今日は武徳殿へ行かず、中学校で細々と稽古をしていました。
稽古の内容は試行錯誤です。
わくわく感のある稽古をしたいと思っていたのですが、自信ないですね。稽古はこちらの書籍に書かれている内容を参考に多少のアレンジを加えながらやってみたり・・・
楽しく稽古して上達できるということが大前提でわくわく感を楽しみたいと思っているわけですが、どうだったのかなぁ。でも、楽しいばかりじゃダメだと思うので、半分はキツイ稽古も取り入れつつ。飴と鞭を上手に使いこなしたいですね。
ところで・・・
普段の稽古なら、稽古が終わってから一人一人にアドバイスすることが多いですよね。でも、昨日の稽古は1対5だったのと、地稽古もしていないのでそういう面でもアドバイスできません。そこで、
と言ったら大変なことになってしまいました。質問を受け付けると言っても、1つ2つのつもりだったのですが・・・
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剣道で悩んでいるのは大人も子供も同じ!
日本人って、学校の授業でもあんまり質問しない文化ですよね。今は違うのでしょうか?以前、海外で講師をされていたという先生が帰国されて、話を聞く機会があったのですが、
という話をされていました。
だから、日本人は疑問に思っていてもなかなか質問できないのだと考えていたのですが・・・
質問が出るわ出るわ。ちょっとびっくりですね。娘だけは時間のことを気にして質問を控えたようですが・・・っていうか、質問あるなら家で聞けよって感じですよね。(笑)
つまり、この子達は常日頃から剣道をしている中で湧いてくる色んな疑問を解決する場が無いということなのです。いつもは口数の少ない子だと思っていたのですが、休憩の合間に質問してきたりという場面もありました。
そんな質問にはできる限り答えようとはしているのですが、言葉では伝わらない部分も多いですよね。難しいです。
しかし、剣道をしていて色んな疑問が湧いてくるというのは大人も子供も同じなんですね。大人には大人の悩みが、子供には子供の悩みがあるものだということを再認識しました。
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一方通行の授業も良いですが・・・
剣道の稽古は一方通行の授業が多いんですね。そりゃ、八段の偉い先生が言うことは絶対ですよ。自分が考えていたことと正反対の事を言われても、
って思います。
でも、残念ながら僕は八段には遠く及ばない、ちっぽけな存在なんですよ。ですから、一方通行の授業では良くないんだなって思いました。凄く勉強になりましたね。
子供達の疑問って、我々にとっては、
って事も多いようです。殆どが我々が通ってきたことと同じ道を歩んでいるのですから、当たり前と言えば当たり前。
普段の稽古で指導する時は自分の学んできたことを全て出し切ろうとは思うのですが、質問されることって、その隙間にある疑問だったりします。
例えば、
と教えますが、
なんて。はっきり言ってしまえば、意識して取り組むしかないとは思うのですが、もう少し違う視点で物事を見る必要性も感じました。
そして、そんな些細なことでも悩んでしまって前に進めないっていうのは辛いですよね。
ですから、疑問があれば先生にバンバンぶつけてみましょう!!
わくわく感満載の稽古を目指していたのですが、ちょっと方向性が違ってきているような気がしますね。でも、疑問を解決することで、次の稽古はわくわくできるかな~。
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