週末に稽古をし過ぎて、月曜日なのに疲労がピークの管理人です。こんにちは。
金曜日は息子と一緒に武徳殿の稽古に参加。土曜日は息子と一緒に中学校の部活動に参加。そして日曜日はスポ少の講習会に一日参加し、夜は支部の稽古にも参加。
いや~、昨夜は稽古するつもりが全く無かったのですが、武道場の鍵を開けなければならないので武道場へは行ったんですよね。すると、M宅先生が来られ、
稽古しないなんて選択肢は無いでしょ?
という一言で結局稽古してしまいました。意外と断れない性格だったりもします。単に意志が弱いというだけのことですが。(笑)
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自分の意思が強いことは良い事だと思いますが、無理に意見を押し通そうとすることとはちょっと違います。社会に出ると無理に自分を押し通そうとするというのは問題なのかもしれません。あるラジオ番組の悩み相談。
目の前にいる自分の大好きな彼女にもっと自分を好きになって欲しいと思った時に、彼女がどうしたら喜ぶかを考えず自分が楽しいと思うことばっかしてたら多分、フラれちゃうでしょ?
と答えていたのは、百獣の王武井壮さんです。武井壮さんも若い頃は自分のことを自分で凄いと思っていて、自分を押し通そうとするタイプだったそうです。しかし、その間違に気が付いてからは人生が変わったと言います。
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合気になれない
金曜日の稽古の後に、I柳先生から『合気になっていない』とのアドバイスを頂きました。気を逸らそうとするというのです。そう言われればそうかもしれませんが、こちらとしては何とかして打ちたいという気持ちが強くてそれどころではありませんでした。
しかし、自分より明らかに実力が上の先生と合気になるというのは難しいようにも思えました。問題は、その努力もしていないという点にあるのだと思いますが、合気ってとても難しいと思います。まず、合気とは何なのか・・・
非常に難しいのですが、最近気が付きました。吉本新喜劇のあのくだりが正に合気なのではないでしょうか。うちの娘が大好きなあの人です。
良い動画が見付からなかったので解り辛いかもしれませんが、「すいません」「いいよぉ」のくだりです。もっと激しく「すいません」「いいよぉ」「すいません」「いいよぉ」・・・という場合もあるのですが、その動画が見付かりませんでした。
つまり、何が言いたいのかと言うと、お互いがどんどん上に行く感じです。きっと、これが求められている合気のイメージなのかなぁと。
相手よりも上の気位で、そして更に上の気位で・・・というイメージではないでしょうか。アキさん最高ですが、茂造さんが座長を退いてしまったのでこの掛け合いを見る機会も減るかもしれません。非常に残念。
武産合気(たけむすあいき)ということ
昨日のスポ少講習会でも、I木先生が合気の話をされていました。難しいことを沢山話されていたので、あまり理解できませんでしたが、辛うじて理解できたのは次の二点。
- 相手を見て礼をする時点で合気になっていないといけない
- 合気になるということは先を取るということ
そして、武産合気(たけむすあいき)という話をされました。植芝盛平という方が言っておられたという話。話を聞いている皆さんの頭に「?」が浮かんでいるような気がしました。
ってなりますよね。
調べてみると、剣道の凄い人では無く、合気道の達人でした。恐らくこの人。
検索すると、若い頃のイケメンの写真が出てきますが、上の写真は正に達人という印象を受けるのではないでしょうか。
植芝盛平先生の言う武産合気とは、簡単に言うとこういうことです。
技はかけるのではなく”相手との関係性の中で新たに生み出されていくもの”である
つまり、合気になっていれば自然と体が反応して技が生み出されるということ。確かに、昇段審査や試合などで無心の打突というのがたまにありますよね。恐らくあれですね。だからああだこうだと考えていてはダメなのでしょう。
まとめ
先日の六・七・八段受審者講習会の時にも合気の話をされていました。その時に指摘されていたのは八段を受審される先生。打てるからと言って、自分勝手に打つのではなく、相手の気の更に上で打つようなイメージでしょうか。上手く言葉にできませんが、言いたいこと伝わりますか?
自分の思いをただ単に押し通そうとするのではなく、相手のことを良く知る必要があるのです。目の前の相手のことを良く考え、お互いに良い感じの稽古や立ち会いができることが理想ですね。自分を押し通そうとしていたら、彼女に振られてしまいますよ!
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