剣道は武道です。しかし、第二次世界大戦後には剣道が禁止されました。そして、剣道を復活させる時に撓競技(しないきょうぎ)として武道色を払拭した形で行われたのが今の剣道に繋がっているわけです。その流れで、現在の剣道もスポーツとしての一面も持っているというのが現状です。
武道とスポーツはどう違うのかということに関してはこちらを参考にしてください。
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日本剣道形の一本目、木刀で頭を叩かれて頭がおかしくなったわけではありません。頭を叩かれたのは事実ですが・・・
実は、今日は県の剣道連盟が主催する六・七・八段受審者講習会に参加してきました。講師の最初の言葉が衝撃的だったというか、自分の中にストンと落ちて来た気がしたので、つい・・・
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六・七・八段を受審する人は剣道をしてください!
講師の先生の話の中に
という言葉がありました。
試合に出ても勝つことは無いし、中高生には打たれるし、どうしたらいいんだ・・・
と悩んでいた私に一筋の光が見えた気がしました。剣道競技も剣道も同じように思えます。そして、その違いを説明しろと言われても、私には説明ができません。そこは何となく、ニュアンスで察してください。
私の中のイメージでは、スポーツ的要素を排除した『武道』ということだと考えました。
そして、講師の先生はこう続けます。『審査基準の中で勝敗は重要視されない』と。審査も勝負だということも理解しています。しかし、勝敗を重視しないということを念頭に置けば、正しい剣道をするだけなので、少しだけ気が楽になりました。
審査用の剣道なんて無い
剣道には、
- 試合用の剣道
- 審査用の剣道
- 稽古用の剣道
なんてものは無いと言われます。しかし、実際には違いがありますよね。講師の先生も言っておられましたが、理想は全て同じでなければならないが実際は難しいと。
僕は審査用の剣道をずっとして行けたらいいかなって思ってます。審査用の剣道で稽古も試合も。試合はほとんど出ませんけど、試合だからと変に崩したりズルいことをするのは・・・もう、やめよう。(笑)
剣道競技は卒業します。
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