実は、ここ最近アキレス腱の痛みに悩まされています。
朝だけ痛いの?
昼間は痛みも和らいでるけど、やっぱりちょっと痛い。何やろ?
年齢を考えずに剣道の稽古し過ぎなんやて。
そんな感じで、ずっと放置しているアキレス腱の痛み。素人考えですが、アキレス腱の痛みがある時って、稽古してもアキレス腱が断裂することはないと思っています。
剣道と言えば、アキレス腱断裂する人が凄く多いイメージですよね。でも、アキレス腱断裂した人と話してみると・・・
と、皆が口をそろえて言うのです。
つまり、常に調子が悪い私の場合はアキレス腱を断裂することは無いだろうと・・・とは言え、この痛みは一体何なのでしょうか?
というわけで、今日はアキレス腱の痛みの原因について調べてみました。まずは原因を知るところから始めたいと思います。
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アキレス腱の痛みの原因はやはり使い過ぎだった!?
アキレス腱の痛みについて調べてみると、次の二つの内のどちらかだということがわかりました。
- アキレス腱炎
- アキレス腱周囲炎
アキレス腱の痛みについては多くの人が悩みを抱えているらしく、YouTubeにはかなりの動画がありました。その中で簡単なストレッチの動画を見つけましたのでご覧ください。
私も今日から稽古前にやってみようと思っていますが・・・今更遅い???
ところで、アキレス腱炎とアキレス腱周囲炎は違う症状なのですが、はっきりと区分することができないそうで、もしかすると両方の症状が起きているかもしれません。
では、アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎というのは一体どのような症状なのでしょうか?原因と共に見ていきましょう。
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アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎の症状
アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎の症状は単にアキレス腱付近が痛いというものだと思っていました。
その内治るでしょ?
単なる炎症って何でしょう?知識の無さが窺えますね。恥ずかしい限りです。
実はアキレス腱炎というのは、アキレス腱が小さな断裂を起こしているという状態。そして、アキレス腱周囲炎というのは、アキレス腱に栄養を供給するパレテノンの障害のこと。
この二つは原因と改善方法が同じなので、特に区別されないようです。
さて、アキレス腱の痛みと言っても、大したことないからと言って軽く考えていましたが、まさかアキレス腱が微細断裂していたとはびっくりです。そして、このまま放置しておくと、アキレス腱断裂や肉離れを引き起こす恐れもあるということを知り、かなり衝撃を受けました。
怖いですね。
では、アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎はどういったことが原因で起こるのでしょうか?
アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎の原因は何?
アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎の原因を一言で言うなら・・・
この一言に尽きます。
自覚有りですね。私の場合、アキレス腱が痛いのは左足だけ。つまり、剣道で言うと蹴り足ですね。そんなに跳んでないのですが、やっぱりそれなりに跳んでいるのかもしれません。
良く考えれば体重も学生時代より10kgくらい増量してるし、明らかに筋力は衰えてるし。知らず知らずの内に左足に大きな負担を掛けてるということですね。
剣道だけではなく、中高年のウォーキングをしている人や市民ランナーにも非常に多いそうです。ポイントは中高年というところ。
そうです、単にアキレス腱の使い過ぎというわけではなく、加齢ということも原因の一つだったのです。
アキレス腱の加齢変化
加齢によって体には色々な変化が起こっていますよね。ちなみに、私は年々筋肉が硬くなってきていることを実感しています。元々硬い体質なのに、最近は本当に硬くて大変なのです。
同じように、アキレス腱も加齢によって変化していることを知っていますか?
実は、アキレス腱は主にコラーゲン線維からできています。コラーゲンと言えば美容には欠かせない成分ですよね。でも、そのコラーゲンも加齢によって減ってしまいます。
つまり、アキレス腱は加齢により柔軟性がなくなり、固くなります。
硬くなったアキレス腱に無理な負荷を掛けていませんか?では、少しでもアキレス腱に無理な負担を掛けないようにするにはどうすれば良いでしょうか?
アキレスの痛みを予防するには?
アキレス腱の痛みを予防するのにオススメグッズがあります。
ずばり、アキレス腱用のサポーターです。
時々、稽古前に着用されているのを見たことがありますよね?実は、私はサポーターというもの自体を使用したことがなく、
ってずっと思っていたのですが、脹脛の肉離れを経験してからは考えが変わりました。今では、すっかり。
という考えですね。多少の締め付け感はあるのですが、それ以上に動作をサポートしてくれる感触があります。
と、言ってもまだアキレス腱用のサポーターについては使用したことがないので、早速注文して使用してみようと思っていますが・・・
しかし、どこの武道具店でも定番商品なので、それだけ剣道愛好家に必要なアイテムなのでしょうね。これでアキレス腱の痛みも少しは楽になるかもしれません。
ところで、アキレス腱の名前の由来を知っていますか?マメ知識として覚えておくとちょっと自慢できるかも。(笑)
アキレス腱の名前の由来
アキレス腱の名前の由来を友人から聞いたのですが、調べてみたらちょっと違ったようです。
友人からは、
って聞いのですが・・・
本当の由来はこうでした。
アキレスはギリシャ神話の英雄「アキレウス」のラテン語名です。ステュクス河というところに肉体を浸けると不死身になるということで、アキレウスの母がアキレウスを川に浸けて不死身の体を得ることができました。
しかし、そのお母さんがアキレウスの踵部分を手で持っていた為に、その部分だけが不死身にならずに生身のままで残ってしまいました。
そして、その部分がアキレウスの唯一の弱点となり、最後は敵にその弱点を攻撃され命を落としたと言われています。
こんな風に聞くと、
って思ってしまっていたのですが、実は人体で最も強く最大の腱なんだそうです。ちょっと意外ですよね。
まとめ
今日はアキレス腱の痛みの原因などについて記事にしてみました。もう一度、簡単に記事を振り返ってみたいと思います。
アキレス腱の痛みは下の二つだということがわかりました。
- アキレス腱炎
- アキレス腱周囲炎
アキレス腱炎もアキレス腱周囲炎も基本的に同じ原因、同じ対処法ということで、特に分類されることはありません。その主な原因としては、アキレス腱の使い過ぎと加齢による変化です。
私のように、四十歳を過ぎて加齢というスパイスが加わった人間が週に4回も5回も剣道の稽古をしているというのは、やはりちょっと無理し過ぎなのかもしれませんね。
そんなアキレス腱の痛みの予防策としては、下の2点がおすすめです。
- 十分なストレッチ
- サポーターの使用
ちなみに、朝が痛いというのもアキレス腱炎の特徴です。初期症状では朝や運動直後に痛みを感じ、症状が進行するに従い、痛みが慢性化します。
ですから、私の痛みはまだ初期症状に近いところかと思っていますが、今の内に何とか治したいところですよね。かと言って、稽古を休む勇気はありません。(笑)どうしたものでしょうか。
そして、アキレス腱炎はただの炎症だと思ったら大間違い!アキレス腱の微細断裂なのです。そのまま放置し続けたらいつかはアキレス腱断裂か肉離れを起こすことになるでしょう。
剣道の稽古は歳相応の無理しない程度にしておきましょう!!
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