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剣道部の顧問が素人の先生!それでも強くなりたい?


私がまだ中学生の頃の話です。私が中学校に在籍していた3年間は剣道のできる先生が居られませんでした。

S川先生
剣道部の顧問になりました、S川です。剣道の経験はありませんが、よろしくお願いします。

私(中3)
また剣道未経験者か~。
顧問は剣道ができる先生がいいなぁ~。

実は私が剣道を始めたのは中学校の部活動。つまり、少年団との関係は一切なく、剣道の基本を教わったのは部活の先輩。

そんな状況でも一生懸命努力し、ブロック大会ではそこそこの成績を収めることもできました。県大会では奮わなかったのは言うまでもありませんが・・・

そして、現在も似たような状況。私の母校の中学校にはここ数年間剣道のできる先生が居られません。今年の春から中学に進学する娘も・・・

剣道のできる顧問の先生来られないかなぁ~?隣の中学には3人も剣道の先生が居るのに。ずるいやん。

と、漏らしていました。

しかし、私が中学の頃とは時代が全然違います。剣道部の顧問が剣道未経験でも、剣道初心者でも本人の強くなりたいという意志さえしっかりしていれば強くなることは可能だと思っています。

ですから今日は
 
剣道部の顧問が剣道できなくても強くなる方法
 
について、真剣に考えてみたいと思います。中学生のお子さんを持つお父さん、お母さんへの聞き込み調査をしてみると意外なことがわかりました。
 

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中学校は部活動よりも学業優先?

私の母校の生徒やその親御さんと話をしていると、

Aさん
最近はどこの学校も似たような感じで、部活に力を入れてるっていうところは殆ど無いみたいですよ。顧問の先生がどうのっていうより、学校の方針なのかなぁ。

ということでした。どうやら、部活動よりも学業優先の傾向が強いようです。それに、子供達も学校が終わったら塾。塾、塾、塾・・・という感じらしく。中には、夜11時まで塾に行っているという子も居ました。最近の中学生は本当に大変ですね。

では、実際の学校の部活動はどんな感じなのでしょうか?

私の母校は4時過ぎに授業が終わるらしいのですが、冬場は5時には下校(全員が学校を出なければならない)という決まりになっているらしいのです。

よく考えてみましょう。授業が終わって、大急ぎで武道場にやってきて、それから剣道着に着替えます。気が付いたら4時30分くらいになりそうですよね。そして、5時には下校。つまり、5時前には着替え終わって防具も片付けなければならないのです。

準備体操や素振りをしていたら、面を着ける時間なんて全く無いということになってしまいますよね。実質10分~20分というところでしょう。

更に、水曜日は何故か部活動禁止の日になっているので、平日の部活動は週に4回。そんな状態が何か月間も続くと言うのです。

これについては地域性もあると思います。しかし、これでは部活動に力を入れることは不可能ですよね。

面と竹刀

じゃぁ、剣道で全中出場するような学校の部活動はどうなの?

って思いますよね?きっと部活動に力を入れている学校に違いない。それを確かめるべく、知り合いのBさんに質問してみました。

Bさん
顧問の先生にもよると思いますけど、部活は凄く緩いみたいですよ。部活動より、週3回のスポ少の練習の方がかなりキツイみたいです。

ということでした。全中に出場するような学校でも部活動に力を入れているわけではないというのには驚きました。しかも、スポ少から参加している錬成会合同練習なんかもあるらしく、そちらの方がメインのようです。

つまり、学校としては部活動よりも学業優先。剣道で全国大会に出場しているような選手は学校の部活よりも地域の団体や道場で鍛えられているということですね。
 
ということは・・・

剣道部の顧問の先生が剣道をできないという場合の方が割り切って出稽古に行けるというもの。正に発想の転換というやつですね。
 
では、具体的に自分達でどのようなことができるのか考えてみたいと思います。
 

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自分達でできることは何か?

では、部活動に力を入れていない学校の生徒達がもっともっと強くなりたいと思った場合、顧問の先生に頼らなくても何か自分達でできることはあるのでしょうか?

次の3つを考えてみました。

  1. 地域の道場や少年団で稽古をする
  2. 出稽古に行く
  3. 自分達で地域の施設を借りて稽古をする

 
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
 

地域の道場や少年団に入会しよう!

まず、最も簡単な方法として、部活動以外に活動の場を求めるなら、地域の道場や少年団に入会しましょう。これには会費が必要となるというデメリットがありますが、それ以上のメリットがあります。

地域団体のメリット
  1. 学校以外で稽古できる
  2. 色々な指導者からのアドバイスが貰える
  3. 中体連以外の大会に出場できる

 
上記の2点については説明する必要はないと思います。そして、3つ目のメリットですが、中学校の部活動で出場できる大会というのは、基本的に中体連の大会だけです。しかし、地域の団体に所属していれば、中体連以外の大会や錬成会にも参加できます。

具体的にはその団体が道場連盟に加盟していれば、道場連盟の大会に参加できます。また、その団体がスポーツ少年団に加盟していれば、スポーツ少年団の大会に参加することができます。

どちらも全国大会に通じる大会なので、出場する価値はあるでしょう。逆に学校の部活動からは参加できないので、強くなりたいのであれば入会するメリットは十分にあるでしょう。
武道場
そして、凄いことに、剣道という競技はスポーツ少年団に登録していても道場連盟に登録していても、中体連に登録していても、全ての団体の大会に出場できるのです。これが野球やサッカーならそうもいきません。

他の競技の場合は登録できる団体は一つ。そして、大会もその団体からしか出場できないことになっています。それを考えると、剣道って本当に素晴らしいですよね。
 
では次に、出稽古について見ていきましょう。
 

出稽古に行ってみよう!

学校の部活動や地域の剣道団体だけでは物足りないというあなたは、進んで出稽古に行きましょう。中学生ともなれば、小学生とは違い、一般の稽古会にも参加可能ではないかと思われます。

私の住んでいる地域では市の剣道連盟が主催している稽古会が週に3回あり、一般の猛者達が鎬を削っておられます。勿論私も週に1回か2回は参加するようにしていますし、意識の高い中学生は自分から進んで参加しています。

しかし、出稽古という部分に関してはちょっと神経質になるべき部分かもしれません。私の住む地域では誰でもウェルカムという感じなのですが、そうでないところもあるでしょう。

自分の所属している団体の師範に出稽古を禁止される場合もあると聞いていますので、その辺りはよく確認してみてください。
交剣知愛
 
ちなみに、私は仕事柄色んな地域に出張することがあったのですが、防具を持って行くとどこの道場でも稽古をさせて下さいました。剣道という競技はそういった面では非常にオープンだと思います。

正に【交剣知愛】ですね。では、交剣知愛とは真逆とでも言いましょうか、自分達で稽古する方法を考えてみましょう。
 

自分達で地域の施設を借りてみよう!

学校は下校時刻が決まっているので、そのまま居残りをして剣道の稽古をするということはできないでしょう。そんなことを許してしまえば、他の部活動でも同じことをすることになり、収拾がつかない状態になりますよね。

ですから、学校とは別の場所での稽古ができれば、部活動とは別の趣味の世界という感じになりますよね。もしくは、塾や習い事と同じ扱いではないでしょうか。

塾や習い事を規制する学校も無いと思うので、恐らく校則に触れることもないでしょう。顧問の先生に断りを入れる必要も無いと思います。

体育館

中学生の頃は体育館を使用するのに使用申請が必要とか使用料が必要とか、そういうことは一切考えませんよね。私も大人になってから初めて自分で体育館を借りましたが、公共施設って意外と簡単に使用申請ができるものだったのです。しかも、安い!!

ちなみに、私の住む地域には中学校の隣に市立体育館があります。そして、その市立体育館の二階には卓球室という名の武道場があります。試合場1コート分くらいの広さなのですが、小人数で稽古するには十分でしょう。

その卓球室、1時間借りるといくら掛かると思いますか?

ナント、200円です。凄く安いですよね。2時間借りても400円。安いとは言え、毎日借りてお小遣いで払うというのは無理かもしれませんが、例えば週に2回、1時間半借りたとして、1か月に8回程度。多くて9回でしょう。

9回×200円×1.5時間=2,700円

1か月あたり2,700円程度です。それを何人かで割り勘すると、更に安上がり。

まずは一緒に稽古できる仲間を作りましょう。そして、思い切って体育施設を自分達で借りてみましょう!
 

まとめ

今日は剣道部の顧問が剣道のできない先生だったとしても、自分の意志で強くなれる方法について考えてみました。今まで、剣道の強い学校と言うのは顧問の先生が凄く剣道が強いのだと思っていました。

しかし、最近は部活動にあまり力を入れていない学校が多いらしく、学校の部活動よりも地域の道場やスポーツ少年団などの団体での稽古の方が厳しいということでした。

剣道部

では、そのことを踏まえて、顧問の先生を頼らずに稽古をする方法を考えてみました。

  1. 地域の道場や少年団で稽古をする
  2. 出稽古に行く
  3. 自分達で地域の施設を借りて稽古をする

 
上記の3つ、出稽古以外は会費施設使用料などのお金が掛かりますが、塾や習い事よりは安上がりなのではないかと考えます。何より、もっともっと強くなりたいという子供の気持ちを考えたら、親としてもできる限りの協力をしてやりたいですよね。

顧問の先生が剣道の素人であるという場合、他所の中学校の剣道部や高校との繋がりというものは非常に弱いと思います。ですから、その分自分達で道を切り拓いていく必要があるのではないでしょうか。

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