昨日の昇段審査の会場にて、
とりあえず家に電話して「持って来て」って言うわ・・・
なんてことがあったようです。剣道の防具一式を忘れることっていうのはあんまり無いとは思うのですが、他の小物類はよく忘れ物しますよね。
実は私も稽古に行くのに剣道着を忘れたなんてことは何度も経験していますし、貸した経験も二度あります。先日の京都大会に向かう道中でも、
甲手入れたかな?
なんて思って途中のコンビニで荷物を再確認したなんてこともありました。
というわけで、今日は
忘れ物を防止する良い方法があったら教えて!
というテーマを取り上げてみましょう。剣道の審査会場や大会会場で忘れ物に気が付くなんて最悪な事態を少しでも減らすようにしたいものですね。
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忘れ物を防止する方法はとっても簡単!
私自身は忘れ物が多い方ではありませんが、何だかんだと忘れ物はしていますね。特に稽古の時に剣道着を忘れたりすると、取りに帰っている間に稽古が終わってしまいます。
精神的にも凹みますし、本来得るはずの物は何も得ることができません。本当に時間の無駄遣いということになりますよね。では、忘れ物をしない方法ってあるのでしょうか?
やはり100%忘れ物を防止するということは不可能なのです。なぜなら、人間の脳は忘れるようにできているからです。
人間の脳は1時間で56%、一日経過すると74%ものことを忘れてしまうのだそうです。ちょっとびっくりですよね。
つまり、勉強もそうですが、忘れ物ということに関しても脳にだけ頼っていると忘れる可能性は絶対にゼロにはならないということになります。
では、どうすれば良いのでしょうか?私が考えたのは次の二つの方法です。
- チェックリストを作る
- 指差し呼称をする
それぞれをもう少し詳しく見ていきましょう。
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チェックリストを作れば忘れ物はしない!
こちらの書籍でチェックリストの重要性が書かれていました。
それによると、
- 人間の記憶力と注力の危うさ
- 手順を省く誘惑
という2つの要因を無くす為にもチェックリストを使うべきだということです。納得ですよね。私はめんどくさがりなので、ついつい手順を省きたくなります。これではいけません。
そう考えると、チェックリストを作ってチェックするのが確実な方法のように思えます。小学校の修学旅行のしおりには必ず先生が作ったチェックリストが入っていますよね。
あれです。あれを作りましょう。
剣道の持ち物のチェックリストはとっても簡単なように思いますが・・・
- 防具一式
- 面
- 甲手(左右)
- 胴
- 垂
- 名札(垂ネーム)
- 剣道着
- 袴
- 手拭い
- サポーター
- 目印(タスキ)
- 竹刀
- 木刀
- その他
実際に項目を挙げてみると意外と持ち物が多いということに気が付きます。最低限これだけの物を持って行かなければならないので、手順を省いて感覚だけで準備をするというのも問題があるかもしれません。
大事な大会で忘れ物をしないようにということで、チェックリストを作ってみました。よかったらダウンロードして使用してくださいって書こうと思ったのですが、やっぱりやめておきます(笑)
チェックリストは自分で作らなければ意味が無いと書かれているサイトもありましたので、是非、あなた自身で作ってくださいね。
では、次に「指差し呼称」について見ていきましょう。
指差し呼称のススメ
あなたは指差し呼称をしている人を見たことがありますか?実は殆どの人は見たことがあるのではないでしょうか。それは、電車に乗る時です。
そう、車掌さんは列車の発車前に必ず指を差し、「○○ヨシッ!」なんて確認をされてますよね。あれが指差し呼称というものです。
実は、多くの企業(特に工場や医療現場)では指差し呼称を推奨されています。
どうしてこんなことを推奨されているのかと言うと・・・
- 指差し呼称をすることで間違いがなくなるから
なのです。このことに関しては多くの研究者が研究され、企業内での間違いを無くすということに関してかなりの成果をあげられているということなのです。
そして、指差し呼称を行うメリットは間違いが減るということだけではありません。実は、指さし呼称をしたことで、きちんと確認したということを記憶することができるのです。
つまり、
甲手入れたかな?
という不安を払拭することもできるということなのです。
指差し呼称はとっても簡単でとっても効果があるので、是非取り入れてみましょう。ちょっと恥ずかしいという思いもあるかもしれませんが、ゲーム感覚で行えば良いのではないでしょうか。
家を出る時の施錠確認や電気・ガスの確認などにも是非応用してみてください。
まとめ
今日は忘れ物を防止する方法ということについて考えてみました。剣道の昇段審査や大会で必ず誰かは忘れ物をしたりってことがありますよね。
忘れ物をするとそれだけで焦ってしまい、精神的に追い込まれてしまうこともあります。つまり、忘れ物をすることで、結果的に立ち会いにも影響を及ぼすことになります。そうならない為にも、忘れ物を防止したいものですよね。
では、もう一度、忘れ物を防止する方法についてまとめてみましょう。
私が推奨するのは、以下の2点。
- チェックリストを作る
- 指差し呼称をする
是非取り入れてみてください。剣道の防具や剣道着って、なかなか人に借りることは難しいですよね。竹刀や木刀なら使わない人から借りたり、予備の物を借りたりということができます。
しかし、剣道着や防具となるとどうでしょうか。甲手一つを取ってみても、なかなか予備の甲手を持っている人は居ないでしょう。
しかし、そういう子も居るのは事実なので、遠くに遠征に行く時には、私は見ている立場だったとしても防具一式を持って行こうかと考えさせられました。
私の場合、時々剣道着を持って行くのを忘れるのですが、それは思い込みなんですよね。思い込みを無くすためにも、指差し呼称をしていきたいと思います。
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