四段の壁・・・稽古63回目


昨夜は支部の稽古会。
夕方まで福井に居たので稽古には参加できないかと思ったのですが、遅刻しながらも参加することができました。

やっぱり剣道っていいですね。

色々なストレスや悩み事があっても、稽古の最中には完全に忘れて剣道に集中できます。

そんな中、昨日は審査ラビリンスのIさんとも稽古できました。しかし、稽古をしてみると、『やっぱり悩んでるな~』と気になったので、昇段審査で躓きやすい四段について考察してみたいと思います。四段審査は何故躓きやすいのでしょうか・・・

© タイトル:ブラックジャックによろしく 著作者名: 佐藤秀峰 サイト名: 漫画 on web URL: http://mangaonweb.com/

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そう、四段の審査にはちょっとした壁があると思うんですよね。僕も結構苦労しましたのでとても良くわかります。ですから、ちょっとヒントになればと思います。
 

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四段審査の壁ってな~~に~?

四段の審査って結構厳しいですよね。特に滋賀県は厳しいという話を聞いたことがあります。剣道雑誌に

青年A
滋賀県の四段審査が厳し過ぎる!!

と投稿されていたのも見たことがあります。僕も不合格の回数を重ねる度にわけがわからなくなり、もう剣道を辞めようとまで考えたことがありました。

でも、審査が厳しいというより、できていないから合格できないだけの話なんですよね。今となってはそう思います。当時はわかりませんでしたが。(笑)

それは、攻めから打突に至るプロセスだと思います。

昨日もIさんと稽古していて、

おっ!
なかなか良い攻めしてるね~!

とは思うのですが、そこからもうちょっとが足りないんですね。Iさん的には、

Iさん
頭ではわかってるんですけどね・・・

っていうことらしいのです。

というわけで、昨日のIさんの打突パターンを検証してみましょう。

パターン1
  1. Iさん・・・攻める
  2. 私・・・動かない
  3. Iさん・・・焦って打つ
  4. 私・・・応じ技の練習

 

パターン2
  1. Iさん・・・攻める
  2. 私・・・動かない
  3. Iさん・・・面打ってくる
  4. 私・・・避ける

 
まぁ、私が避けているという部分については未熟なので良くないとは思いますが、難しいのは相手が居るということですね。上記のパターンはやはり自分勝手に打っているイメージでしょう。

では、どうしたらよいのでしょうか・・・
 

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答えは・・・

攻めというのは非常に難しいですね。色々な攻めパターンがあります。しかし、私が考える攻めというのは相手を動かすことです。よく言われるのが

審査員
四段以上になると、相手を引き出すことが必要ですね。

ということです。相手を引き出す、つまり相手を動かす必要があるのです。

ですから、上のIさんのパターンでは、相手が動く前に打ちに行ってしまっているという状況ですね。この状況を打破するためには、相手が動く状況を作り出さなければならないと思います。

難しいですね。

では、どうやったら相手が動いてくれるのか・・・

その辺りは自分で色々工夫して試してみると良いと思います。あと1センチ、2センチ前に出る。右足を滑らして間を詰める。そう考えると、上の2番目のパターンの場合は非常に惜しいところまで来ていると思います。

ポイントは、相手が防御の姿勢に入ったという点ですね。防御をするということは、必ずができるということになります。正に打突の好機ということです。その打突の好機を作り出すことができているということになるのですが、問題はそこを打てないということ。

そこを打てるようになるには、タメ(溜め?)が必要です。剣道の打突は「攻め」「ため」「打突」と言われます。つまり、攻めと打突の間にほんの少しの時間的な間が必要なのです。

しかし、その時間的な間が長過ぎても逆に打突の好機を逃してしまうことになるので、ほんの一瞬の隙を見逃さずに打ち込めるようにしなければなりません。

頭ではわかっているけど、実際にやってみるとうまくいかないというのは、焦り過ぎてタメが無くなってしまっているからだと思います。難しいようですが、格下の人を相手すると心に余裕が持てるので意外と簡単にできるかもしれません。

一度コツを掴んでしまえば、簡単にできるようになると思いますので、是非体得してみてくださいね。そして、6月の審査で合格されることを期待しています。

四段審査に関してはこちらの記事も参考にどうぞ。
>>剣道の昇段審査は四段からが難しい?誰もがぶつかる壁をぶち破れ!!

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6 件のコメント

  • いつもTwitterで拝読しています。

    Iさんの打突パターン、見事に4段審査3連敗中の私に当てはまりました(^^;)
    特に先生方に稽古をつけて頂くとこのパターンから、当然ながら抜け出せません。

    先生いわく、審査では相手に稽古をつけてあげるくらいの心の余裕が必要とのことですが、それは自分より格下の相手だと落ち着いて相手の出方を見極められるのに似ていると思います。

    個人的な悩みとしては、打突パターンの#2の後、自分も攻めあぐねて待ってしまい、審査員に消極的、待ち剣に見えてしまうことです。このバランスを考えるたびにフリーズしてしまいます。

    • サンソンさん、コメントありがとうございます。
      四段審査は難しいですね。
      ちなみに、Iさんは見事壁を乗り越え、合格されました。

      さて、パターン2の後ですか。パターン2ということは相手が防御の体勢に入っているので確実にどこかに隙ができているのではないかと思います。面を避ければ小手、小手を避ければ面。逆胴でも何でもいいと思います。当たる、当たらないは関係なく、打突の好機に打つということが大切だと考えます。
      何とかフリーズしないように、あと半歩前に出てみてはどうでしょうか。言うは易し行うは難しですね。
      慣れるまではなかなかできないかもしれませんので、その場合は構えを崩さずにぐっと攻めて相手の反応を見るということをやってみてはどうでしょうか。相手が崩れるところを確認することで見えるものもあると思います。

      • アドバイスありがとうございます!

        返信遅れてしまいました。
        攻めて相手が動かない時、端的に言うと自分の攻めが弱いのでしょうね。
        アドバイスの通り、あと一押しぐっと攻める勇気を持って稽古に臨みたいと思います。

        • サンソンさん
          ちょっと非科学的な話で笑われるかもしれませんが・・・
          例えば「面を打つぞ!!」と強く念じると良いかもしれません。
          「面を打つぞ!面を打つぞ!面を打つぞ!!」
          という強い思いが気迫となり、相手に伝わるはずです。たぶん。
          その気持ちが大きければ大きい程、大きな気迫となるでしょう。
          これは八段の先生が仰っていたので、試しにやってみてください。

  • 連絡が遅れました。ようやく今回、四段の審査に合格させていただきました。(*^^*)

    紆余曲折でしたが、攻めについて考え(始め)させていただく機会を得たとおもいます。

    アドバイスありがとうございます!^_^

    • サンソンさん
      四段合格おめでとうございます。
      わざわざ連絡して頂き、ありがとうございます。こんなブログでも少しでもお役に立てたのなら幸いです。
      サンソンさんを見習って、もっと上を目指して精進したいと思います。

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    剣道錬士六段のしがないサラリーマン。
    子供と一緒に稽古をするのが唯一の楽しみです。