どうでも良いことが凄く気になることってありますよね?僕は一度気になり出すと気になって仕方がない性格。特に「ら抜き言葉」なんか、凄くモヤモヤするのですが、ら抜き言葉の撲滅はもう無理だと思うので、この性格の方を何とかしたいものです。だから家族からは「めんどくさい」と言われるのか・・・
日々反省です。
しかし、気になりだすと止まらないのはもしかすると病気の可能性もあるということなので、注意が必要かもしれません。「強迫性障害(OCD)」と言うらしいのですが、ちょっと僕の症状とは違うみたいなので、僕の場合は病気ではなく、ちょっとめんどくさい性格なだけのようです。
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「型」と「形」は同じような意味として使われることもあり、非常に紛らわしい漢字です。ブログやSNSを見ていると「日本剣道型」と誤表記してあるものを度々見掛けますよね。
先日も、とあるブログの記事タイトルが「型」となっていたので気になっていました。しかも、今日見たら、またまた「型」と表記されていたので、思わず我慢できずにコメントしてしまったというわけです。
って思っているかもしれません。いや、ちょっと待って!!漢字にはちゃんと意味があるんです。日本人なら知っておきましょう。「型」と「形」の意味の違いを・・・
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「形」は飾りや美しさを表す
それぞれの漢字について、成り立ちを調べてみるとこう書かれていました。
- 井・・・四角い枠
- リ・・・刀
- 土・・・砂や粘土
型は四角い枠を刀で削って、土を足した文字です。つまり、砂や粘土で作った鋳型のことを表します。では、「形」はどうでしょうか。
- 井・・・四角い枠
- Ξ(さんづくり)・・・刷毛(はけ)でつけた模様
形は四角い枠に刷毛で模様を付けて美しいものを作り出すという意味になります。つまり、同じものを沢山作るのが【型】で、出来上がったものが【形】ということになります。
意味を知ってもいまいちピンと来ないでしょうか???
日本剣道形を【型】ではなく【形】と表すのは、枠組みではなく完成品を表すからでしょう。しかも、装飾を施して美しく。高段の先生方の形は非常に美しいです。あなたも、刀の振り方だけではなく、所作の一つ一つが美しいと感じたことがあるのではないでしょうか。
一つ一つの動作を磨き続ける。それこそが【形】なのだと。
小さな大会ではありますが、僕も形の演武をしなければならないことがありました。そのときには何度も何度もYouTubeを観たものです。しかも、色々な先生方の日本剣道形を。どの先生も素晴らしいのですが、やはり一人ひとりの味があります。それこそが形なのかもしれません。
なんて考えてしまいますが。(笑)でも、単なる真似ではなく、形の中に自分の持ち味を装飾していくことができればそれが一番ですね。
あなたの日本剣道形は型破り?それとも型無し?
立川談志さんの有名な言葉があります。
型とはその道の守るべき基本、土台だ。
形を作るには稽古しかないんだ。
また、立川談志さんはお弟子さんに「型破り」と「型無し」の違いについても話をされています。この話は結構有名。
そう考えると、日本剣道形も型から入って形へ変化しなければならないのかもしれません。
あなたの形はどうですか?
僕はまだまだなので、来月末の日本剣道形講習会に参加しようかと考えています。申し込んでいないのですが、飛び込みでもOKなので飛び込みでの参加予定。丁度、中学校の奉仕作業と重なっているそうなので、そっちは嫁さんにお願いして・・・
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