日本は紐の文化が色濃く残っていますよね。特に、剣道の稽古をしようと思ったら何か所も紐を結ばなければなりませんが、最近は蝶結びのやり方がわからない子供が多いようです。
中学生にもなって?小学校の低学年の子供ならまだわかるけど・・・
そうなんです。日本は紐を結ぶ文化だと思っていたのですが、どうやら最近の子供達は紐を結ぶ機会が殆ど無いらしく、そうなると当然蝶結びのやり方なんて知らないんですね。
しかし、剣道をしていると、蝶結びだけではありませんが、非常に多くの紐を使います。例えば、
- 剣道着×2箇所
- 袴×2箇所
- 垂
- 胴×3箇所
- 面
と、これだけで9箇所です。他にも竹刀袋なんかにも紐はあります。ちなみに、ちょっと特殊ですが、私の鍔止めも紐で固定するタイプなんですね。ですから、剣道をするにあたり、蝶結びができないと苦労するということになります。
というわけで、今日は
蝶結びのやり方を子供にもわかるように解説!
というテーマを取り上げてみたいと思います。蝶結びができないからって理由で剣道から心が離れてしまわないように、子供にもわかるように蝶結びのやり方を解説してみたいと思います。
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蝶結びのやり方は簡単!4つのステップで正しく結ぼう!
まずは蝶結びのやり方を動画で見てみましょう。剣道で一番難しいのは面紐の結び方ではないでしょうか。いくつか動画があったのですが、今日も東山堂さんの動画にお世話になります。
蝶結びは簡単なことのように思えますが、やり方を説明するのは意外と難しいですね。手順を言葉で表すと下のようになります。
- 左から出ている紐を右の紐の上を通り下から上へくぐらせ、上下にひっぱる
- その時点で下にある紐でループを作る
- 上の紐をループの手前に回し中心を巻く
- 回したところにループを作ってくぐらせる
言葉だけでは非常に解り難いので、折り紙を使って説明しましょう。
まずは上の画像のように二本の紐をクロスさせたところからスタートします。折り紙で示していますが、紐だと思って見てください。
左から出ている紐を右の紐の上を通り下から上へくぐらせ、そのままギュッと上下にひっぱる
その時点で下にある紐でループを作る
下側(この場合はオレンジ色)にある紐でループを作ります。
上の紐をループの手前に回し中心を巻く
上(この場合は緑色)の紐を上から下に回します。
この時、下から上に無理に回そうとすると、最終的に縦結びになってしまいますので、流れに逆らわないように回すようにしましょう。
回したところにループを作ってくぐらせる
先程上から下に回してきた紐(この場合は緑色)で、更にループを作ります。そして、そのループをオレンジのループの下に差し込んでくぐらせます。
これで蝶結びは完成です。あとは、解けないようにループを引っ張って強く縛るようにすればOK。とっても簡単ですね。
まとめ
今日は蝶結びのやり方を子供にもわかるように頑張って解説してみました。あなたも蝶結びができるようになったでしょうか?
では、もう一度記事を振り返ってみましょう。
蝶結びのやり方は下の手順です。
- 左から出ている紐を右の紐の上を通り下から上へくぐらせ、上下にひっぱる
- その時点で下にある紐でループを作る
- 上の紐をループの手前に回し中心を巻く
- 回したところにループを作ってくぐらせる
とっても簡単。子供にも分かり易いのではないでしょうか?小さいお子さんで、紐を結ぶのが苦手という子は沢山いると思いますが、そういう場合は、上の動画でもあったように左右で違う色の紐を使用して蝶結びの練習をするのがおすすめです。また、縦結びにならない為には、流れに逆らわないように結のがコツですね。
そして、やはり一番難しいのが後ろで結ぶという点ではないでしょうか。面紐・胴紐は特に後ろで蝶結びをしなければならないので、非常に難しいですよね。
ですから、そういう時は十分に前で結ぶ練習をしてから後ろでの蝶結びに挑戦してみるのが良いのではないでしょうか?面紐の蝶結びができるようになれば、素早く着けられるように練習をしましょう。こちらの記事が参考になると思います。
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