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ガッツポーズは禁止?スポーツ界全体の対応を見てみよう!


ガッツポーズについて考える
ガッツポーズについて考える

未だに良く質問されるのが、

剣道ってガッツポーズ禁止なんですよね?

ガッツポーズは禁止ですね。試合で一本取った後にガッツポーズをしたら取り消しです。

剣道って厳しい世界なんですね。嬉しかったら自然にガッツポーズしてしまいますよね?

自然に出たとしても駄目ですね。でも、最近はスポーツ界全体がそういう流れになってきてますよね。

えっ!?そうなんですか?そう言えばニュースでも時々出てますね。

今までは気にしていなかっただけなのかもしれませんが、最近はスポーツニュースでもガッツポーズについて取り上げられることが多くなってきたように感じています。

今日も、Yahooニュースを読んでいると、甲子園でガッツポーズをして注意されている選手についての記事が掲載されていました。

スポーツにおけるガッツポーズ

スポーツにおいてガッツポーズは禁止の傾向?

というわけで、今日は
 
ガッツポーズは禁止の風潮!?スポーツ界の流れを考えてみよう!
 
ということについて取り上げてみたいと思います。剣道をしている人にとっては当たり前のことのように感じるのですが、どうやら他のスポーツに携わっている方にとってはそうでもないようです。
 

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剣道でガッツポーズを禁止している理由!他のスポーツも同じ?

実は、剣道の試合審判規則においては、『ガッツポーズは禁止』とは明確に表現されていません。ガッツポーズが禁止という認識になっているだけなのです。該当する反則行為としては、『非礼な言動をする』という部分。

つまり、剣道は礼儀作法を重んじるという部分で、試合規則としては反則扱いになります。

じゃあ、試合以外の場でならガッツポーズしても良いの?

という疑問が湧くかもしれませんが、稽古中でも同様でしょう。反則ではありませんが、あなたが何を学ぶために剣道をしているのかという基本的な部分を考えれば、自ずと答えは出るのではないでしょうか。

以前、柔道のガッツポーズについてこちらの記事で取り上げたことがありました。

剣道は礼が大切!その意味を今一度考え直してみよう!
昇段審査前のとある稽古で中学生のA香さんからの質問にちょっと困りました。 中学生ともなると、なかなか鋭い質問をしますよね。頭の中では何となくわかっていることでもなかなか言葉を繋ぎ合わせてうまくまとめることができませんでした...

この記事を書いた当時は柔道の試合でガッツポーズをしている人に対する罰則などはありませんでしたが、その後リオ五輪でガッツポーズをしなかった大野選手が称賛されていたことで脚光を浴びていましたね。

大野選手はその後のインタビューで「相手がいますから。しっかりと冷静に礼をして降りようと」と答えていたように、実は柔道も礼儀を重んじているのです。

では、他のスポーツについてはどうでしょうか?

最近話題になったニュースでは、

  • 卓球:水谷選手のガッツポーズへの批判
  • 柔道:橋本のガッツポーズに井上監督苦笑
  • 野球:甲子園のガッツポーズに注意

 
あたりでしょうか。調べてみると意外と少なくてびっくり!バドミントンについてもニュースで取り上げられていた記憶がありますが、見付かりませんでした。

卓球でのガッツポーズはルール違反ではなくマナー違反だった!

卓球のガッツポーズはマナー違反

卓球のガッツポーズはルール違反?

卓球ではルール違反というより、世界的にマナー違反ということになっているようですね。卓球はマナーが結構厳しいというのか、色々とあるようです。

卓球の水谷選手に関しては元プロ野球選手の張本氏が批判したことで、張本氏の昔のガッツポーズ画像なんかが出回って逆に批判されたりして炎上したようです。

では、野球ではガッツポーズに関して何かの決まりがあるのでしょうか?
 

メジャーリーグではガッツポーズは禁止されている?

前述したように、野球界でもガッツポーズは注意されるようになってきています。実は、メジャーリーグでもガッツポーズが禁止されているという話を聞くことがあるのですが、それにしては注意程度に留まっているので不思議ではないですか?

先程の記事を読んでも

「必要以上のガッツポーズをしないように。」

と書かれているだけです。禁止という感じではありませんよね。どうやら、野球に関しても明確には決められていないようなのです。

野球では過度のガッツポーズはマナー違反

野球では過度のガッツポーズはマナー違反

メジャーリーグでは、侮辱になる行為は良くないとされているのですが、難しいのが次の点です。

  • ガッツポーズが相手の侮辱に相当するのか
  • どういう行為がガッツポーズに相当するのか

剣道に置き換えてみた場合、少しそれらしいポーズをした程度でも明らかに非礼な行為ではあるものの、アメリカのスポーツ文化という点においては曖昧な部分のようです。

ですから、今回の甲子園での出来事のように、『必要以上のガッツポーズ』という表現になったのでしょう。逆に言うと、多少の喜びを表す分には全く問題が無いということになります。

実は、野球に関してはファンの間でもガッツポーズに関する認識は分かれるようです。

スポーツにおけるガッツポーズ!あなたは肯定派?それとも否定派?

少し前のデータですが、野球に関するガッツポーズについてのアンケート結果がありました。それによると、

プロ野球のガッツポーズ
  • ガッツポーズ肯定派:86.5%
  • ガッツポーズ否定派:13.5%

 
と、圧倒的に肯定派が多かったようです。

ガッツポーズ肯定派が大多数

ガッツポーズ肯定派が大多数

肯定的な方の意見では、

  • 相手を侮辱したり威嚇するものでない
  • 選手が思いを全身で表現するのは何の異議もない
  • 相手の敗北を喜ぶことではない

などがありました。

確かに、相手を侮辱するという表現ではないかもしれません。野球というスポーツはアメリカの文化なので、文化の違いという部分において仕方がないのでしょう。

それに、何もかも禁止してしまうことでプロスポーツとしては成り立たなくなってしまう可能性もありますよね。スポーツは応援して、見て楽しむもの。相手の良いプレーを称賛することもあれば、味方のプレーで喜びを表すこともあるでしょう。
 

まとめ

今日は色々なスポーツにおいて、ガッツポーズが禁止される傾向にあるということについて考えてみました。

ガッツポーズをする外国人

ガッツポーズをする外国人

テニスやサッカーなどは喜びを表現するものがガッツポーズどころではないという感じですが、それを批判するという人はおられませんよね。主に規制されているのは野球・卓球です。

しかし、野球や卓球でもルール上で明確に禁止されているわけではなく、マナーとして必要以上に喜びを表現してはならないということのようです。

また、ガッツポーズと言っても、相手を侮辱するものとして一括りにしてしまうのではなく、自分を鼓舞するものでもあるのかもしれません。そう考えると、剣道において大きな声を出すのと同等なのでしょうか。

ちなみに、王貞治選手は現役時代に自分が記録を塗り替えた時だけガッツポーズをしたと言われています。凄く好感が持てますよね。

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