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剣道における寒稽古!本当の意味を知れば心が強くなる!


寒稽古の意味
寒稽古の意味

K君
今年も寒稽古やるんで、来てくださいね。

寒いからイヤや!

K君
何言ってるんですか!?
精神修業ですよ!

メンタル弱いんで・・・

学生時代には寒稽古の為にわざわざ1週間の合宿をしてまで剣道の稽古をしたことがありましたが、本当に辛かったことしか記憶にありません。

毎朝6時から学校の授業が始まるまでの1時間半程度の稽古でしたが、寒さと早起きに苦しみました。当時は寮生活だったので、結構朝はのんびりの生活をしていたので余計辛かったのですが・・・

そう言えば、中学の時は学校全体で1週間の寒稽古が行われていたことも思い出しましたが、恐らく今はそんな行事も無いでしょうね。古き良き時代だったのでしょうか・・・

イチョウ並木

しかし、そもそも寒稽古を行う意味ってあるのでしょうか?

冷たい剣道着に着替えることすら拒みたいような寒い季節です。更に、冷たい床で裸足での稽古。全く楽しいことなんてありません。

海外のとある競技の偉い監督さんが寒稽古を見て、

外国人
ジャパニーズ!クレイジー!!

と言っていたとか言っていなかったとか・・・

というわけで、今日は剣道の寒稽古をする意味について考えてみたいと思います。はっきり言って、寒いの嫌いなんで、あんまり参加したくないんですけどね。(笑)
 

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寒稽古って何?武道に伝わる伝統?

寒稽古というと、こんなイメージでしょうか・・・

いやいや、剣道の寒稽古でここまでやってるところは無いと思います。ありますかね?

さて、寒稽古、寒稽古って言ってますが、寒稽古って一体何のことかというと、寒中の早朝に武道などの稽古を行うことです。

寒中?

寒中と言ってもいつのことなのか良くわからないと言う方が多いのではないでしょうか。寒中というのは、寒の入りから寒明け(立春)までのことです。つまり・・・

寒の入り
  • 二十四節季の一つ
  • 小寒
  • 1月5~6日頃

 

寒明け
  • 二十四節季の一つ
  • 立春
  • 2月4~5日頃
  • 大寒の終わり

 
ですから、寒稽古は1月5日頃から2月4日頃までの一年間で最も寒い時期の早朝に行う稽古ということになります。

雪うさぎ

近年では早朝に行わないケースもあるようですが、やはり早朝に行ってこそ寒稽古の意味があるのではないかと解釈しています。
 
では、どうしてそのように考えるのかということも含めて、剣道における寒稽古の本当の意味合いについて考えてみたいとおもいます。
 

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剣道の寒稽古の意味はあるの?

多くの剣道愛好家は、このように思っているのではないでしょうか。少なくとも私は思っています。

  • 寒いの嫌い!
  • 朝はゆっくり寝ていたい!

 
基本的に人というのは弱いものなので、易きに流れるという意味でも、寒い日の早朝なんて避けて通りたい道ですよね。私は比較的朝には強い方ですが、それでも早朝5時過ぎから稽古というのは考えただけでも辛いです。

早朝

そして、寒さにも弱いです。社会人になり、寒い武道場や体育館で冷たい剣道着に着替えるという機会が減ってきている(自宅から剣道着)ので、寒さにも耐えられるようにはなってきましたが、やはり寒いのは嫌いです。

本当に寒い時はどれだけ稽古をしても足の裏の冷たさは変わりませんよね。冷たいというより、痛いと言った方が正解かもしれません。

つまり、寒稽古に楽しさというのは存在しません。苦悩だけです。そして、剣道という競技の性質上、そんなに短期間で急激な技術的向上というのも望めません。

更に言うと、寒い時期なので、筋肉は硬直し、怪我の発生頻度も増加することが予測されますよね。

そのようなことを考えると、剣道で寒稽古をする意味は無いように思えますが、逆にそのような辛いことを乗り越えることで精神的に強く成長するのではないかと考えます。
 
考えてみれば、元々武道というのは生死を賭けた戦いをする為の武術から発展したものですよね。つまり、死を目の前にしても動じない精神力というのが必要だったわけです。

ですから、そういった武道の特性や歴史、文化を重んじるということにおいても、寒稽古というのは必要不可欠ではないかと考えます。

寒かったり、朝が早かったりという事だけで動じている場合ではありません。寒いことに打ち勝つ、朝早いことに打ち勝つ為の精神修業が寒稽古の本当の意味なのです。

素振り2

要するに、寒稽古というのは技術修得よりもむしろ精神力の養成に重きを置く日本古来からの稽古法であり、伝統を守るという意味もあります。
 

まとめ

今日は剣道における寒稽古の意味について考えてみました。学生時代には辛くて大嫌いだった寒稽古も大人になってみると良い思い出です。そして、大人になった今なら寒稽古に参加しても心から剣道を楽しめるのではないかと考えます。

ところで、寒稽古について調べていると大阪体育大学の名物寒稽古の紹介を発見しました。凄いですね。約2週間もの間、朝5時過ぎから7時半まで毎日開催されるらしいです。そして、参加者数も毎日200~300人というから更に驚きです。

そして、こう書かれていました。
 

やりきった者だけに
春は来る!!


 
きっと遠くから毎日参加される方も居られるのでしょう。しかも、土日だけではなく、平日も含まれていますので参加するだけでも大変だと思います。

これだけのことをやりきるっていうのは本当に凄いですね。

まぁ、私が誘われている寒稽古は1日だけの、半ばお遊びというかお祭りのような催し物なので楽しんできます!!

でも、ただのお祭りと思って参加するのではなく、きちんと寒稽古の意味を考え、少しでも精神的に成長するようにしたいものですね。

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