「つわものどもが夢のあと」と聞くと、アン・ルイスの「WOMAN」しか思い浮かびません。しかも、学生時代にカラオケで良く歌っていた人がいたのですが、もうその人の名前すら思い出せない管理人です。こんにちは。
アン・ルイスの「WOMAN」という曲がわかる人は少ないかもしれませんね。今の時代ならCD発売もできない内容かも。その歌の一番最初の部分に歌詞として使われているのですが、原文は松尾芭蕉の句なんですよね。最近ではミュージカル『刀剣乱舞』でもその言葉が使われているようです。
夏草や兵どもが夢の跡
松尾芭蕉
これは、松尾芭蕉が奥の細道の終点で詠んだ(つぶやいた)句だそうです。松尾芭蕉って凄い想像力だったのでしょうね。草が生えているところを見て昔の戦のことを想像するなんて、私にはできません。
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ちょっと気になったので、松尾芭蕉のことなどを調べている内に「詩吟」に辿り着きました。個人的には詩吟というもの自体に全く馴染みが無いのですが・・・
詩吟と言っても色んなものがあるのですね。
こちらは乙津 理風(おつ りふう)という方の動画です。30代の若さで詩吟八段師範というから凄いです。
師範というだけあって、とっても良い声!そんな乙津理風師範の著書に「大声のすすめ。和の発声法で伝わる話し方」というものがあります。詩吟は発声が最も大事ということで、こちらの書籍では声の出し方についてのトレーニング方法を解り易く紹介しています。
この本のポイントは、日常会話でも声のトレーニングができるというところ。かなり気になりますね。ま、普段私は殆ど人と話すことがないので日常会話で大声を出すということはなかなかできないのですが・・・
レビューを読んでみると
などと書かれていました。必要な時に出せるって良いですよね。実は私、必要な時に大声を出せない人なので・・・
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爆発するような『面』が打ちたい!!
先日の記事で、立ち会い時の抑揚・発声ということについて書きました。
講師の先生からは『せっかく良い打ちを打っているのに、発声が良く無いから勿体無い』と言われてしまいました。ですから、当面の私の課題は「発声」だと思っています。そして、発声が思うようにできれば、恐らく抑揚という問題についても解決できるのではないでしょうか。
しかし、全く声が出ないというわけではありません。基本的な声の出し方についてはわかっているつもりです。詳しくは下の記事にも書いていますが、
- 呼吸法
- 腹部に力を入れる
ということが大事でしょう
しかし、問題は必要な時に声を出せるということです。例えば、「ヤー!め~~ん!」と言いたい。まぁ、そういうセットなら何とかなるのですが、実際の立ち会いではそういうわけにはいきません。「ヤー」と「め~~ん」は完全に別物扱いなのではないでしょうか。
私の場合、「ヤー」は気持ちを込めて、気迫を込めて発声できていると思います。しかし、どうしても打突時の必要な時に咄嗟に大きな声が出ないという問題があります。そう考えると、心の準備ができていないという結論になるのでしょうか。
常日頃から『爆発的な面』が打ちたいと思っているのですが、思ったような打突ができないのは心の準備ができていないということかもしれません。そう言えば、先日の講習会でも
と言っておられました。集中しているようでもまだまだ集中力が足りないということです。できることなら、立ち会いが終わった後でも、『あの面が良かった』と思って貰えるような余韻を残した打ちが打ちたいです。
いつしか、『兵どもが夢の跡』と想像させるような立ち会いをしてみたいものです。
ところで、ネットを見ていたら、凄い商品を発見してしまいました。その名も「叫びの壺」だそうです。
大声で叫んでも、外に漏れるのはヒソヒソ声くらいの音量になるそうです。中がどうなっているのかわかりませんが、ある意味画期的な商品ではないでしょうか。但し、叫んでもヒソヒソ声にしかならないということは、自分の音量がどのくらいなのかわからないということになります。
残念ながら、発声練習には向かないようです。ストレス解消グッズとしては最適かもしれませんが・・・
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