一昨日と昨日は高体連の大会が開催され、私も昨日だけ見学に駆け付けました。初戦敗退でしたが、惜しい試合でした。やはり5人戦を3人で戦うのは難しいですね。
そして、今日は中体連の県大会のようなもの(団体戦のみ)が開催されました。どうやら、5位になったらしい。結構凄いんじゃない?びっくりでした。観に行けば良かったか・・・
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観に行けば良かったと書きましたが、午前中はおじさん方と稽古していたので無理でした。ちなみに、今日の稽古の参加者はM上先生とM輪先生と私の3名のみ。ちょっと寂しい感じでしたが、凄い発見もできたので良かったです。
発見というのは、M上先生について。ゴッホはこんなことを言いました。
美しい景色を探すな。景色の中に美しいものを見つけるんだ。(ゴッホ)
そう、M上先生の中に今まで知らなかった剣道を見ることができました。
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能ある鷹は爪を隠すとは言うが・・・
M上先生は水曜日の稽古にほぼ毎週参加されているので、どのような剣風なのかとか、弱点とか、弱点とか、凄く良く知っています。あと、弱点とか欠点とか・・・
いつもの稽古は基本打ちをするときには申し合わせなので、自分の稽古したい技の稽古をしています。オーソドックスなメニューは
- 切り返し
- 面打ち
- 小手打ち
- 小手面打ち
みたいな感じですね。場合によっては突きも入れたり、入れなかったり。本当に基礎の基礎という感じです。しかし、今日は参加者も少なく、時間もたっぷりあるということで、応じ技の稽古をやりました。すると、どうでしょうか・・・
となりました。正直に言うと、かなり衝撃的でした。逆に、私はどうも元立ちと合わずに殆ど失敗。情けない・・・
実は、M上先生も応じ技の稽古は普段から殆どやっていないということでした。だから自分でも打てるかどうかわからなかったみたいなのです。そして、応じ技の稽古をしていても特に思い入れは無かったというか・・・
しかし
地稽古では応じ技をほとんど使われません。たまに応じ技を打ったとしても全く決まらず・・・という状況でした。不思議ですよね。あんなに綺麗に応じ技が打てる人が、一本も決まらないんですよ。きっと何か原因があるに違い無い!!
まさか、単純に能ある鷹が爪を隠しているだけではないでしょう。どうしてなのでしょうか?
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応じ技を打つのに必要なもの
応じ技を成功させるコツがあるんじゃないかと思っています。私の考えでは、次の2つ。
- 自分から攻める
- 相手の打突を待つ
一見矛盾する2つの事象。しかし、この2つがなければ応じ技は成立しないと考えます。
実はかつて、私もとある先生に言われたことがあります。
ということですね。
応じ技は後の先の技。つまり、相手が打ってきた技をすり上げたり、抜いたりしてから自分が技を打つという少し高度な技です。しかし、大切なことは先の技であるということ。
後の先だからと言って、相手の打突を待っていてはいけません。確かに、待って打っても成功する可能性もあります。しかし、成功したとしても、そんな技は低評価(だと思う)。大切なことは、自分から攻めて相手に打たせるように仕向けることですね。
そして、相手の打突を誘ったとしてもタイミングが合わなければ応じ技は打てません。丁度良いタイミングというのがどこかにあるのです。その為に、少しだけ相手の打突を待つ必要があります。この部分がタメと言われるところでしょう。
間違っていたらごめんなさい。私の感覚なので、もしかしたら見当違いのことを書いているのかも・・・
結論として、M上先生の応じ技が地稽古で成功しない理由としては、焦って打ってしまうということでしょう。私自身もそんな感じ。でも、待ち過ぎてもダメだし、本当に難しいですよね。
M上先生は応じ技が素晴らしいんです。ゴッホが言ったように、既にあるものの中に美しいものを見付ければ良いだけなんだと思った、今日の稽古でした。
やっぱり、自分勝手な稽古をしていてはダメなんですよ!って、自分のことですね。はい、ごめんなさい。
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