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指導方針の違いというのは非常に難しいですね。あっちの先生とこっちの先生が正反対のことを言っているなんてことも多々ありますが、それを取捨選択できるようになるのも一つの修行だと思います。
どうしたらいいんやろ?
悩みますよね。自分で正解を持っていて、それを意識して稽古に取り組んでいると全否定されたり。かといって、その先生の前でだけその先生の言う通りにするなんて器用なこともできません。
船頭多くして船進まず…
指導方針の違いに対応するのは非常に難しいですよね。そんなNちゃんが解決の糸口を見付けられるようになればいいのですが・・・
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面打ち一つで指導方針は色々!
例えば面打ち一つ取って見ても、色々な打ち方がありますよね。そして、基本打ちの面打ちも一つではありません。
八段の先生の言う事は絶対というわけでもないというか・・・正しいことを仰っているんですよ。でも、全てを鵜呑みにするのは如何なものかと思います。
稽古会や講習会に行くと、八段の先生が指導してくださいます。しかし、実は面打ちの指導でも先生によって全然違うことってありますよね。
例えば、解り易く面を打つ時に相手が出小手を狙ってきた場合を考えてみましょう。
- A先生
- B先生
大きく振りかぶって面を打ちなさい。相手が小手を打って来ても小手には当たらないでしょう。
ギリギリまで剣先を上げないようにして面を打ちなさい。そうすれば相手が小手を打って来てもすり上げになるから。
こんな感じです。私は個人的にB先生の指導方針が好きですが、A先生の指導が好きな方も多いようです。そして、A先生派の人とB先生派の人で意見が対立するわけです。(笑)
ってな感じですね。
但し、今回のNちゃんの話を聞いていると、どちらも正解というわけではなさそう。でも、不正解だとしても、何かちゃんとした理由があるはずです。
きっとNちゃんに足りない部分があるから、そこを補うための助言だったに違いありません。
私が推察するには、打突時のインパクトですが。根本的な部分を修正せずに、見た目の部分を修正しようとするのは良くないでしょう。なかなか難しいですが。
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取捨選択
剣道だけでなく、生きて行く上で人は必ず取捨選択しなければなりません。仕事も学校も家庭も同じですよね。
ただ、白い物を黒だと言わせてしまうところもあるのは事実。怖い世界です。
しかし、できる限り自分自身で判断をして取捨選択をする必要があります。
取捨選択:悪いもの、不必要なものを捨てて、よいもの、必要なものを選び取ること。
難しいのはここからです。正しいこと、間違っていることを自分で判断できるようになったとしても、正しいことだけを実行していくのは非常に難しいということ。
今回の事例で言うと、最善策としては
と、真摯に向き合い、納得できるまで質問をするのが良いでしょう。
ただ、世の中にはその理由すら教えて貰えない場合や、根本的に間違っている場合であってもその意見が正しいと言い張る人も居られるのも確かです。非常に難しいですね。
そんな場合はどうすればよいのでしょうか・・・
まとめ
というわけで、答えは出ません。(笑)
話し合っても、結局お互いが平行線のまま交わることが無いということも良くある話ですが、そんな時はもう交わらなくても良いので、
と言い切ってしまうべきでしょう。もし、そっちの道が間違っていれば、途中で修正すれば良いだけの話ですしね。そういう紆余曲折も必要ですよ。
しかし、剣道って色々なタイプの先生が居られますよね。〇●先生のような剣道を目指しているのに、全然違うことを指導されるなんてことも多々あります。
登山口は沢山あるけど、頂上は一つ!!
と、良く例えられますが、最近は本当にそうなのかなぁ~って思うようになりました。もしかして、頂上もいくつかあるのではないかと思えてきたのです。
本当の頂上は一つなのかもしれないけど、本当の頂上が全然見えないから解っていないだけかもしれません。こっちが正解かも。
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