっていてもできないから面白いというか、ハマるんですよね。剣道なんか、わかりもしないし、できもしない。(笑)
昨夜は稽古前に攻めパターンを増やしてみようと思っい、
- 剣道 攻めの定石
- 剣道 攻めの極意
を軽く読んでみました。『脱!ワンパターン』です。
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攻めの基本は単純明快!
「攻め」というのは、剣道をする上で永遠のテーマではないかと思っています。先程紹介した2冊の書籍の内、「攻めの定石」の方は初版が昭和62年と書かれていました。つまり、基本的な攻め方というのはずっと何年も変わっていないのです。正に定石ですね。
ずっと変わっていないので、読んでみた感想は・・・
という感じですね。
しかし、「わかる」と「できる」は全然違うのです。
わかっていても全然できないんですよね。単純に私が馬鹿なだけでしょうか?「攻めの定石」は攻めに関する技術的な部分について詳しく書かれています。こうしたらこうなるでしょ?だったらこうしましょう・・・みたいなお話です。ですから、内容は実に単純明快。
逆に、「攻めの極意」の方はちょっと切り口が違います。心理面について詳しく書かれているような印象ですね。ちなみに、こちらは平成19年の発行。
国士舘大学の馬場先生が『五感の先にある第六感』と書かれていました。第六感を磨くということは、五感を磨いたその先にあるのだということです。見た目にとらわれてはいけない。それはわかっているのですが・・・
昨夜の稽古でもまた
『攻め方がワンパターン!』
と指摘されてしまいました。第六感以前の話。
全然だめです。わかっていてもできない!!でも、そこが面白いのです。いや、全然面白くないんだけど・・・
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