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剣道の六段審査手順!受付から合格発表まで!登録費はいくら?


受け付けってどこ?

かずき君
まずこっちですよ。
防具はその辺に置いて、会場の中で受け付けです。

で、この番号が受験番号なん?

かずき君
違うんですよ。
この番号は我々に取ったら特に意味が無い番号なんですよ。

えっ!?そうなん?

かずき君
受験番号は受け付け終了後にコンピュータで組み合わせするらしいんですよ。

こんなん、初めての人わからんやん。

実際に私が六段審査を受けた時のやり取りです。立ち合い自体は各都道府県で開催されている昇段審査と同じような感じだとは思います。

何が違うかって言うと、受け付けとか合格発表とか、その他色々。

初めて六段審査を受ける人にはとっても解り辛いシステムなんですね。もし私が六段審査経験者のかずき君と一緒に受けていなかったらどうなっていたかわかりません。

ですから、今日はその辺りのことを書いておこうと思います。
 
これを読めばもう、
初めての六段審査でも戸惑うことはないでしょう。
 

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受け付けから合格発表まで

六段審査・七段審査は以下のような流れで行われます。

  1. 受け付け
  2. 審査の注意点・流れの説明
  3. 受験番号・組み合わせ発表
  4. 実技審査(立ち合い)・実技合格者発表
  5. 日本剣道形審査(別会場)
  6. 日本剣道形審査合格者発表
  7. 不合格者 → 評価ハガキの申し込み

 
では、審査の流れとそれぞれの注意点等を順に見ていきたいと思います。
 

受審者受け付け

審査会場に到着したら、まずは受け付けです。会場によっては非常に混雑しますが、焦らなくても大丈夫です

京都市立体育館玄関

受け付けは各会場毎に行われます。会場は年齢毎に概ね6会場に分けられていますが、受審者が少ない場合は5会場の場合もあるようです。(先日行われた京都会場での審査は5会場でした。)

剣道の六段審査の場合、午前中の審査は49歳以下午後の審査は50歳以上の受審者が対象となっています。ですから、午前中の審査の場合は49歳以下の受審者が更に年齢毎に分けられているという感じです。

例えば、33歳以下は第1会場、33歳~36歳は第2会場・・・という感じですね。受審者の人数や年齢によって調整されるので、はっきりと何歳までという決まりはありません。

一つだけわかっていることは第1会場には全日本選手権に出場しているような有名な方が多数・・・ということくらいです。ちなみに、私が六段審査を受けたのは41歳~42歳の第4会場でした。この辺りになると、比較的のんびりした立ち合いになりますね。
 
そして、各会場には詳細(生年月日)が書かれている紙が貼られていますので、まずは自分の該当する会場を見つけて受け付けをしましょう。
 
 
受け付けを済ませると、受付番号が貰えます。但し、この受付番号は受験番号では無いので注意しましょう。受験番号は受け付け終了後に本部にてコンピュータで組み合わせを行ってから発表となります。

その発表はもう少し後の話。受け付けが済んだら、審査を受けられる準備をして会場内で待機しましょう。すぐに審査の説明会が開催されます。
 

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審査の注意点・流れの説明

受審者全ての受け付け(受け付け時間)が終了する頃に、審査会場に並ぶように指示がありますので、指示に従ってください。

ここでは、審査の手順と注意点の説明が行われます。それと、全日本剣道連盟が発行している「剣窓」という冊子の購入を勧められます。私は購入していませんが・・・

受審者

ここで説明されることは、下記のような注意事項です。

  • 合格した場合のメディア上の名前公表の可否について
  • 立ち合いの方法・注意点について
  • 日本剣道形審査について

 

名前公表の可否について

以前の昇段審査では、毎回名前公表の可否についての確認を行っておられましたが、現在は確認されないようです。特に拒否される方もおられないと思いますが、もし掲載しないで欲しいという方が居られたら連絡しておくことをお勧めします。

まず、合格した場合にメディア上の名前公表をしないで欲しい場合には申し出をしろということですが、審査前に申し出るような勇気のある人は居ませんよね。

何故なら、自分は合格しますって言っているようなものですから。(笑)でも、合格が決まってからでも申し出は問題ないと思いますので、その場合は本部の方に連絡してください。

公表されるのは全日本剣道連盟のホームページや雑誌(剣窓・剣道日本・剣道時代)ですが、やはり合格したら名前が公表されるのは嬉しいものです。

そんな人ばかりではないのかもしれませんが・・・
 

立ち合いの注意点について

立ち合いは人数調整により、3人一組の場合もありますが、基本的に4人一組で行われます。

各会場にも大きく下記のような張り紙がされています。

A-B
C-B
C-D
A-D


 
このような形で一人2回の立ち合いを行います。3人一組の場合は3回目の立ち合いが【C-A】となるので、その場合はAの人の場所移動が必要となります。

また、終わりの礼と初めの礼を同時に行いますので、各組の2回目と3回目の立ち合いのみ3人で同時に礼をすることになります。

各組毎に終わりますので、1回目の立ち合いの最初の礼と4回目の最後の礼は2人での礼となります。言葉での説明は難しいので、立ち合いの動画を参考に見てください。

日本剣道形審査について

実技合格者は直ちに日本剣道形審査を受けることになりますが、日本剣道形の審査会場は実技審査会場とは別会場になります。

実技審査の合格発表は午前中に2回、午後に2回行われますが、合格発表の直後に各会場で合格者が整列して日本剣道形の審査会場に異動します。

ちなみに、私は初めてだったので発表のタイミングがわからず、整列ギリギリセーフ。あわや不合格か・・・というところでした。

合格発表のタイミングはその時の受審者の数によっても違うようなので、合格発表が終わるまではなるべく審査会場から離れないようにした方が良いと思います。そうしないと、かなり焦ることになりますので。
 

受験番号・組み合わせ発表

審査の注意点・流れの説明が終わると、各会場毎に受験番号が発表されるので、自分の審査会場に行きましょう。

ここで初めて、係の方から受験番号が発表されます。

係の人
○○県、△□さん

と、一人一人名前を呼ばれますので、呼ばれたら係の人のところへ行き、受験番号のシールを垂れに貼って貰いましょう。
 

実技審査(立ち合い)・実技合格者発表

いよいよ実技審査です。剣道の審査で最も難しいのが実技審査ですね。実技審査さえ合格できれば、他はたいしたことありません。

実技審査は各会場毎に1組ずつ行われていきます。例えば、第4会場なら、1組目の401から402、403という順に。更に詳しく言うと、401Aと401Bの立ち合い、401Cと401B の立ち合い・・・の順です。

次の立ち合いの組の4人は面を着けたら用意された椅子に座って待ちます。その後の4組が後ろに並んで待機します。

立ち合い

実にベルトコンベヤーのように流れていくのですが、この流れが意外と速くて驚きました。待っている時は凄く時間が経つのが遅いイメージなのですが、ベルトコンベヤーに載せられてしまうと凄く早い印象ですね。

ですから、逆に私の場合はそれ程緊張することもなく、あっという間に立ち合いとなってしまいました。
 
 
実技審査が終われば合格発表ですね。前半の15組が終わった時点で審査結果をまとめて全会場一斉に発表されます。

先日見学に行った京都会場では受審者が少なかった為に10組毎の発表となっていました。前述しましたが、合格者はすぐに日本剣道形の審査会場に行かなければならないので、発表前に休憩には行かない方が良いですね。
 

日本剣道形審査

実技審査に晴れて合格したあなた!次は日本剣道形の審査です。実技合格者が列を作って別会場に移動することになります。

この光景は観覧席から見ていると意外と面白いので必見です。何が面白いかと問われても答えられないので、是非、生でその光景をご覧ください。
 
さて、日本剣道形の審査に必要な物は剣道着と垂れのみとなります。胴も木刀も必要ありません。木刀は全日本剣道連盟側で準備されている木刀を使用します。

気になる形審査の基準ですが・・・

びっくりするほど甘いです。(笑)

私が受けた時に、何度も間違っている人が居ましたが、

係の人
全員合格です!
おめでとうございます。

との発表でした。

ちなみに、形で間違っていた人は間違っていても堂々とされていました。二本目で「小手抜き面」打っておられましたからね。びっくりですね。

ヘンに自信無さそうにするとダメなようです。間違っても自信あり気に堂々としていれば恐らく合格できるかなって思いますね。

評価ハガキの申し込みをしよう!不合格者だけに与えられる権利!

もし、合格者発表の時にあなたの受審番号が無かった場合、残念ながら不合格です。ですから、そのまま帰っても問題ありません。

しかし、

僕の立ち合いってどう評価されたんだろう?

と、気になる方は審査員の評価がわかる通知ハガキを申し込むことができます。

その場合、受審した各会場の受付で係員に尋ねると、すぐに葉書を頂けます。宛名に自分の住所と名前を書き、通信面に受審番号を記入して係員に渡しましょう。

後日、そのハガキが送られてきます。ちなみに、評価は下記のような3段階となっています。

  • A:あと1票で合格
  • B:あと2票で合格
  • C:あと3票以上で合格

A評価、B評価の場合はそのままの稽古を続ければ合格は近いということのようです。C評価の場合は、何かが足りないということでしょう。頑張って稽古に取り組んでください。
 

まとめ

剣道の六段審査の手順について記事にしてみました。いかがだったでしょうか?

審査の流れをもう一度確認しておきましょう。審査の流れは下記のようになっています。

  1. 受け付け
  2. 審査の注意点・流れの説明
  3. 受験番号・組み合わせ発表
  4. 実技審査(立ち合い)・実技合格者発表
  5. 日本剣道形審査(別会場)
  6. 日本剣道形審査合格者発表
  7. 不合格者 → 評価ハガキの申し込み

 
初めての六段審査では何が何だかわからない状態で、いつも一緒に稽古している知り合いも周りに居ないような不安な状況になってしまう可能性もあります。

でも、そんな時でも落ち着いて立ち合いに臨めるように、予め審査の流れを知っておいた方が良いでしょう。
 
ちなみに、現在の六段審査の受審料は1万3千円です。交通費等も含めると、一度に必要な経費というのはかなり大きいですので、できれば一発で合格したいものです。

そして、合格したら高額な登録料が発生します。こちらは各都道府県で違うようですが、かなり高くてびっくりしました。申込時の要項には明記されてないんですよね。

調べたところによると、全剣連に22,500円、それに各都道府県の剣道連盟の登録費がプラスされます。ちなみに、登録料は剣道人口の少ない都道府県の方が高額になる傾向で、合計すると5~6万円というところが多いようです。

合格してから、市の事務局から『支払いしてね』っていう連絡があり、驚きました。

ちなみに、剣道六段の登録費用は4万円程度だったと思いますが、錬士取得時にはもっと必要になってきます。あぁ、こんなにお金が要るのに、どうして審査なんて受けてしまうのでしょうか。(笑)

他にも昇級審査・昇段審査関連の記事を書いていますので、是非ご覧ください。

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