超大型の台風19号で多くの方が犠牲になられたようですが、犠牲になられた方のご冥福をお祈りします。被災者の方々が早く元通りの生活ができるよう願っています。
実は、台風がやってくる直前くらいから体調不良なのですが、台風が過ぎ去っても体調はイマイチ。気圧のせい(気象病)ではなかったようです。あと、口角炎というやつでしょうか。大きく口が開けられなくて困ってます。
私が稽古の誘いを断るなんてことは滅多に無いことなのですが、月曜日は体調不良の為に断ってしまいました。稽古しなければ体調も良くなるかと思ったのですが、思いの外良くならず・・・稽古行っときゃよかったかなってちょっと後悔しています。
滅多に無いことって意外と覚えているものですよね。記憶術なんかでは良く利用される手法のようです。エピソード記憶というやつでしょうか。
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さて、台風も過ぎ去り、急に気温が下がりましたね。しかし、気温が下がったということで、稽古には最適な季節になったようです。昨夜も多くの方が稽古に参加されていました。狭い道場は満員御礼。私も体調不良で声があまり出ない状態だったのですが、何とか参加できました。
稽古は声が出難いということもあり集中力に欠ける感じでしたが、滅多に決まらない小手すり上げ面(裏)が綺麗に決まったので嬉しさをここで表現したいと思います。
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「小手すり上げ面」決まる!
小手すり上げ面が決まったのは、七段のY先生と六段のK先生。どちらも私よりもちょっと年上のお姉様です。
ナント!!Y先生との稽古では2回も決まりました。K先生との稽古では、ちょっと深かったかなぁ~とは思ったのですが、タイミングはバッチリ!でも、認めて頂けませんでした。やっぱり?(笑)
とは言え、技としては綺麗にできたので◎です。
実は、小手すり上げ面は学生時代から先生に何度か褒められたこともあったのですが、これがなかなか決まらないんですよね。なぜ決まらないのでしょうか?
それは、小手を打つ側が斜めに打ってくると軌道が合わなくて小手を打たれてしまうからです。ですから、裏から小手すり上げ面が打てるということは、相手の方が真っ直ぐに小手を打って来られる場合に限るわけです。表のすり上げはできるかもしれませんが・・・
そして、小手すり上げ面が打てる相手というのは、どうやら女性の方が多いような印象です。滅多に決まらないので、決まった時は良く覚えているのですが、思い出したら女性ばかり。
あぁ、なるほど・・・
女性との稽古で気を付けること
講習会でW先生が良く言われていることを思い出しました。
女性との立ち合いは気を付けろ!
と。女性は胴を得意とする人が多いので、審査で安易に面を打ちに行くと逆に打たれてしまうという場面が多いそうです。もしかすると、男性と比較すると胴だけではなく小手の割合も多いのかもしれませんね。
考えて見れば、男性との稽古で小手を打たれることは比較的少ないような気がします。打たれるのはいつも面。たま~~に小手。そういうことかも。
女性相手の時は小手にも気を付けろってことですね。逆に女性が男性と稽古するときは小手と胴を狙っておけば概ねOKかと。
ちなみに、K先生は
と言っておられたので、気を遣って下さっているのかもしれません。有り難いことですね。これからもお願いします。
折角なので、小手すり上げ面のコツについて書いてみたいと思います。
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小手すり上げ面のコツ
応じ技の基本はどの技も同じで、自分から攻めて相手を引き出すことですよね。その時に小手を狙わせれば良いわけです。しかし、どうすれば相手に小手を打たせることができるのでしょうか・・・
自分でもよくわかりませんが、何となくこういうパターンっていうのはあるんですよね。それは『剣先を下げながら面を打ちに行く』という場合。はっきりコレ!とは言い切れませんが、こんな感じだと思います。
打たせたいのは止まっている小手ではなく、出端の小手。つまり、面を打っている途中の小手です。だから自分からは面を打つモーションに入っているというのが必要条件です。しかし、面を打つ時に剣先を上げてしまうと、すり上げることは不可能。ですから、剣先は少し下げながらというイメージで面に飛ぶ。
そして、小手に来たところをちょっとだけ右手の手の甲を上向けつつ面を打つようなイメージです。簡単そうに書いていますが、右足が宙に浮いている状態ですり上げるので比較的難易度は高いかと思います。
多分こんな説明ではよくわからないとクレームが来るかもしれませんが、是非やってみてください。相手が小手を打ちに来るってわかっていれば誰でもできると思うのですが、難しいのは小手を打たせることですよね。
滅多にできないのが一晩で3回もできてしまったので嬉しくて書いてしまいました。ちょっとしたエピソードなので、きっとずっと記憶していることと思います。
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