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世界初!二刀流の女性剣士!七段審査合格動画に学ぶ!

二刀流は面白いとは思うのですが、二刀流で昇段審査で合格するのはなかなか難しいのではないかと思っています。難しいからこそ挑戦する価値はあるのかもしれませんが・・・

F君
最近、二刀はやらないんですか?

まぁ、昇段審査もあるしね。二刀で審査に合格できるレベルじゃないし。一刀でも無理やと思うけど・・・

F君
やっぱり二刀で昇段審査っていうとかなり難しいんですか?

難しいと思うよ。多分、完璧じゃないと合格できないんじゃない?

F君
もしかして、二刀で七段とか八段とかって居られないんですか?

正に茨の道!
でも、確実に合格されてる方が居るから、できないことは無いと思うよ!個人的には挑戦するってだけでも素晴らしいと思います!

とは言うものの、私自身は二刀で七段審査を受審することは既に諦めています。理由は単純に「ヘタクソだから」なのですが、やはり憧れはありますよね。

二刀流の昇段審査合格映像から学ぼう!

二刀流の昇段審査合格映像から学ぼう!

そこで、今日は
 
二刀流で昇段審査に合格された方の動画から学ぼう!
 
というテーマを取り上げてみたいと思います。七段・八段なんて、一刀中段でも合格することが難しいですよね。それに、合格のポイントなんかも私のような素人に毛の生えたくらいの人間にはわからない・・・

そんな中、実は凄い映像を見てしまったので、折角だからあなたにもシェアしたい!そう思い、今回の記事を書くことにしました。
 

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二刀流の昇段審査合格映像を見てみよう!

まずはこちらの動画をご覧ください。2018年08月18日(土)に青森県で開催された七段審査の映像です。二刀の方はかなり有名な女性の先生。

男女差別というわけではなく、七段の女性というだけでもかなり少ないと思うのですが、しかも二刀流です。凄くないですか?動画を公開されている團野さんは「世界初」と言っておられますが、その通りだと思います。

合格された方の構えは左に大刀・右に小刀の左二刀です。足の構えについては、右足が前の普通の構えですね。二刀の構え方は簡単に分類すると

  • 左足前の左二刀
  • 右足前の左二刀
  • 右足前の右二刀
  • 左足前の右二刀

という4つの構えがありますが、映像の方の場合は右足前の左二刀です。この時点で、二刀って自由だな~って思いますよね。でも、自由だからこそ難しいという考えもあるので、そういう視点で見るのも面白いと思います。構えについてはまた別記事で詳しく書きたいと思います。

さて、動画を拝見して、思ったのは・・・

やっぱり完璧じゃないですか!?

ということでした。素晴らしいの一言ですが、私なりに何が良かったのか考えてみたところ、次の4点ではないかと。

  • 出端面が素晴らしい
  • 出小手が上手い
  • 相手を誘っての胴が素晴らしい
  • 打たれていない

では、それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。
 

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二刀や上段の一番の見せ場は出端面!昇段審査では絶対に決めたい!

二刀の基本の構えは上段の構えです。中段の構えもありますが、自分から攻めて打突をする場合には上段からというのが基本となります。上段に構えているからには、やはり狙うはですよね。

少し前に、とある上段で有名なS先生(最近は中段しか見たことがありませんが)に

S先生
もっと出端を狙いなさい!出端を!

と、アドバイス頂いたことがありました。

S先生相手に出端なんか打てるわけないじゃないですか!

なんてことは口が裂けても言えませんが、やはり二刀も出端面を狙うべきなのでしょう。二刀とか上段とかは関係なく、技の起こりを打つということは重要ですが、二刀の場合は出端面が打てることが大前提なのかもしれません。

ですから、昇段審査でも相手の起こりを打つ出端面は評価が高いと思います。技に評価が高いとか低いとか、そういうことは無いのですが、イメージ的に「おっ!」と思わせる技は出端面ではないでしょうか。

では、同じ出端技でも小手についても見ていきましょう。
 

左二刀は出小手が難しい!日頃の取り組みが一目でわかる!

私も二刀の稽古をする時は基本は左二刀なのですが・・・

左二刀って小手が打ち難いんです!!

ということですね。左二刀から相手の右小手は非常に打ち辛いのです。単に稽古不足なのかもしれませんが、恐らく、諸手左上段からの小手打ちよりも難易度は高いと思われます。

しかも、相手の起こりを打つ出小手となると、更に難易度は高いでしょう。

逆に、右二刀の場合は小手は打ち易いです。何故なら、右手で打つから。竹刀の角度や相手の打突部位の位置も考慮すると、右二刀からの小手打ちの方がかなり難易度は低いと思います。

一刀中段からの小手打ちと左二刀からの小手打ちは全くの別物と考えた方が良いでしょう。ですから、左二刀で出小手を上手く打てるという時点で、錬度が高いのではないかと個人的には考えます。

では、他の技についてはどうでしょうか。胴でしょうか?寒っ・・・
 

相手を誘っての胴!もしかして先々の先の技?

動画を見ていると、何本か胴を打たれているのがわかると思います。二刀の場合は、小刀で面を受け、大刀で胴を打つという場面が多いです。一刀で言うと、面返し胴に近い技と考えれば解りやすいと思います。

面返し胴という技は、後の先の技だと認識していますが、先程の動画を見ていると、そういう場面も確かにあったのですが、相手が面を打つ前に胴を打ち出しているように見えた場面もありましたよね。

つまり、相手が面を打ってくるのはもうわかっている状態です。先々の先の技ということになります。

イメージ的に言うと・・・

先々の先イメージ

先々の先イメージ

こんな感じでしょうか。

日本剣道形でも先々の先の技がありましたよね。もう、相手が打ってくるのがわかっている状態。そんな技が打てたら良いですね。

しかし、凄いのはそれだけではありませんでした。もう一度動画を見てみてください。
 

昇段審査はやはり打たれていない!審査も勝負ということを忘れるな!

実は、相手の方の有効打突は殆ど無かったのではないかと思います。一本あったか、なかったか・・・という印象でした。

そして、二刀の方が終始主導権を握り、攻め勝っている状態でしたよね。精神的に優位な状態に見えました。これが良く言われる『相手を遣う』ということなのでしょう。

昇段審査も勝負だ!

昇段審査も勝負だ!

実は、剣道の昇段審査で六段以上の全国審査では、相手が二刀の場合は審査対象外とされています。だから、打たれても自分の審査とは無関係なのです。

しかし、審査対象外だからと言って、あまりにも打たれるのは印象が悪いと思いますし、そんなに打たれるような方は残念ながらその段位に相応しい実力があるとも思えませんので、皆さん真剣に立ち会いを行っておられるはずです。

昇段審査のアドバイスとして良く言われるのは、

  • 1回の立ち会いで有効打突は1本か2本で良い
  • 相手の打突を凌ぐのも大切

ということです。つまり、昇段審査とは言え、審査も勝負。打たれ過ぎてはいけません。しかし、この動画の場合は相手の打突を凌ぐと言うよりも、相手が打とうとするところは殆ど応じておられますよね。

凄いとしか言いようがありません。

では、二刀を始めてからどれくらいやれば、七段に合格できるレベルになるのでしょうか・・・
 

二刀歴どれくらいで七段合格レベルになれる?

二刀って難しいですよね。竹刀を片手で振るということは、恐らく3ヶ月も稽古をすればある程度できるようになると思います。ですから、二刀歴3ヶ月くらいで、何とか形にはなるでしょう。

しかし、問題はそこから。

えっと、気になってたかもしれませんので、答えを言いましょう。今回の動画はこの方でした。有名な方です。私の中ではもう、アイドル的存在。

この映像の時点で2年前に二刀を始めたと仰ってました。(2年で国体レベルって凄いと思いますが)山口県で国体が開催されたのが2011年。で、2年前というと2009年ですよね。ですから、二刀歴は9年というところでしょうか。

但し、私のようなのんびり稽古ではなく、本気の稽古を積み重ねての9年ということになります。週5回って言っておられましたよね。しかも、旦那さんは二刀で八段に合格された猛者ですよ。

そう考えると、二刀で七段合格するという道は長く険しいということがわかるのではないでしょうか。
 

まとめ

今日は、私の中ではアイドル的存在の女性剣士が青森で開催された昇段審査にて、二刀流で七段に合格されたということを知り、七段合格に秘訣は何なのかということについて勝手に考察してみました。

簡単にまとめると、

  • 相手の起こりを打つ
  • 相手に打たれない

という2点が最も重要ではないかと考えます。昇段審査は試合とは違うから打たれても良いという考えもあると思いますが、合格されている方の映像を見ると、殆ど打たれていないのではないでしょうか。しかも、2回の立ち会いの2回とも。

また、他にも

  • 初太刀を必ず取るべき
  • 同じ技は2回まで
  • 打ち過ぎは良くない

なんてことも良く耳にしますが、確実に相手を打つことができれば気にすることはないと考えます。実際に七段に合格していない私が言っても全く説得力はありませんが・・・

しかし、難しいとは言っても、こんな映像を見ていると

二刀って思ったよりも簡単なんじゃないの?しかも、最強!!

なんて、あなたは思ったかもしれません。

そんな風に考えたそこのあなた!今すぐ二刀に挑戦してみましょう。まずは小刀を作るところから。

ルールなんて後からでいいので、とりあえず小刀を作ってみましょう。ほら、割れて使えなくなった竹刀があったでしょう?

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 - 二刀流, 昇級・昇段審査


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