どうも。
先日の昇段審査の立ち合い動画を妻に見せたところ・・・
これは五段くらいの剣道やな!
と言われた管理人です。こんばんは。
一応六段なんですけどね。(-_-;)
立ち合い動画は前回の記事に貼ってあります。
と思った方はポチッとお願いします。
さて、昨日は県の大会に審判員として参加してきました。滋賀県では六段以上になると春に審判の希望調査があるのですが、希望を出してもなかなか当選しません。称号審査を受ける先生方は優先的に割り当てられているのかもしれませんが、実は去年も一昨年も審判はしていないんですよね。
今回、運良く当選したので参加することにしましたが、審判をしている途中で
って状態になりました。審判って本当に難しいですね。大人の審判って、子供の審判より難しい気がしました。特に反則の見極めが。あと、ヤジがうるさいのも・・・
大人剣道・上達プログラム 【教士八段 林朗 監修】
倒れた相手に突きは反則?
昨日は私の担当していた試合場では特に色んなことが起こった気がしました。前年度優勝チームの大将の選手(今年の全日本にも出場されていました)が2回戦で転倒して負傷。その後の試合は棄権されました。
転倒したのも、相手の行為が反則ではなかったのか・・・などという議論も。その試合は審判していなかったのですが、あの場で審判員をしていたらどう判断しただろうか・・・と考えさせられました。
他にも、私が主審をしている時に鍔迫り合いで相手の甲手(竹刀?)を挟み込んでいるように見えたこともあり、反則を取るべきだったかと後から後悔することも。迷ったときは合議を掛けるべきですね。反省です。
とにかく、色んなことが起こったので大変な審判だったわけです。
そして、その試合場で最も問題視されたのは、倒れた相手に対して突きを打った選手。審判主任からの中断が入りましたが、審判員3名で議論した結果は反則ではないと判断しました。突きは剣道の技としてあるし、きちんと打突部位を狙っているし、非常に難しい問題です。
何が問題だったのかというと、悪意があったのか否かという部分ですね。試合後、他の審判員との議論ではいわゆるスコップ突きに近い形になっていたのではないかという意見もありました。それなら反則なのかもしれませんが、私の位置からはわかりませんでした。しかし、倒れた相手に突きって・・・
実はその試合、先程の「大将が棄権したチーム」の選手(倒れた側)だったのです。
SPONSORED LINK
心の中では応援。でも、審判は公平に・・・
大将が棄権したチームは、次の試合から4人で試合に臨むことになりましたが、代表戦の末に勝ち上がりました。代表として出場したのは副将の選手。
そして、次の試合も代表戦までもつれ込みます。もちろん、代表として出場したのは副将の選手。小さな体で何試合も戦い続けるだけで凄いですよね。体力的にもかなりキツかったのではないでしょうか。しかも、その試合の代表戦は少し体格差がありました。
心の中では
と応援していたのですが、審判は公平にしなければなりません。試合時間は非常に長くなり、何度も何度も倒れます。他の会場は全て試合が終わり、決勝戦のように静まり返った状態。そして、そんな中で上記のような場面もありました。
もう、私も半ば半泣き状態で審判していたわけですが、最後は相手の選手の見事な面に審判員の旗が綺麗に揃いました。残念ながら、そのチームは3位という結果に終わってしまいましたが、おじさんは猛烈に感動しました。感動をありがとう!!
SPONSORED LINK
さいごに
昨日は何だか凄く疲れた1日だったのですが、やはり良い試合を見た後は稽古がしたくなるものです。ということで、昨日は久々に日曜の夜の稽古に家族3人で参加してきました。
全然イメージ通りの稽古はできませんでしたが・・・
しかし疲れていても、稽古をするとスッキリしますね。心の疲れと体の疲れはバランスを取らないと駄目だそうです。皆さん、精神的に疲れた時こそ稽古に励みましょう!
とは言え・・・
SPONSORED LINK