手首の痛みがピークです。
いや、ピークなのかどうかわかりませんが、昨日より痛くて・・・
朝から息子にアゴで使われ、
あかん、無理!!
ってなってしまいました。
先週の初めには手首の状態はかなり良くなっていたのですが、ちょっと5日連続で稽古するのは無理だったようです。手首が痛くなると、手首を返す技ができなくなりますよね。胴打ちとか、切り返しとか。でも、すり上げ技は意外と大丈夫です。意外と手首を使わないのかもしれません。
仕方がないので、今週は少年指導と元立ちに徹することにしたいと思います。
というわけで、今日は意外と手首に負担が少ない擦り上げ技について考えてみましょう。
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擦り上げ技のコツは教えられません!(笑)
先日の支部の稽古会の後に、M宅先生から、
って質問されたのですが・・・
と答えられれば良かったのですが、実のところ上手く説明ができないのです。簡単に言えば、気が付けばできるようになってたという感じなので。
もしかして、天才肌?って思われるかもしれませんが、多分そうではありません。というか、明らかに違います。
M本先生にも何度も褒めて頂いたことがあります。
なんて。でも、元々面擦り上げ面(表から)は得意ではありませんでした。学生時代は使ったことがありません。寧ろ、小手擦り上げ面(裏から)の方が得意だったのです。
表から擦り上げる動作と裏から擦り上げる動作はちょっと違うように思います。これまた上手く説明はできないのですが、裏からはちょっと無理矢理、表からは自然にという感覚でしょうか。
今更ですが、面擦り上げ面ってこんな技です。
表からの面擦り上げ面です。さぁ、やってみましょう。
私の個人的な印象ですが、表からの擦り上げ技は竹刀の軌道に関しては普通に打つ時と大差無いと考えます。ほんの少しだけ寄り道させるイメージでしょうか。だから、無理矢理左手を動かして擦り上げようとしても失敗すると思います。
さらっと重要なこと言っちゃった気がしますが、多分こんな感じ。(笑)
言葉で言っても、頭で考えてもわからないと思います。実際にやってみて感覚を掴んでみてください。
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掌を返すわけではありませんが・・・
掌を返すと言うと、ちょっとイメージが悪い表現になってしまいますが、以前に受講した形の講習会の時に講師の先生が仰っていました。
- 表から擦り上げる時は右手の掌を上にひねる感覚
- 裏から擦り上げる時は左手の掌を上にひねる感覚
すると上手く擦り上げられます。
ということでした。これもまた極秘事項なので口外するなって言っておられました。(笑)
私自身は特に意識したことは無いのですが、子供達に教える時には時々この表現を使わせて頂いています。解り易いですか?そんなことないですか?
擦り上げ技の練習方法は?
これまた違う講習会に参加した時の話ですが、『受ける』という稽古をしました。
- 元立ちが面を打ってくるところを掛かり手が竹刀で受ける
- 元立ちが小手を打ってくるところを掛かり手が竹刀で受ける
- 元立ちが小手面を打ってくるところを掛かり手が竹刀で受ける
という、本当に受けるだけの稽古です。しかし、この稽古方法には続きがありました。受けることができるようになったら、そこから技に繋げましょうということですね。
すると、あら不思議・・・
擦り上げ技が簡単にできるようになってしまいました。というか、元々私はできるので、「できるようになった!」という感覚は掴めませんでしたが・・・
というわけで、皆で擦り上げ技を身に着けましょう!
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