いや~~、大変でした。
昨夜、ようやくほたる杯の試合結果をまとめることができました。試合数が多過ぎて、もう大変です。本戦は1試合しかしてないんですけどね。(笑)
どれだけの試合数をこなしたかと言うと・・・
- 1日目錬成会:13試合
- 2日目本戦:1試合
- 2日目申し合わせ:7試合
- 1日目錬成会:12試合
- 2日目本戦:1試合
- 2日目申し合わせ:5試合
ということで、二日間で小学生が21試合、中学生が18試合もしたことになります。合計39試合ですよ。39試合分のスコアをエクセルに打ち込んで、更にホームページに掲載しました。
誰か褒めてください。
こんな感じでお願いします。
実は、本戦のスコアを付けるにあたり、試合のビデオを再度確認していたのですが、ちょっと思ったことがあったのでメモ代わりに書いておきたいと思います。
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相手を引き出すということができれば簡単に勝てる?
小学生も中学生も残念ながら5人抜きされてしまったのですが、特に小学生の相手チームの先鋒の子の巧さが気になりました。何というか、派手さはないのですが、とってもおっさん好みです。(笑)
相手の先鋒は小学6年生の女の子。比較的小柄です。(うちの先鋒がでかいというのもありますが・・・)
基本的な打突に関しては、うちのチームの子供達もそれ程劣っていないように思えました。スピードとかそういう部分は大差なしです。
ちょっと見ただけですぐに、
この子は強いわ~!!
という風には思いませんでした。やはり小学生の強い子と言うと、スピードがありますよね。でも、そういう部分は普通~~~なんですよ。実に普通。見た目は勝てそうなイメージ。
でも、映像を改めて見直してみると・・・
って思ってしまいました。それは、相手を上手く引き出しているという部分ですね。もう、高段者の領域ですよ。
僕が40年近く掛かってようやく身に着けたことを小学6年生がいとも簡単にやってしまってました。というか、僕が全然駄目っていう話ですけど・・・
しかし、僕の周りの小中学生にはこのようなタイプの子が居なかったので驚きました。映像をお見せできないのが残念です。五段、六段審査で苦労している人に見て頂きたいくらいです。(笑)
言葉で伝えるのは難しいのですが、
- スッと入る
- 相手が打ってくる
- 応じる
ただそれだけ。そういう場面が何度もありました。特に巧いと思ったのが面返し胴です。有効打突にはならなかったのですが、何本も惜しい打ちがありました。
参考になるのはこちらの映像ですかね。
上の動画は面抜き胴ですが、凄く解り易い映像ですね。元立ちが面を打つ前にほんの少し前に攻めています。この攻めです。小学生がこんな技を使うんですよ。しかも、試合で何度も。
日頃から稽古していないとできない技ですよね。
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まとめ
剣道はスピードだけじゃないということを再確認しました。確かにスピードは大事。でも、僕でもスピードの速い相手と稽古しても結構打てる時があります。
どういう時かと考えると、やっぱり相手を巧く引き出せた時ですよね。
攻めて引き出して打つ。簡単なようでとっても難しいです。五段の審査で苦労していた時に審査員の先生に
と言われたことがありました。
言うは易し行うは難し
ですかね。僕でも多少はできるので、誰でもできると思うんですけどね。要するに、焦ったら負けってことですよ。相手を焦らせるようにしなきゃ。
なんて言いながらも、いつも小学生との稽古で焦って打ちに行ってしまうんですよね。日々反省です。
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