昨日は武徳殿の稽古に息子と二人で参加してきました。凄い人口密度でしたね。大人気です。古い建物だから人気があるのでしょうか・・・
そして、今日は少年団の稽古。なかなか思うようにはいきません。とりあえずビデオ撮影したので、それを見て各々が反省してもらうことにしたいと思います。
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昨日の稽古後に、持田盛二先生の
私の剣道は五十を過ぎてから本当の修行に入った。心で剣道しようとしたからである
という言葉が脳裏を過りました。
年齢的にはもう五十に到達しそうな勢いなのですが、剣道の実力はまだまだ本当の修行には入れそうにありません。
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動かない人は強い・・・
実は、大変失礼なのですが、とある年配の先生との稽古で
って稽古していたのです。何度か稽古をお願いしたことがあったのですが、今迄から殆ど打たれたことはありませんでした。当然、年配の先生なので体の動きやスピードはこちらの方が断然有利。昨日の稽古でもほぼこちらの思う壺だったのです。
しかし、調子が良かったのは前半だけでした。
途中から、何かスイッチが入ったようです。スイッチが入ったというより、スイッチが切れたのかも。こちらが仕掛けても殆ど動じておられません。動かざること山の如しです。動けないという雰囲気ではなく、心を制されているような、見えない圧力のようなものを感じました。徐々に私の体も動けなくなり・・・
必死で考えましたが、答えは見つからず。2分間の回り稽古だったので、考えている間に時間切れとなってしまいました。まるで、大きな岩のような先生でした。
動かない相手って本当に強いですね。それまでは、こちらの攻めに対して簡単に動いて下さったので、打つことができたのですが、同じように攻めてるつもりでも全く効果が感じられなくなってしまったのです。こうなるともう、手も足も出ません。完敗でした。
きっとこの先生は心で剣道をされているのでしょう。私なんかはまだまだ足元にも及びません。
実は、もう一人山のような先生が居られました。それは、K子先生。
先に動いたら負け!!
K子先生との稽古はいつも長くなってしまいます。軽い打ちでは認めて貰えないし、なかなかドカンという打ちは打たせて貰えません。そう、この先生も動かない人なんですね。いつもはそこまで深く考えずに、
- 攻めてるつもり
- 我慢できずに打つ
- 返される
ということの繰り返しになってしまうのですが、それではイカンということで、
と、再び考えながら剣先を動かしたり、足を動かしたりとしてみたのですが、なかなか動いてくれません。動いたと思って、そこを打ってももう遅い感じです。なかなか難しい。当然そんなショボい打ちでは全く認めて貰えません。首を横に振られるだけです。
攻めきれずに、どうしても我慢ができずに打ちに行ってしまうと、いつもと同じように返されて終わりです。非常に難しいですね。我慢していると脹脛の筋肉が限界を訴えてきますし、どうすれば良いのか全く分かりません。
それでも、若い時なら勢いだけで行ってしまっていたでしょう。そう考えると、ちょっとは成長したのかな・・・って。駄目なことがわかっただけなんですけどね。単に動けなくなっただけかもしれませんけど。(笑)自分ができないことが分かったという点では、ソクラテスの「無知の知」と同じでしょうか。全然次元が違うって???
K子先生もきっと心で剣道をされているのでしょう。そのままを昇段審査に出されると良いと思うんですけどね。昇段審査になると、全くの別人に変身してしまうそうです。こちらも心の問題でしょうね。剣道をしていると本当に難しいことが沢山あります。
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少年団では基本判定試合の稽古を頑張ってます
さて、7月2日(日)に開催されます高島市文武両輪剣道錬成大会に出場予定です。私が。人手不足というか、他の行事と重なっているので、監督として私が基本判定試合の元立ちをすることになりました。
というわけで、最近は頑張って稽古に参加しています。先週の土曜日はこんな感じの稽古でした。(動画はFacebookより)
なかなか思うようにいきません。
できるようになったと思って気を抜くと、またできなくなっている・・・みたいな。これの繰り返しですね。私も人のことは言えませんが、それぞれに良いところもあれば悪いところもありますので、良いところはより良く見せたいですし、悪いところは少しでも修正していきたいです。
残された時間は限られていますが、子供達と一丸となって精一杯頑張りたいと思います。予選リーグは1位通過したいですね。その為には、子供達一人ひとりが意識を持って取り組まないと駄目でしょう。
というわけで、明日はミーティングですな。
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