今日は久々に藍染めの剣道着を着てみました。もしかすると10年振りくらいかも・・・
何せ、六段審査もジャージ剣道着で受けたので。
何だかシステムが変わったみたい(内部の話)なので、是非ポチッとお願いします。
ジャージ剣道着は正装ではないという指摘があったので、今日は正装で。とは言え、二重の剣道着は重いので一重の藍染め剣道着にしました。
普段の稽古はジャージ剣道着しか使用していないんですよ。もう今どき、中高生の試合用剣道着もジャージ生地の物が増えてきましたよね。何なら、袴もジャージ生地だったりします。テクノロジーの進化を感じますが、正装ではないって言われたら考えちゃいますよね。
実は、今日はとある講習会に参加してきました。いや~~~、参加して良かったです。ちょっとだけ報告したいと思います。
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剣道は武道かスポーツかという論争の答えが解りました!
参加してきた講習会はこちらです。
他府県からも多くの参加者があってびっくりしました。しかも、内容が凄く濃いというか、ポイントを絞ってるから凄く解りやすいというか・・・
と感じたり、感じなかったり。(笑)
どんな講習会だったのかと言うと、こんな感じでいきなりピアノ演奏で集中力を高めるトレーニングから・・・
その後は
- 座学
- 基本稽古
- 模擬審査形式の立ち合いが午前と午後に1回ずつ
- 回り稽古
- 自由稽古
という流れでした。
学びの多い講習会だったのですが、その中でも非常に納得できたのが、武道とスポーツの違いという部分でした。
剣道は競技スポーツ的に行うか武道的に行うかという境目は初太刀にある。
森島健男先生
剣道はスポーツなのか武道なのかという論争が自分の中で決着がついていなかったのですが、ようやく結論が出ました。初太刀なんですよ。
そして、今日の講習会では初太刀がいかに大事かということを思い知ることとなりました。初太刀一本、千本の価値ありとは聞いていましたが、本当にその通りですね。そう、昇段審査は初太刀が大事。武道的なのです。
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午前の立ち合いと午後の立ち合い
立ち合いは午前に1回と午後に1回。それぞれ二人のお相手と行います。
午前の立ち合いは、残念ながら全然ダメ。一人目はまぁ、そこそこ・・・という感じだったのですが、二人目が酷かった。というか、相手の方が強かった。年齢を聞いたら私よりも5歳も上というから更に驚き。講評は「相手の方が100点の立ち合い」ということでした。残念。
特に二人目の時は初太刀で出端面を打たれ、その後何をしても空回り。途中で立て直しを企てるも全く上手くいかないのです。初太刀を奪われている時点で全てを制されたという印象の立ち合いになってしまいました。
もう、何をしたら良いのかわからずラビリンス突入~~~!!
しかし、昼休憩の時に先生からアドバイスを頂きました。実に単純なアドバイス。いつもの稽古でやってることが立ち合いになるとできていなかっただけなんですね。
というわけで、午後の立ち合い。
かなり褒めて頂けました。そりゃ、もう、気持ち悪いくらいに。(笑)実は、昼休憩の時にアドバイスを頂き、正にその通りにできてしまったのです。自分でも驚きでした。
立ち合い終了後にお相手の方と話していると、『初太刀を取られたことで焦ってしまって、途中で何とか立て直そうと思っても全然立て直せませんでした』ということでした。そういうことなんですよね。初太刀って本当に大事だなって実感しました。
ただ・・・
その後の稽古では全く再現できませんでした。おかしいなぁ・・・
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