一人稽古

剣道は足で稼げ!一人稽古に取り入れてみよう!

『営業は足で稼ぐ』なんて言葉がありますが、今はもう時代遅れのようですね。ベルフェイスのCMでもやっていますが、今は立派なヒラメ筋は不要だそうです。ちょっと極端だとは思いますが。

あのCMを見る度、剣道好きなあなたはきっとこう思っているのではないでしょうか・・・

照英さんのヒラメ筋も凄いけど、西村選手のヒラメ筋の方が凄くない?

と。そんなあなたは立派な剣道中毒患者です。

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ところで、『一眼二足三担四力』って言葉がありますよね。よく昇段審査の筆記試験で出題されるやつです。解答例はこんな感じ。

剣道を修行する過程において、重要な事柄を述べた古人の教えである。 第一に相手を見る目、第二に足さばき、第三に胆力、すなわち何事にも動じない強い気持ちや決断力、第四に力、すなわち技を発揮する身体能力が重要であるという教えである。

個人的には私に一番足りない部分は担力ではないかと思っています。優柔不断なので決断力に欠ける自信があります!!しかし、一般的にはですよね。

剣道と言えば足!!

剣道は体の全身を使わなければならないので、稽古中に足だけに意識を向けるというのは難しいのですが、強豪校と呼ばれるチームは例外なく足の動きが素晴らしいです。それもそのはず。足さばきの稽古をみっちりしているのですから・・・

実は、少し前に足さばきがメインのDVDを入手したので、簡単に紹介したいと思います。

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剣道強豪選手の量産は可能?

今回入手したのは、所正孝先生の『剣道強豪選手量産プログラム』です。こちら。

1回見ただけではよくわからないので、現在2回目見てます。所先生は凄い選手ではなく、選手としての実績などはありません。しかし、監督としての実績は凄いようです。全国大会を2つの学校で制覇したことがあるとか。

DVDのダイジェスト版がYouTubeにありましたので、ちょっと見てみましょう。

ダイジェスト版では内容まではわかりませんが、気になったのは「リズム」という文字です。少し前に、スポーツリズムトレーニングということについて取り上げたことがありました。記事はこちら。

音楽を流して稽古するわけではありませんが、リズミカルに体を動かすということは大事なことですし、稽古も楽しいのではないでしょうか。

DVDの内容としては、タイトルの通り中高生向けのように感じましたが、中高生に限らず大変参考になる内容でした。私も長年剣道を続けていますが、知らない事が多いということを気が付かせてくれたDVDでした。

特に参考になったのは次の3点。

  • 体格差があるときの対策方法
  • 引き技の時の足さばき
  • 呼吸と打突の機会について

他にも多くの学び、気付きがあったので、その辺りについては機会があれば詳しく紹介したいと思います。

では、折角なので軽く内容に触れておきましょう。

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体格差があるときの対策方法

昨日の記事にも書いた通り、我が家はリトルジャパニーズ一家。ですから、体格差に苦しめられることも多いのです。

所先生の解説では、小柄な選手は不利だが中段の構えを工夫することでその差はなくなるということでした。

実は、中段の構えには次の5つがあります。

  • 正眼の構え:剣先を相手の喉元に定める
  • 青眼の構え:剣先を相手の左目に定める
  • 晴眼の構え:剣先を相手の眉間、眼と眼、その中心に定める
  • 星眼の構え:剣先を相手の顔面の中心に定める
  • 臍眼の構え:剣先を相手の臍の辺りに定める

五行の構えと呼ばれ、全て『せいがんのかまえ』と読みます。他のDVDでも見たことがあったのですが、体格差という解説はありませんでした。実は、小柄な選手は青眼の構えを使うと良いということなのです。

その理由も解説されていましたが・・・

よく考えたら、私の構えは常に青眼の構えでした。(笑)でも、もう少し剣先を上げても良いのかもしれないと思ったので、今度の稽古の時に試してみたいと思います。

引き技の時の足さばき

引き技の時の足さばきで、特に引き小手と引き胴については衝撃的でした。知っている人は知っているのかもしれませんが、私が今まで聞いたことがない足運びの方法だったのです。

紹介されていたのは次の2種類。

  • 左足で踏み込む
  • 右足を交差させて踏み込む

つまり、普通に右足で踏み込む方法も含めると3種類あるということになります。強豪校では当たり前なのでしょうか。

しかし、よく考えてみれば、引き胴や引き小手の足さばきなんて講習会などに参加しても取り上げられることはありません。知らなかっただけで、こういう方法もあるんですね。

今度試してみたいと思います。

呼吸と打突の機会について

剣道において、呼吸というのは非常に重要だということはあなたもご存知でしょう。特に息を吸ったところは相手にとっては打突の好機であるということです。

DVDでは、それだけでなく声を出し始める瞬間も打突の機会だと言っていました。よく考えたら、たまに中学生にやられます。まぁ、打たれることはありませんが、準備ができていないので避けるだけで終わってしまうことが多いです。

特に引き技を打つときには有効かもしれません。これも今度試してみようと思いますが、あんまり引き技を打つ機会もないのでなかなか実践できないかも。

まとめ

今回は、剣道はが大事ということで参考になるDVDを入手できたので紹介しました。『営業は足で稼げ』というのは時代錯誤になりつつあるかもしれませんが、『剣道は足で勝つ』というのはこれからも変わりないでしょう。

参考にしたDVDはこちらです。

解説も非常にわかりやすく、内容も良かったので凄くおすすめです。足さばきの稽古というと、広い道場や体育館が無いと難しいと思っていましたが、この内容なら自宅で一人稽古もできるのではないでしょうか。

指導する立場の方はもちろん、自分の技術向上の為にも是非どうぞ。

⇒ 『剣道強豪選手量産プログラム』

実は・・・

今日の稽古で左足の薬指を負傷してしまいました。懸かり稽古を受けている時に調子に乗って自分から面を打ちに行ったらこのザマです。体さばき、足さばきが全くできていないってことですね。

イチから勉強し直します。

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  • この記事を書いた人

剣道中毒管理人

剣道錬士七段のしがないサラリーマン。 子供と一緒に稽古をするのが唯一の楽しみです。

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