先日、稽古後に小学生の男の子から
と言われてしまいました。もしかして、指輪を嵌めたまま剣道をしている人って少ないのでしょうか。実は、昨日の稽古でY田君にも
と言われてしまいました。私の場合、握力が弱いのか、竹刀をあんまり握ってないのか・・・
指輪を嵌めたまま剣道していても何の問題もありません。
恐らく左手の握力は50kgもありません。最近計ってないのでわかりませんが、学生時代でも50kgくらいだったように思っています。右手も55kgくらいだったと思いますが、恐らく今はもう右手も50kg以下ではないかと。ですから皆さん、か弱いおじさんを苛めないでください。
ちなみに、私の結婚指輪には小さなダイヤモンドが入っています。ブルーダイヤです。決して洗濯石鹸ではありません。フラボノイドも配合されていません。当然、甲手の消臭目的ではありません。
一応天然のブルーダイヤなのです。でも、ダイヤモンドってただの炭素なんですよね。そう、炭ですよ、炭。そう考えるとあんまりロマンチックでもありませんが、どうしてただの炭がダイヤモンドになるのでしょうか。
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ダイヤモンドを作るには凄い圧力が必要だった!
人工ダイヤを作る場合、色々な方法があるようです。
例えば、高圧合成法という方法で10万気圧の圧力を掛けて製造するらしいです。10万気圧ですよ、大気圧の10万倍って・・・単なる炭もそれだけの圧力を掛ければダイヤモンドに変化するって凄いですね。10万気圧というと、全く想像もできませんね。
単に体脂肪が多いだけですね。
イギリスの歴史家トーマス・カーライルはこんなことを言っています。
No pressure, no diamonds.
- Thomas Carlyle -
日本語に訳すと、「圧力がなければダイヤモンドは生まれない。」ということ。天然のダイヤモンドは大地の重みと大地の圧力によって出来るそうです。自然の力って凄いですね。
ところで、剣道をしていると凄い圧力を感じることってありますよね。ダイヤモンドできるんじゃないか?ってくらい。
高段者の圧力が凄い!
稽古中に相手の気迫や圧力を凄く感じることってありますよね。あれ、何でしょうね?特に高段者の先生方は凄い圧です。力では無く、まるで蛇に睨まれたカエル状態になってしまいますよね。
そして、若い頃から常々不思議に思っていたのが、地稽古の順番待ちをしている列にどんどん押し込まれてくる掛かり手。並んでいる列がどんどん後ろに下がって、待っているのも大変なことがあります。人が多い時などは激突することも多々ありますね。
って思っていても、いつの間にか後ろの方に追いやられているなんていう光景もたまに見掛けます。不思議ですよね。特に八段の先生の場合はほとんどそんな感じです。そうでない先生の方が少数派ではないでしょうか。
どちらが良いとか悪いとかは無いのだと思いますし、私にはそういうことはわかりません。ただ、凄い圧力だということだけはわかります。京都大会の朝稽古でもそんな感じですよね。どんどん後ろが詰まってくる感じで並ぶの大変なんですけど。(笑)
でも、ずっと稽古を見ていると、
先生、ずるいなぁ。
ってわかるようになりました。わかったからと言っても何もできないのですが・・・
そして、実際に稽古をお願いすると後ろの方に追いやられてしまうのです。一度あれの真似をしてみようと思って、小中学生相手に挑戦してみたこともあるのですが、なかなか上手くいきません。気が弱いので。(笑)
ダイヤモンドを作れるくらいの圧力を身に着けられないものでしょうか・・・
やっぱり無理ですね。何か秘策があったら教えてください。
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