稽古日誌

ラダートレーニングは大人気?剣道の稽古に効果的に使ってみよう!

いや~~、GWですね。大企業は9連休とかのようですが、うちはカレンダー通りです。祝日が土曜日って勤め人には辛いですよね。というわけで、今日からがGWみたいな感じ。でも、特に予定があるわけでもなく・・・

と、思っていたところ、

S美さん
一緒に釣り堀に行きませんか?

と誘って頂いて、行ってきました。

結果は・・・
全く釣れず。帰りに釣り堀からおまけで鯛を1匹貰って帰ったという情けない状態。釣り堀だからって安心していてはいけませんね。勉強になりました。
 

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というわけで、私は息子と一緒に釣り堀に。娘はボランティアで鯉のぼり祭で綿菓子を作っていたということで、夕方には全員ぐったりでしたが、きちんと稽古はしました。と言っても、あんまりキツいことはせずに、殆ど竹刀も使わずに2時間弱の稽古。

一体どんな稽古をしたのでしょうか・・・
 

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メインの稽古はラダートレーニングと補助棒?

今日の稽古は、実はノープランでした。

しかし、車から荷物を降ろすときに見てみると、トレーニング用のラダーがあったので使うことにしました。先日、少年団の稽古で使ったものがそのまま車に載っていたのでした。

でも、ラダートレーニングをずっとするのも良くないですよね。そんなにレパートリーもないですし。そんな時は、補助棒です。というか、途中から補助棒を使い始めたら、結局最後まで補助棒で通してしまいました。

というわけで、今日のメインはこんな感じになりました。

  1. ラダートレーニング
  2. 補助棒を使った稽古

 
では、詳しく見てみましょう。
 

ラダートレーニングは大人気!でも剣道に使えるパターンは限られてる?

ラダートレーニングというと、陸上競技やサッカーなどの足を使う競技用のトレーニングというイメージが強いのですが、意外と剣道でも使われています。剣道も足が大事ですから、当然と言えば当然ですね。

どのようなトレーニングかと言うと、例えばこちらの動画のような感じ。

凄く速いですよね。しかも、頭が全然ブレてないのにも驚きです。勿論、おっさんには無理な領域ですが、子供達なら何とかなりそうです。ちなみに、ラダートレーニングはSAQトレーニングと言われます。SAQというのは

  • Speed(スピード):直線的な最高速度
  • Agility(アジリティー):静と動の動きの変化の早さ
  • Quickness(クイックネス):効率的な加速

を表しているそうです。正に剣道にうってつけ!!という感じですね。しかし、剣道という競技は足の動きがかなり制限されるので、使い方も少し工夫が必要です。基本的に右足が前、左足が後ろという構えの姿勢を大きく崩すような使い方はしない方が良いですよね。

そう考えると、トレーニング用ラダーの使用方法もかなり限られてきます。

例えば、前進・後退動作を行う場合には、多くのパターンではマス目の中に両足が入るようになっていますが、特に初心者のトレーニングとしては、下の図のように棒の部分で右足と左足の置き場所を区切って使うのも効果的ではないでしょうか。

また、ラダーを横方向に使用する場合は下の図のような方法で左右に移動するというのも効果的でしょう。右足の踵と左足の爪先の間にラインが来るようにしてしまえば、子供達でもどこに足を置けば良いのか分かり易いですよね。

下のラインを使うも良し、上のラインを使うも良し。

左足が右足を追い越すような足さばきの稽古をしていてはそういう癖が着くので、できる限り剣道経験の少ない子は早い内に癖をなくすようにした方が良いですね。

トレーニング用ラダーが欲しくなったという方は、楽天市場が便利です。私が以前購入した商品は見つかりませんでした。もっと安かったはずですが・・・


 
ちなみに、ラダートレーニングは足の動きの速度や動作の正確さを鍛える為のトレーニング方法なので、こればかりやっているわけにもいきません。ちゃんと剣道の稽古をしましょう。
 

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補助棒を使った稽古!基本稽古から試合まで!

今日の面を着けての稽古では、最初の切り返しや面打ちなどは普通に竹刀を使用して行ったのですが、その後は全て補助棒での稽古をすることにしました。と、言っても成り行きでそうなってしまった部分もあるのですが・・・


 
補助棒というのは、何度も記事にしているのですが、新聞紙(2日分)を丸めてガムテープ等でぐるぐる巻きにした棒のことですが、これがなかなか使い勝手が良いのです。

先程のラダートレーニング同様、打突の速さを養うという点では非常に有効な手段ではないでしょうか。補助棒は短くて軽い棒なので、速く振れます。しかし、力に頼った打突をしていては速く振ることができません。

補助棒を使っている内に気が付いたのですが、腕の速さというよりも、足の速さが重要になってきます。足が素早く動けば、軽い補助棒を使っている場合には足のスピードで打突ができるのです。やはり、剣道は足なんですね。

いつもは、補助棒を使って応じ技などの稽古をしているのですが、今日は参加者の要望もあったので試合をすることになりました。補助棒を使って試合をするのは今回で2回目。竹刀で試合をするのとはちょっと感覚が違うので、見ているだけでも面白いようです。

短い棒を使うというと、短剣道を思い浮かぶ方も居られるかもしれませんね。しかし、短剣道と補助棒を使った剣道の稽古とは全然違うようです。

あなたも是非一度、補助棒で試合をしてみてはいかがでしょうか?

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  • この記事を書いた人

剣道中毒管理人

剣道錬士七段のしがないサラリーマン。 子供と一緒に稽古をするのが唯一の楽しみです。

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