時間を感じさせない技術

平成ももうすぐ終わり、元号が令和になります。あと20日と少しというところですね。そういうこともあるのだと思いますが、先日テレビで『平成狸合戦ぽんぽこ』が放送されていました。平成6年に公開された映画です。

テレビ放送は見逃した・・・というより、あんまり興味がありませんでした。実は、ここだけの話ですが映画館で観たことがあるのです。平成6年というと、大学生だったのでしょうか。記憶が曖昧なのですが、友人T中君に誘われて二人っきりで観に行った記憶があります。

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残念ながら、映画の内容は大学生男子が見て楽しめるようなものではありませんでした。というより、男二人でこの映画をわざわざ観に来ているということ自体がとても恥ずかしく、映画の内容については殆ど覚えていません。

確か、社会的な問題を取り上げていた作品で、多くの賞を受賞している素晴らしい作品だったと記憶しているのですが・・・

自分の興味のある映画や引き込まれるような内容の場合はあっという間に時間が過ぎてしまうものですが、残念ながら男子大学生だった私にとって「平成狸合戦ぽんぽこ」はそのような作品ではありませんでした。むしろ退屈な時間を過ごしたような気がします。

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短い立ち会いの時間!客観的に見て長い?短い?

剣道も映画とも同じ。客観的に見て面白いか、面白くないかそこが問題です。先日の模擬審査では色々なアドバイスを頂き、考えさせられることも多かったです。

昇段審査における立ち会いの時間は

  • 六段:1分
  • 七段:1分30秒
  • 八段:2分(1次審査)

と、決められています。八段審査の二次に関してはよくわからないのですが、それも決められていることでしょう。長いようで短いですよね。しかし、問題はその時間そのものではなく、その短時間で自分を表現しなければならないという点だと思います。

そして、客観的に見て「長い」と思わせるような立ち会いをしてはなりません。それは、審査員の立場から見て『面白くない立ち会い』だからです。

面白い映画を見ていると、次の展開が知りたくてスクリーンから目が離せなくなってしまうことってありますよね。逆に、全体的に何がしたいのかわからないような立ち会いでは見ている人も面白いと感じないでしょう。打突部位を捉えきれなくても、次の展開が楽しみで目が離せないようなストーリーが欲しいですね。

実は、昨日の講習会での模擬審査をビデオ撮影していました。残念ながら2回目の立ち会いは何故か録画できていなかったので、1回目の動画しか見られなかったのですが、

客観的に見ていて全然面白くないわ!

という内容でした。講習会で先生方が仰っていたのは、抑揚。緩急強弱というものです。どうやら、面白いストーリー展開には抑揚が大事なようです。

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緊張と緩和

落語家の桂枝雀師匠が提唱する、笑いにおける「緊張の緩和理論」というものを聞いたことがあるでしょうか?笑いというのは、緊張が緩和された瞬間にどっと起こるというのです。

緊張が解き放たれた時に笑いが起こる

緊張が解き放たれた時に笑いが起こる

恐らく、剣道の立ち会いにもこのような緊張と緩和が必要なのではないでしょうか。

残念ながら、私の剣道にはそういった要素がありません。よく言われるのですが、なかなか自分ではどうすれば良いのかわからずに困っています。特に良く指摘されるのが「発声」です。打突部位の「面」「小手」「胴」「突き」の発声が苦手なんですね。

昨日の講習会でも、S松先生から何度も何度も指摘されてしまいました。実は、これは普段の稽古でもO倉先生からいつも指摘されている内容だったのです。自分の中では頑張って声を出しているつもりなのですが、全然足りないようです。結果として、外から見ている人にとっては『抑揚の無い面白味の無い立ち会い』という風に見えてしまいます。

当たっているのに勿体ない!!

そう言われるのです。どうしたものでしょうか・・・

やはり呼吸法なのかもしれません。どうも、打つ瞬間にはもう体の中に吐く息が残ってないようなときもあるんですよね。爆発させるような一撃が欲しいと思う今日この頃です。いや、ずっと思っているのですが、上手く表現することができないのです。

何か良い方法があればアドバイスください。

1分30秒の間にすっごいストーリー展開の世界を表現できるようになりたいものです。

追伸
もし、講習会に参加していた方で、『自分のの動画が見たい』という方がおられたら連絡ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

剣道錬士六段のしがないサラリーマン。
子供と一緒に稽古をするのが唯一の楽しみです。