剣道の試合には「たすき」を付けることが必須ですよね。試合審判規則では正式名称が「目印」と表記されていますが、まだまだ「たすき」という名称の方が一般的に使われていると思います。
そんな「たすき」のつけ方、ちょっとややこしくないですか?
あれ??たすきのつけ方ってどうやったっけ?
実は私も中学の頃はたすきのつけ方がイマイチわからずに、本当に適当に付けていたのですが、何か他の団体と比べるとカッコ悪いということに気が付きました。
というわけで、今日は
剣道はたすきのつけ方で強そうに見える!?
というテーマを取り上げてみましょう。剣道は見た目と強さが比例すると言われます。正しい着装をするように、たすきもカッコ良いつけ方を覚えて試合に臨みましょう!
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カッコ良いたすきのつけ方は上から?下から?
たすきのつけ方については決まりはありません。全日本剣道連盟の試合審判規則には下のように書かれています。
試合者の目印は、全長70センチメートル、幅5センチメートルの赤および白の 2色とし、試合者の胴紐の交差する位置に二つ折りにして着ける。
ちなみに、韓国は赤と白ではなく、青と白のたすきなんだそうです。何だか気持ち悪いんですけど・・・
それはさておき、たすきの大きさについての記載や取り付ける位置についての記載はありますが、つけ方についての記載は「二つ折りにして」と書かれているだけ。つまり、
というのが正解。
でも、たすきのつけ方一つで見た目の印象が全然違ってくるので、どちらが良いのかという話ですよね。
では、早速たすきのつけ方について見てみましょう。こちらの動画がとても解り易かったです。英語なので何を言っているのかはわからないのですが、映像だけでも十分伝わりますね。
たすきのカッコ良いつけ方は後半の説明部分。説明する余地もないかもしれませんが、図解してみましょう。
手順は下の通りです。
- たすきを二つに折る
- 折った部分を胴紐に上から通す
- 袋部分に先端を入れる
- 形を整える
とっても簡単!!最初に上から通すということさえ覚えておけば、あとは簡単なのですが、すぐに忘れてしまうんですよね。
ところで、R君もあやふやなようでしたが、実は保護者さんからも
という質問をよく受けます。これも意外と知らない方が多いようですね。
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たすきのつけ方!赤と白、どっち?
トーナメント表を見て、自分が赤なのか白なのかというのがわからないと困りますよね。時々、試合者が両方同じ色のたすきを着けて試合しているという光景も目にします。そんなことにならないように注意しましょう。
トーナメント表は基本的に
- 左側が赤(右側が白)
- 上側が赤(下側が白)
- 番号の若い方が赤
と決まっています。そして、試合場では主審が正面に向かって立つので、正面に向かって右側が赤になります。
まとめ
今日は剣道の試合の時に必要なたすきのつけ方について取り上げてみました。もう一度記事を振り返ってみましょう。
たすきについては剣道の試合審判規則の中に大きさについては規格がありますが、つけ方については特に細かい決まりはありません。
しかし、見た目のかっこ良いたすきのつけ方というものがあります。その方法は次の通り。
- たすきを二つに折る
- 折った部分を胴紐に上から通す
- 袋部分に先端を入れる
- 形を整える
また、赤か白のどちらのたすきを着ければ良いかということについては、試合のトーナメント表を見て判断しましょう。トーナメント表の見方は、以下の通りです。
- 左側が赤(右側が白)
- 上側が赤(下側が白)
- 番号の若い方が赤
そして、試合場では主審が正面に向かって立つので、正面に向かって右側が赤になることも併せて覚えておきましょう。
試合の時に使うたすきは、いつも何となく着けているかもしれませんが、着ける時にはやっぱりかっこ良くしたいですよね。つけ方がかっこ良いと剣道が強そうに見えます。私も実力が伴うように努力します。(笑)
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