そんな、素人やから無理ですよ~~。
そんなわけで急遽スポ少の剣道大会の撮影係に任命されてしまったのです。勿論、審判の合間に剣道の試合の写真を撮ってほしいということですね。大忙しですよ。
しかも、写真撮るのは好きな方ですが、人様にお見せするようなレベルではありませんし・・・でも、もう断れないので剣道写真の撮り方を少しでも勉強するしかありません。
剣道の写真の撮り方って凄く難しいですよね。でも、撮り方を調べてたら・・・
って思えてきたので、今日は
剣道の写真の撮り方のコツ
ということについて書いてみたいと思います。お子さんが剣道をしているシーンを写真に残したいですよね。是非挑戦してみてください。
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暗い会場での剣道写真はISO感度を上げよう!
コンパクトデジカメやスマートフォンで剣道の写真撮影に挑戦されたことは誰しもあるのではないかと思いますが、なかなか良い写真って撮れないですよね。
その理由は剣道という競技が特殊だからかもしれません。剣道には上手く撮影できない3つの理由がありました。
- 剣道の試合会場が暗い
- 動きが速い
- 近くから撮影できない
会場が暗いということは写真撮影をするときにどうしてもシャッタースピードが遅くなります。シャッタースピードが遅いのに競技者の動きは目で見えない程の速さなのです。
しかも、遠くからしか撮影ができないからピント合わせも難しいという状態。
って思ってしまいます。ちなみに、私が愛用しているカメラは娘の七五三の撮影にと思って購入した【 EOS Kiss Degital N 】です。かなり前の機種で、見た目はもうボロボロ。
でも、そんな古い機種でも撮り方を工夫すれば剣道の写真も撮影ができることがわかりました。さすがにプロのように綺麗には撮れませんが、素人なので許して貰いましょう。
私がスポ少の剣道大会で実際に撮影した写真がこちらです。
- 絞り値・・・f/5.6
- 露出時間・・・1/30秒
- ISO速度・・・ISO-800
- 焦点距離・・・55mm
ちょっぴりピンボケのようにも思えますが、素人なので・・・(笑)シャッタースピードはどうしてもこのくらいが限界のようです。よって、竹刀の動きは流し撮りのようになってしまいますがそこは諦めましょう。
撮影のポイントはISO感度です。ISO感度を上げればシャッタースピードを速くすることができます。但し、ISO感度を上げるということはノイズが増えるということなのです。つまり、画質面ではある程度の妥協が必要ということになります。
要するにシャッタースピードと画質の妥協点を見出すというのが剣道写真の撮り方のポイントになってくるでしょう。
つまり、剣道写真の撮り方のコツはこういうことです。
- ISO感度を上げる
- 絞り優先設定で絞り開放
- 連写!!
では、具体的な撮り方を見ていきましょう。
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安物レンズでベストショットを!!
私の持っているカメラはデジタル一眼レフですが、かなり古い機種になります。大衆向けに発売された初期型に近いくらいですね。しかも、レンズも【 シグマ55-200mm F4-F5.6 】という本当に安物のレンズ。価格を調べてみたら、6,000円代で買えるみたいです。
シャッタースピードを速くするには、大口径のレンズを使えば良いのですが、大口径のレンズって高くて買えませんよね。同じくらいのズーム域でF2.8のレンズだと10万円くらいするようです。う~~ん、欲しいけど手が出ない・・・
というわけで、安物のレンズしか持っていないので、ISO感度を上げるしか方法がないわけですね。ちなみに、私のカメラは古いのでISO感度は1600までしか上げられません。しかも、ISO1600まで上げると画質がかなり汚くて実用的ではありません。
最近のカメラならISO感度は25600なんて設定ができるんですね。びっくりです。つまり、そこまで上げても実用レベルということなのでしょう。技術の進歩は凄まじいですね。
最近のカメラをお持ちの方は是非ISO感度をもっと上げて撮影してみてください。私のカメラはISO800までが実用レベルのように感じていますので、ISO800で撮影しています。
F値は最小設定を!
古い機種・安いレンズなのでかなり制限がある中での撮影となりますが、やはりそんな中でもレンズの機能は最大限に利用したいですよね。ですから私は絞り優先(AV)設定にして、絞り値を最小値にしての撮影をしています。
つまり、200mmにズームすると、F値は5.6ですね。ちなみに、F値が小さくなればなるほどピントの合う範囲が狭くなり、シャッタースピードは速くなります。そして、背景もボケるのでとっても綺麗な写真が撮れるのですが・・・
動きの速い剣道でピントの合う範囲が狭いというのはかなり撮影を難しくしてしまっていますね。もう、一度ピントを合わせたら暫くシャッター半押し状態で待機するしかありません。
さぁ、撮影の準備が整ったらいよいよ撮影です。
とにかく沢山撮影しよう!!
最近はデジカメですよね。当然ですか・・・デジカメっていいですよね。何枚撮影してもフィルム代も現像代もタダですから。ですから、失敗を恐れずにどんどん撮影してしまえばいいわけです。
できれば、一枚一枚確認せずに、連写機能なんかを使ってどんどん撮影した方が良いですね。
剣道の競技者としてある程度の経験があると、試合者が打つタイミングというのはある程度わかるはずなのですが・・・なかなか思うようには打ってくれなかったり、打っても一本になる打突ってなかなかなかったり。
かなり難しいですよね。だから、とにかく沢山撮影することが一番だと思います。沢山撮影したら、その内の何枚かは良い感じの写真があるはずです。下手な鉄砲も数打ちゃ当たる方式ですね。
まとめ
剣道の写真の撮り方についてまとめてみましたがいかがでしたか?何せ素人なので、このくらいが限界です。撮影機材も本当に貧乏人の素人機材ですし。
では、もう一度おさらいしておきましょう。
剣道の写真を撮るのは非常に難しいですね。その理由は以下の通りです。
- 剣道の試合会場が暗い
- 動きが速い
- 近くから撮影できない
会場が暗くてシャッタースピードが上げられない状態なのに、被写体の動きが速過ぎて捕えられないという状況ですね。しかも、近くで撮影することが非常に難しいという悪条件が重なってしまいます。
そんな悪条件の中でも撮影するポイントとしては、ISO感度を上げてシャッタースピードを稼ぐというところです。撮り方のコツは以下の通りです。
- ISO感度を上げる
- 絞り優先設定で絞り開放
- 連写!!
とにかく沢山撮影することが一番の成功の秘訣!!
まずはシャッターを切ることが大事ですね。何事も挑戦です。デジカメなら撮影に失敗しても何度でもやり直せますので、遠慮せずにどんどん撮りましょう。
ちょっと撮り方を工夫するだけで、あなただけのベストショットが出来上がります。ちなみに、ピンボケ写真でもスライドショーなんかにすると動きのある写真に見えますので、おすすめですよ。
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