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剣道は資格として認められる?履歴書に書いてもOK?


とある稽古の後、女子高生Rioさんとの会話です。

Rioさん
来週、バイトの面接があるんですよ。

そうなん?頑張ってね。

Rioさん
頑張ります!
ところで、履歴書の資格の欄に『剣道三段』とか書くものですか?

書いても良いと思うよ。
僕も書いたことあるわ。

とは答えたものの・・・

剣道の段って履歴書の資格の欄に書くものなんですかね?趣味とか特技の欄の方が良いのかも・・・
 
履歴書写真

若い頃に相談したら、『段』とついてるものは資格に書けると聞いたのですが、本当でしょうか?気になったので調べることにしました。今日は、
 
履歴書の資格欄に剣道の段位を書くべき?
 
というテーマでお送りしたいと思います。
 

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剣道の段位は資格?それとも特技?

まずは、履歴書の書き方を思い出すところから・・・(笑)

履歴書の書き方を説明している動画があったので見てみることにしました。免許・資格については動画の2分くらいのところから説明されていますね。

 
免許・資格の記入ポイントとしては、

  • 保有資格は全て記入
  • 正式名称を記入
  • 勉強中の資格も記入可

 
というところでしょう。私が書くなら、剣道の段位の正式名称は「全日本剣道連盟 錬士六段」って書けばいいわけですね。

では、本題に入ります。

剣道の段を履歴書に書いても良いのか否かということを色々な方の意見を聞いてみたところ、書いても良いという意見が殆どでした。

しかし、記入するのは資格欄なのか、趣味・特技欄なのかということについては意見が別れるところ。個人的には今まで資格欄に書けるような資格がないという理由だけで資格欄に書いていたのですが、どうやら資格の欄に剣道の段位は書かない方が良さそうです。

資格欄に書いても間違いというわけではないのですが、剣道の段位を履歴書に記入する場合は資格欄より趣味・特技欄に書くのが適切。その理由としては次のようなものがあります。
 

資格欄に書かない方が良い理由
  • 書ける資格は国家資格だけ
  • 武道の必要な職種のみ記入してよい
  • 趣味欄に書くことによって人柄を表すことができる

 
疑問点も多々あると思うので、一つずつ詳しく見ていきましょう。
 

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剣道の段は国家資格じゃないの?

全日本剣道連盟の認定している剣道の段って国家資格なのでしょうか?

Rioさん
国家資格って何?

素朴な疑問ですよね。

国家資格とは
国の法律に基づいて国や地方公共団体、国から委託を受けた機関が実施する試験で、その試験に合格した人だけに与えられる資格を言います。

 
剣道の段位・称号は全日本剣道連盟の認定試験です。そして、全日本剣道連盟は国から委託を受けた機関ではありませんし、国の法律とは無関係ですよね。
 
つまり、
全日本剣道連盟の段位・称号は国家資格ではありません。
 
例えば、剣道八段の昇段審査は合格率が1%未満の狭き門なので、よく司法試験よりも合格率が低いと例えられますよね。有名(剣道関係者の中では)な番組もありました。

しかし、どれだけ合格率が低いかということは問題ではありません。剣道の段位というのは単なる修行の目安の一つにすぎません。

ですから、剣道の段位を持っていたとしても、それによって会社で給料がUPするなんてこともありませんし、特殊な職種を覗いては就職に有利ということもありません。

Rioさん
特殊な職種?

では、剣道の段位を履歴書に記入すると有利だと思われる職種について見ていきましょう。
 

剣道の必要な職種って何?

剣道の段位を履歴書に記入すると採用の際に少しだけ有利だと思われる職種について考えてみたいと思います。
 

  1. 警察官・刑務官
  2. 警備会社
  3. 中学・高校教員
  4. 実業団のある一般企業

 
思い付くのが上記の4つですが、履歴書に書くと本当に有利かと問われると、疑問ですね。

例えば警察官なんかは専門的に剣道をする部署(特練)に配属されるような人材は履歴書に関係なく最初からわかっているはずです。
 
婦人警官
 
警備会社についても、剣道ができるからと言って特別手当が出るわけでもありませんし、直接仕事の役に立つか否かという部分についても疑問です。

剣道と違って柔道の場合は有利と思われます。というか、それも上記の警察官と同じで最初からわかってスカウトしているので、わざわざ履歴書に書く必要も無いでしょう。

では、教職員関係はどうでしょうか?これは多少有利になるかもしれませんね。数年前に中学校の体育の授業で武道が必修になったので、剣道ができるというと優遇されるかもしれません。

しかしながら、私の知っている剣道四段の全中出場経験者が3度目の不採用となったそうですので、履歴書に剣道四段って書くのはおまじない程度ではないかと推測します。

では、実業団のある一般企業の場合はどうでしょう?残念ながら、剣道にプロはありませんので、実業団と言っても本業は会社のお仕事。剣道に力を入れていると言っても、本業優先です。

履歴書イラスト

つまり、よく考えてみると剣道の段位を履歴書に書いても特別有利になるとは思えません。しかし、上記のような職種の採用試験を受けるという場合には趣味・特技欄よりも資格欄に記入するのが良いでしょう。
 

Rioさん
じゃあ、履歴書には記入しなくても良いよね。

と思ってしまうかもしれませんが、できれば趣味・特技欄には剣道の段位・称号を記入することをお勧めします。それは、あなたの歩んできた人生、あなたの人柄を表す部分だからです。
 

剣道の段位はあなたの人柄!

履歴書というのは仕事を得るための重要な書類です。仕事に応募する時に、まずは履歴書を送りますが、履歴書だけで不採用ということも少なくありません。そこで、あなたの剣道の段位が脚光を浴びるのです。

剣道の段位は資格というよりは趣味・特技の範疇であるということは上記の説明で理解できましたよね。しかし、よく知らない人から見たら、

  • 剣道初段
  • 書道初段
  • 空手初段

 
って書かれていたら、

人事担当
グレイト!!

ってなりますよね。

つまり、下のような印象を抱かれるでしょう。(予想)

  • チャレンジ精神のある人
  • 目標を持って努力する人
  • 礼儀作法がしっかりしてそう

 
採用試験というのは勉強がどれだけ優秀であるかということを見るばかりではなく、その人の人柄や歩んできた道を見るものだと思っています。

人事担当者はいかにしてそれを見抜くかということを考えているわけですね。アルバイトとして、社員としてきっちりと仕事を続けて行けるか、向上心を持って努力できる人材か。そこがポイントなわけです。

ですから、履歴書の趣味・特技欄に剣道の段位を書くことをおすすめします。資格としての認識でなくても良いと思います。では、趣味・特技欄に書く場合の例を見ていきましょう。
 

趣味・特技欄に「剣道」と書く場合はどう書くの?

実際に履歴書の趣味・特技欄に剣道の称号・段位を書く場合はどのように書くのかということについて見ていきましょう。まずは趣味としてアピールしたい場合は下のように書くのがよいでしょう。
 

趣味
 
剣道
(10年間続けています)

 
単に「剣道」と書くのではなく、どのくらい頑張っているかということを記入するのがポイントです。そして、特技として記入する場合には下のように書きましょう。

特技
 
全日本剣道連盟 初段

 
特技欄に記入する場合、「剣道(初段)」と書いても問題はありませんが、できれば正式名称である「全日本剣道連盟 初段」と書く方が重みがありますね。もし、県大会や全国大会で優秀な成績を収めている場合はその旨も記入するとより良いでしょう。
 

まとめ

今日は剣道の段位は履歴書の資格欄に書いても良いのかということについて記事にしてみましたがいかがでしたか?

では、もう一度記事をおさらいしてみましょう。
 
面接
 
剣道の段位・称号は履歴書の資格欄ではなく、趣味・特技欄に書くことをおすすめします。その理由は下の通り。

資格欄に書かない方が良い理由
  • 書ける資格は国家資格だけ
  • 武道の必要な職種のみ記入してよい
  • 趣味欄に書くことによって人柄を表すことができる

 
剣道の段位・称号は全日本剣道連盟の認定試験なので、国歌資格ではありません。ですから、資格欄ではなく趣味・特技欄に記入するのが良いでしょう。

また、警察官などの武道の必要な職種に応募する場合は資格欄に剣道の段位・称号を書いても良いと思いますが、どれ程の効力があるのかは疑問です。

逆に、一般企業への応募で履歴書を記入する時に資格欄ではなく趣味・特技欄に方が好印象を抱かれるのではないかと推測します。その理由は下の通り。

  • チャレンジ精神のある人
  • 目標を持って努力する人
  • 礼儀作法がしっかりしてそう

 
たかがアルバイトと思って軽く考えていると残念な結果が待っているかもしれません。
剣道の試合と同じく、常に真剣勝負で臨みましょう!
 
ちなみに、私は社会体育指導員(初級)を取得したことがありました。これって、全日本剣道連盟ではなく文部科学省が認定しているので、国家資格ということになるのでしょうか?

持っていてもあんまり役に立たないと思って更新手続きをしなかったので失効してしまいましたが、今となってはきちんと更新しておけば良かったと後悔しています。中学校の部活指導なんかにも活かせるのではないでしょうか?

今は必要ではない資格でも長い人生では必要となることがあるかもしれません。ですから、更新の必要な資格はできるだけ忘れずに更新をしておきましょう!!

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