少し前の話なのですが、足の裏にできた魚の目に悩まされていたことがありました。剣道の稽古はおろか、歩くこともままならないような状況だったのですが・・・
稽古休むなんて珍しいですね。
あれって本当に痛いですよね。
実は、足の裏に魚の目ができ始めたのが2週間程前。魚の目ができたのは初めての経験だったので、何が起こっているのかもわからなかったのですが、余りの痛さに耐えかねて仕事の合間に病院へ行くことにしたのです。
しかしながら、病院に通って治療をして貰いましたが、全然良くなる気配がありません。ちなみに、治療方法は液体窒素で「冷凍凝結療法」で取り除くというものです。これが意外と痛い!!しかも、痛いのに効果無し!!
どうやらN尾氏も過去に同じような経験をしていたということを知り、ちょっと詳しく聞いてみたところ、
ということだったので、その方法を教えて貰うことにしました。
今日は、足にできた魚の目を自分で除去する方法について、自分の経験を元に書いてみたいと思います。果たして、2週間後の剣道大会に出場することができたのでしょうか・・・
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魚の目は治療薬で除去できる!?
ところで、魚の目って何なのでしょう?魚の目って良く聞きますが、何故できるのか、魚の目が何なのか、魚の目についての詳しいことというのは全く知りませんでした。そんな時に発見したのがこちらの動画です。
こちらの動画では魚の目の原因について詳しく説明されています。約2分の短い動画なので、是非ご覧ください。
魚の目とタコって基本的に同じ物だったのですね。タコができるのも一種の防衛本能。そして、魚の目ができるのも防衛本能なんだそうです。魚の目の目の部分は、皮膚呼吸ができるように穴が開くって言うから人間の体って、本当に不思議だと思いませんか?
剣道をしているとタコなんて色んなところに出来るから何とも思わないのですが、どうやら魚の目は神経を圧迫して痛みを伴うことが多いようです。そんな魚の目ができる原因として、靴が自分の足に合っていなかったり靴の中で足が滑ったりということがあるそうです。
どうやら私の足の裏にできた魚の目も靴が原因だったようです。
さて、とっても痛い魚の目ですが、N尾氏が自宅で除去できたというのは市販の薬ということでした。調べてみるとポピュラーな魚の目を治療する商品があることを知りました。有名なのは下の2つの商品です。
- スピール膏
- ウオノメコロリ
どちらも魚の目ができた足の裏の角質を柔らかくして取り除くという方法の薬です。スピール膏を楽天で検索してみると、500~700円程、ウオノメコロリは絆創膏タイプの物は300円前後で購入できますが、こちらの液体の商品は1700円以上もします。
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しかし、どうやら世の中は魚の目の薬と言えば絆創膏タイプの物が主流になってきているようです。確かにわざわざ薬を患部に塗る必要もありませんのでとっても楽ですよね。
絆創膏タイプの物は患部の大きさに合わせて商品のサイズも選べるようになっていましたが、どうやら私の足の裏の魚の目、ちょっと普通より大きいようで、その薬局で取り扱っている物では丁度良い大きさの物がありませんでした。
仕方が無く液体の薬を使用することに。ちょっと高価な薬ですが、病院に通う時間と労力を考えれば1700円というのは安価ですよね。これで本当に魚の目が除去できると良いのですが・・・
本当にこれで除去できるの?気になるのが魚の目を除去する成分ですよね?ちょっと見てみたら、
- 乳酸
- サリチル酸
という二つの成分が重要そう。乳酸って、運動している人なら良く聞く言葉かもしれませんが、魚の目に効果あるとは思えませんよね。それに、サリチル酸なんて言葉は聞いたこともありません。
気になることはすぐに調べる性質なので、早速調べてみることにしました。
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乳酸とサリチル酸の効果で角質を除去!
魚の目を除去する二つの成分、「乳酸」と「サリチル酸」って一体どんな物なのでしょうか?ちょっと調べてみました。
乳酸の特徴については下の通り。
- 保湿効果
- 角質の結びつきを緩める(角質軟化)
- 古くなった皮膚の再生
特に有名なのは1つ目の保湿効果ですが、足の裏の魚の目を除去するということに関して言えば、重要なのは2番目の角質軟化の効果です。
そして、聞いたことの無いサリチル酸については下のように書かれてありました。
- ウイルスやバクテリアなどに対する抵抗性を誘導する
- ハーブ系植物(カレー粉など)に多く含まれる
- 腐食作用がある
特に3番目に挙げた腐食作用が重要で、この作用がイボ取り薬の主成分とされています。つまり、イボ・タコ・魚の目を取る為に皮膚を腐食させる作用があるということですね。
乳酸とサリチル酸なら魚の目もイチコロかも!
そんな気にさせますよね。でも、そんなウオノメコロリにも一つだけ注意点がありました。それは、正常な皮膚に薬がつかないようにすることです。
角質を除去するのが目的なのですから、角質の薄い部分に薬が付着してしまうと、皮膚がヒリヒリしてしまいます。
ですから、やっぱりおすすめは絆創膏タイプですね。魚の目の大きさにもよるので、大きくなる前に気付くべきだったと深く反省。
魚の目ができないように予防しよう!
そして、約1週間の時を経て足の裏の魚の目が除去できました!!しかし、そんな私ですが・・・
魚の目の除去に成功だ~!!
と喜ぶのはまだ早かったのです。
実は、魚の目というのは再発する可能性が非常に高いのです。それは、魚の目ができる根本的な原因を取り除くことができていないから。
上の動画では魚の目の原因についての解説がありましたね。その原因をもう一度まとめてみましょう。
- 靴が合っていない
- 体の重心が偏っている
実は以前、剣道の稽古中に左足の小指を脱臼したことがあり、整形外科にお世話になったことがあるのですが、その時に初めて自分が偏平足だと指摘され、ショックを受けたことを覚えています。
どうやら、剣道を長く続けていると、足の甲のアーチが低くなり、偏平足になるのだとか。本当かどうかはわかりませんが、お医者さんが行ってるので、ある程度は信頼できる情報だと思います。
そして、足の甲のアーチと重心というのは非常に関係が深く、アーチの形が正常でなければ足の裏の一部分に重心が掛かることになります。
つまり、その部分にタコや魚の目ができ易いということですね。
ですから、足の裏に魚の目ができないようにするには、足の甲のアーチを正常に戻すことが第一なのです。そうすれば、魚の目ができて自分で除去するという必要もなくなるはず!
しかし、一旦偏平足になってしまった足を戻すことは困難ですよね?
そこで登場するのが靴の中敷き、インソールというやつです。インソールにも色々あります。100均でも売ってますが、それでは駄目。ちょっと高価なインソールを購入することをお勧めします。
土踏まずの部分がイイ感じに盛り上がってるインソールですね。薬局で取り扱ってるのが良いでしょう。スポーツ用品店にも色々ありますが、よくわからなかったので、私は薬局で購入しました。(笑)
それからは魚の目に悩まされることはなくなったので、やはり私の場合は偏平足が魚の目の大きな原因だったのかと考えています。
おわりに
足の裏の魚の目に悩まされること約3週間!!
最初の内は騙し騙し剣道の稽古を続けていたのですが、それも良くなかったのかもしれません。剣道で重要な足さばきと言えばすり足と踏み込み足です。これってどう考えても足の裏に凄い負担を掛けてますよね。
実は魚の目ができ始めた頃、通常踏み込み足で行う打ち込み動作をすり足でやっていたのですが、やっぱり難しかったですね。小学生の低学年相手ならなんとか対応できますが、高学年になってくると厳しいです。
そして、魚の目が酷くなり、稽古もお預け状態に・・・
結局、それから2週間後の剣道大会には出場することができたのですが、結果は散々なものでした。そりゃそうです。素振りだけはしていましたが、やはり重要なのは足。稽古不足を感じる結果となりました。
では、二度とそのような事態に陥らない為にも、もう一度足の裏にできた魚の目の除去の方法をおさらいしておきましょう。
- 市販の魚の目治療薬が皮膚科よりも私には合った
- 市販の魚の目治療薬は絆創膏タイプと液体タイプがある
- 絆創膏タイプは安価で手軽
- 大きな魚の目には液体がおすすめ
- 再発を免れる為に原因を取り除き予防すべし
- 予防には靴の中敷き(インソール)が効果的
私は男なので踵の高い靴を履くことはありませんが、ハイヒールなんかも足の裏には相当な負担を掛けているように思いますので、女性の方は特に気を付けましょう。足の裏が痛いというのはとっても辛いです。剣道だけではなく、日常生活にも支障を来すほど。
足の裏の魚の目はしっかり予防をしましょう!
そして、できてしまった魚の目は早期治療、早期除去をすることを強くおすすめします。
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