部活動

負けは次の試合の始まり

昨日はほぼ一日中だらだらと過ごしてしまいました。
ナガシマスパーランドの無料入場券を貰ったということで、遊びに行こうという計画もあったのですが計画は中止です。もし、行ってたらきっと今日後悔していたに違いありません。

それくらい、家族全員が疲弊していたような印象です。一日休んだお陰で、元気になりました!今日からまた頑張りましょう!!

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1964年東京オリンピックを控えたサッカー日本代表の代行監督としてデットマール・クラマーという方をドイツから招かれました。後に、クラマーは「日本サッカーの父」と称されたそうです。

そんなクラマーがこんなことを言っていました。

タイムアップの笛は、次の試合へのキックオフの笛である。
デットマール・クラマー

また、クラマーは日本に来てすぐに指導に入り、基礎練習から取り組んだそうです。日本代表のチームなのに、今更基本練習って・・・と思いますよね。しかし、、実戦練習をするためには基本ができていないと駄目だということで、
『基本ができていないところがあるので、基本をやろう!』
と言ったそうです。

やはり、どれだけ凄い選手でも基本が大事ということを再認識しました。

土曜日にそれぞれの大会を終えた我が家の子供達、のんびりしている暇はありません。次の試合に向けて、また今日から部活動です。次のキックオフの笛は既に鳴っています。

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5人戦を3人で勝ち抜くには・・・

さて、昨日はだらだらと過ごしていたのは確かなのですが、のんびりできたので娘の試合の動画をじっくり見ることもできました。中学の頃と比べると、凄く良くなっていると思います。他の先生からも「無駄打ちが減った」と言われたとも言っていましたが、確かにその通り。

中学というか、高校入ってすぐにあった合宿で見た姿とは全然違うという印象を受けました。以前までは、中途半端な間合いでチョコンと打ったりすることが多かったのですが、そういうのは一切ありません。攻めも効いてるし、凄く良くなってると思います。

ただ、娘のチームは3人しか居ないというのが残念なところ。相手のチームは5人なので、最初からかなり不利な状況です。チームとして3人で勝つには

  • 3人全員が勝つ
  • 2人が2-0で勝ち、一人は引き分け、尚且つ代表戦で勝つ

という2種類しかありません。既に2敗(0-2、0-2)という状況なので、逆に考えると5人のチームとしては

  • とにかく負けない
  • 負けても1本負けで抑える

という状況で良いわけで、精神的にもかなり有利です。先日の試合でも、先鋒の娘が1本勝ちでしたが、中堅と大将が引き分けとなり、チームとしては負けてしまいました。

それを踏まえた上で、今後はどのように取り組むべきなのか考えてみました。

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引き分け狙いの相手にどう立ち向かうべきか

剣道というのは、少しくらい相手の方が実力が上という状況でも団体戦において引き分けにすることはそれ程難しいことではありません。圧倒的な実力差があれば難しいと思いますが、そうでない場合は自分が一本取れなくても負けないということは十分可能。

逆に考えると、勝つことよりも負けないことを優先している相手に有効打突を取ることは難しいでしょう。しかも、明らかに消極的というわけでも無いので反則にもなりません。むしろ、ある程度攻めるのに、危険な勝負は避ける・・・みたいな感じでしょうか。

また、相手がどうしても勝ちたいという思いが強く、焦って出てくるところを狙うという戦略も考えられます。ですから、5人のチームが圧倒的に有利だということは容易に想像できるのではないでしょうか。

私自身は引き分け狙いというわけではないのですが、手元を上げて竹刀で面を受けるという動作をしてしまうことがあります。完全に相手に攻められている状態なので、その時点で負けだと思っているのですが、ついやってしまうんですよね。反省ばかりです。

そういう状態は中高生の試合を見ていると打たれたくないという思いからよく見られる場面ですが、そこで咄嗟に有効になる技が出せれば凄く強いと思うんですよ。一流選手なんかは本当にそういうところを打ってきますよね。

高鍋選手のような最速の面なら、避けられる前に面を打つこともできると思いますが、一般人にはなかなか難しい。そこで、そういう時に有効だと思うのは次の2つの技ではないかと考えます。

  1. 相手が面を避けたところの小手
  2. 相手が面を避けたところの逆胴

この2種類の技を自在に使うことができれば、技のバリエーションもかなり増えますし、相手も簡単に避けることができなくなりますよね。もちろん、これができたからと言って勝てる保証はありません。しかし、できる対策はやっておいた方が良いでしょう。

ただ、これがなかなか難しい。

私自身、ある女性にこの場面で良く小手を打たれるのですが、真似をしてもなかなか打てません。相手の竹刀が邪魔をして当たらない。もしくは、刃筋正しく打つことができないというのが現状です。

逆胴も苦手。逆胴を外すことは殆ど無いのですが、先日は男子中学生の大事な部分を打ってしまったので、そうとも言い切れません。かなり反省しています。

私も打ちたいあそこの小手!

私も、あそこの小手を打ちたいって何度思ったことでしょうか・・・
言葉では解り辛いのでYouTubeの動画を探してみました。

サムネイルの画像も凄いですが、一番解りやすかったのは動画の4分14秒からの皇居の勝連選手の小手打ちですね。完全に相手の竹刀が横を向いている状態から打っています。是非、スロー再生で見てみてください。

何度見てもできそうにありませんが。(笑)

あと、7分17秒からの江村選手の小手もえぐいですよね。上段からその角度???って感じです。どうなってるんでしょうか。

それから、8分25秒くらいのところで、佐野日大の西野選手の小手も凄いです。他にもいくつかあったので、是非ご覧ください。

ここである先生の言葉を思い出しました。

S藤先生
切り返しができれば全ての技が打てる!

そう、答えは基本中の基本である切り返しの中にあるのではないかと。

切り返しができれば全ての技が打てる

剣道の稽古で切り返しが大事だというのは誰もが認識していると思いますが、私も含め蔑ろにしている方も多いのではないでしょうか。なぜなら・・・

切り返し、しんどいねん!

ということですよね。しんどいんですよ。

私の推測に過ぎないのですが、S藤先生は水平切り返しができる人なのではないかと思っています。切り返しって、45度でも難しいのに、水平って不可能に近いのではないかと考えますが、もしそれができるのなら、上記の2つの技は非常に簡単にできてしまうのではないでしょうか。

いや、わかりませんけどね。

学校や道場でそんな切り返しをしていたら「切り返しは45度だ!」って叱られると思うので、自宅でコソ練をおすすめします。(笑)

さいごに

ということで、今日の合言葉は「コソ練」です。基本を重視しつつのコソ練をして、あそこの小手を打てるようになってみましょう!

ところで、デットマール・クラマーについて調べてみると、教え子の中に釜本邦茂さんなどがおられたそうです。

釜本さんと言えば、私が小学生の頃にCMなどでも活躍していたヤンマー(現セレッソ大阪)のサッカー選手。学校行事でヤンマーの工場見学に行った時に、他の選手はおられたのに釜本さんはおられなくて残念に思ったことだけは覚えています。(何故か一緒にカレーを食べました)

今でも誰だかわからない選手のサイン(サインだから読めない)がアルバムの中に入っていますが、もしかするとあの方達もデットマール・クラマーと繋がっていたのでしょうか・・・

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剣道中毒管理人

剣道錬士七段のしがないサラリーマン。 子供と一緒に稽古をするのが唯一の楽しみです。

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