たたみ方知らんも~ん。
できんも~ん。
いつもは自分の剣道着・袴、娘の剣道着・袴、息子の剣道着・袴全て私がたたんで片付けているのですが、いい加減飽き飽きです。
冬場はどうしても室内に洗濯物を干すので、ずっと干しておくと邪魔になるので、たたむしかありません。でも、袴のたたみ方って難しいですよね?
皆さんはどうしてますか?
今日は『小学生でもわかる袴のたたみ方』を伝授しましょう。
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袴のたたみ方を動画で解説!!
袴のたたみ方を解説している動画は沢山あるので、YouTubeを検索するとすぐにヒットします。今回紹介する動画は武道具店が撮影された動画です。動画を見ると、とっても簡単そうに見えますね。
まずは動画をご覧ください。詳細についてはその後に解説しましょう。
いかがでしたか?何となくわかって頂けましたか?動画の中で紹介されている袴のたたみ方は以下の手順となっています。
- 袴の中の仕切りを、型がついている方に折り、腰板と前ヒダ部分を中央に揃える
- 後ろのヒダを合わせ、裾部分をつまんだまま置く
- 前ヒダを中央から折れ目に合わせて折る
- 両端をたたむ
- 裾側から腰板に向けてたたんでいく
- 裏返して前紐をたたむ
- 後ろ紐をたたむ
それでは、もう少し詳しく、順を追って説明してみましょう。
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後ろ側を揃えよう!
まず、袴の中の仕切りを、型がついている方に折り、腰板と前ヒダ部分を中央に揃えます。基本的に中の折り方はどちらでも良いのですが、購入した時に折り目が付いていると思いますので、それに従った方が良いでしょう。
次に、動画の解説では、「後ろのヒダを合わせ、裾部分をつまんだまま置きます。」とありましたが、これが意外と難しいので・・・
動画内では空中に浮かせた状態で裾部分を揃えていますが、私にはできませんでした。では、どうするか・・・と言いますと、そのままの状態で後ろ(お尻)側が上になるように床に置いてしまいます。
そして、床に置いた状態で裾部分を揃えます。
裾部分が揃えられたら、全体を裏返します。この時、裾部分を抑えながら裏返し、最後に裾部分を払うようにすると上手く裏返せるでしょう。できない場合は、裾部分を大きめの洗濯ばさみで挟んでおくと、簡単に裏返せます。
裏返した状態がこちらの写真です。
前ヒダを揃えて全体をたたむ
次に、前ヒダを中央から折れ目に合わせて折っていきます。
洗濯を繰り返すと、どうしてもヒダの折れ目がわからなくなってしまいますが、そういう場合は自己判断でヒダを決めてしまいましょう。(笑)
前ヒダを揃えられたら、両端をたたみます。紐の付け根から真っ直ぐになるようなイメージで、両端の部分を内側に折り曲げます。
そして、裾側から腰板に向けてたたんでいきます。この袴は少し短いので、3等分にしてみました。イメージ的には腰板が綺麗に収まるように折りたたむと良いようです。ですから、写真はちょっと失敗した例ですね。
前紐・後ろ紐をたたむ
袴全体をたためたら、再度裏返します。
裏返したら、前紐を4分の1に折り、斜めに重ねます。
更に、余った後ろ紐を前紐に合わせて斜めにかけ、前紐をまとめるように一周させます。
反対側の後ろ紐も同じように処理します。
最後に、余った紐の先を折り、巻いた紐の隙間に通して完成です。
まとめ
今日は、袴のたたみ方について取り上げてみました。剣道の袴のたたみ方は慣れてしまえば簡単なので、是非挑戦してみてください。偉い先生の袴をサッとたためるようになれば、極意を教えて貰うこともできるかもしれませんよ。(笑)
今回紹介した袴のたたみ方は紐を裏側に持ってきてまとめる方法ですが、他にも、表側で紐をまとめる方法もあります。基本的な紐のまとめ方については同じなので、表側か裏側かというだけの違いです。
私はこれまで、表側で処理していたのですが、この動画を見てからは裏側で処理するようになりました。裏側の方がバラバラになりにくいようなので、こちらの方がおすすめですね。
また、袴のたたみ方は袴を洗う時にも役に立つので、しっかり身に着けましょう。
では、もう一度袴をたたむ手順だけおさらいしておきましょう。
- 袴の中の仕切りを、型がついている方に折り、腰板と前ヒダ部分を中央に揃える
- 後ろのヒダを合わせ、裾部分をつまんだまま置く
- 前ヒダを中央から折れ目に合わせて折る
- 両端をたたむ
- 裾側から腰板に向けてたたんでいく
- 裏返して前紐をたたむ
- 後ろ紐をたたむ
各道場によって、たたみ方の指導方法が違うかもしれませんが、その辺りは臨機応変に対応してください。基本的な部分が理解できていれば、すぐに応用も効くと思いますので心配は要りません。
さぁ、これでうちの娘も袴がたためるようになったかな?
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