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剣道の抜き胴はコツさえ掴めば簡単に打てるってホント?


胴打ちが苦手な人って意外と多いようですね。小学生だけでなく、中学生・高校生でも苦手意識を持っているという人は居られるようです。そして、大人から剣道を始めた方にとっては特に難しいようですね。

今日は中学生Kちゃんからの相談です。

Kちゃん
先生!面抜き胴ができません。

面抜き胴?
どこが難しいのかな?

Kちゃん
タイミングですか?
どこができないとかそんなことすらわからないレベルです。

なるほど。
コツさえ掴めば簡単ですよ!!

Kちゃん
そのコツを教えてください・・・

偉そうに言ってる私も中学生の頃は抜き胴なんて殆ど使ったことはありませんでした。胴打ちが苦手というわけではなかったのですが、試合で胴を打つということがなかったように思います。

というわけで、今日は
 
剣道の抜き胴はコツを掴めば簡単!
 
というテーマを取り上げてみたいと思います。大事なのはタイミングと足さばきでしょうか?その辺りについて、一緒に考えてみましょう。
 

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抜き胴のコツ!重心を低く・・・

まずは基本的な面抜き胴の映像をご覧ください。

基本的な動作としては、基本技稽古法の基本5「抜き技」を思い出しましょう。

 
ポイントをまとめると、以下のようになります。

  1. 元立ちの振りかぶりと同時に右斜め前に進む
  2. 元立ちが面を打つのと同時に刃筋正しく右胴を打つ

基本技稽古法としてやってみると、殆どの人が簡単にできると思います。しかし、実際に面を着けて竹刀を持ってやってみようと思うと、なかなかうまくいきませんよね。何故でしょうか?

最も大きな理由は、元立ちの振りの大きさとスピードでしょう。すり足で大きく振りかぶるというのが基本ですから、抜き胴を打つ側としても余裕を持って対処できます。

実は、私はある時からコツを掴んで抜き胴が打てるようになりました。そのコツとは次の3つです。

  1. 大きく右斜め前に出る
  2. 右膝を少し曲げて上半身を低く
  3. 相手の胴を見る

 
では、もう少し詳しく見ていきましょう。但し、私個人的な考えなので、賛否両論あるかもしれませんが、一つの考えだと思って聞いて下さい。
 

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大きく右斜め前に出てみよう!

まず、大きく右斜め前に出ます。面を抜こうと考えたとき、小さく動いていては綺麗に面を抜くことができません。ですから、大きく出ましょう。移動距離が小さいと、逆に面を決められてしまいますので気を付けましょう。

大きく右足を斜め前に出すということは、姿勢が崩れがちですが、背筋はまっすぐにしてなるべく姿勢を崩さないように意識します。

そして、大きく右足を出す時に、若干右膝を曲げることを意識します。そうすることで、上半身が倒れ込むことは無くなります。大きく足を出すことで、バランスを保とうと上半身が前のめりになってしまうと、

腰が曲がってるぞ~!!

なんて指摘されることになりますよ!

ちなみに、胴打ちの時に大きく振りかぶる必要はありませんので、コンパクトに打てるようにしてください。イメージ的には、構えの状態から、そのまま右胴の位置へ竹刀を持って行くような感じです。

では、上半身が立った状態で足を大きく前に出すとどうなるでしょうか。
 

相手の胴を見る

上半身が立ったままで足を大きく前に出すと、自然と視線は下がります。基本技稽古法では目付けを相手の目から離してはいけないと書かれていますが、この場合は思い切って視線を外してしまいましょう。

そして、外した視線は、相手の胴の位置へ。本来なら視線を外すことは良くないことかもしれませんが、面抜き胴の苦手な人の場合は、相手の胴を堂々と見ちゃいましょう。

初めての人は驚くはずです。

Kちゃん
この人、胴ががら空きなんですけど~♪

という感じですね。後はがら空きの胴をばっくりと打てば良いだけです。このポイントを抑えれば、抜き胴が実戦でできないという人も、基本稽古で感覚を掴むことができるのではないでしょうか。だって、がら空きなんですよ。

胴ががら空きと感じるのは、自分の頭の位置が下がることで、相手の竹刀の軌道が手に取るようにわかるようになり、心の余裕時間的な余裕ができるのです。

ところで、面抜き胴と面返し胴ってどのように使い分けていますか?
 

試合では殆どが抜き胴ではなく返し胴

実は、YouTubeで試合の映像を見ていても、面抜き胴の映像は殆どありませんでした。有ることは有るのですが、レベルの高い試合になると面抜き胴ではなく、面返し胴ばかり。面抜き逆胴はありましたが。ちょっとびっくりじゃないですか?

でも、

Kちゃん
じゃぁ、面抜き胴なんて練習しなくても良いの?

なんて思わないでください。中学生なら有効な技だと思いますし。「面抜き胴」と「面返し胴」を使い分けることができるようになれば更に技の幅も広がって良いと思います。

剣道の試合や稽古で「面抜き胴」と「面返し胴」のそれぞれの有効な場面というのは、面を打ってくる側の状況によって違ってきます。大きく面を打ってくる相手には面抜き胴、小さく速い面を打ってくる相手には面返し胴が有効。

小学生の高学年以上になってくると、小さく速い面打ちを打つようになってきますよね。そうなると、面抜き胴よりも面返し胴の方が打ち易くなってくるようです。
 

まとめ

今日は剣道の応じ技の一つ、面抜き胴を上手く打つコツについて取り上げてみました。もう一度記事を振り返ってみましょう。

コツというのは人それぞれ感覚が違うので、これが正しいというわけではありませんが、私が抜き胴を打つ時にはこちらのコツがしっくり来ました。

抜き胴のコツ
  1. 大きく右斜め前に出る
  2. 右膝を少し曲げて上半身を低く
  3. 相手の胴を見る

 
そして、打つ時はコンパクトに速く鋭く打つ!それができるようになれば抜き胴は実に簡単に打つことができます。しかし、応じ技全般に言えることですが、待っていては応じ技は打てません。自分から攻めて相手を引き出すことが重要です。応じ技についてはこちらの記事も参考にしてください。

是非、色々な技を実践で使えるように、苦手な技を減らして得意な技を増やしましょう。剣道は得意技が一つあれば良いという考えもありますが、得意技を増やすことができれば、言うことありませんよね。

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